7月から、指定ごみ袋制度が本格的に開始したことは皆様ご存知の通り。
これについて「そもそも、ごみ減量に結びつくと思えない」「こんなことしなくても、うちはきちんと分別している!」「そもそもプラを分別することに意味があると思えない...」等々、否定的なご意見も複数頂いておりました。
というわけで、まずは2022年7月と2021年7月のごみ種別ごとの排出量を比較しました。
まず可燃ごみは前年比18.9%の減少。
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対して、その他プラは64.4%増と大幅な増加。
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ペットボトルも28%増と、その他プラほどではないにしても明らかに大幅に増えています。
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また資源A・Bについても15.7%増と一定の増加を示していますね。
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一方で、不燃ごみの総量は減っているのが、よく分からないところではあるんですよね。
他の傾向を見る限り、これだって分別が進んで増えそうなものなのに、前年比9.2%減となっているのは不思議...
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とは言うものの現段階での実績を見る限り、これまで「全部もやすごみにつっこんでしまえ!」となっていたごみの分別は一定進んだものと思われます。
そういう意味で、この施策には大きな効果があったものと言えるかと。
ちなみに、上を合計したゴミの排出量は前年比13.9%減。
(なお事業系可燃ごみも11%減と、大幅に減っています。)
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指定ごみ袋の導入は、ごみ総量の削減と分別の推進を目的としたものであり、この結果は喜ばしいもの。
ただ所管部署としても、ごみ全体の量が一気に減ったことについては「イマイチその原因をつかみかねている...」というのが正直なところのようです。
ここらへん今後の実績を拾っていくと共に、更なる検証が必要なところでしょうね。
あと今後、更にその他プラ・ペットボトルの分別が進み、総量が増えるなら、ごみの回収頻度についても議論するべきでは???と思ったりもします。
「令和8年度にはペットボトルの回収頻度を週1回に増やす!」という話もありますが、その時期を早めることや内容も含めて見直す必要もあるのかも???
いずれにしても、この件、今後も継続してみていきたいと思います。
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令和8年度から分別区分・収集回数が変わります!@西宮市HP
というわけで、今日のブログは、このへんで。。
それでは失礼いたします。
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