今夜は、クリスマスに完全に背を向けて、
会社員時代の同期の男3人でホルモン攻撃のため、三宮に出撃!
ガッツリ食べるぞ~。
と、そんなどうでもいい情報はさておき、
大分と落ち着いてきた感じの標題の件の続きをば。
では早速、はじめます。
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【質問②】
今回の事件が発生したうえ、長年に亘って放置されてきた原因について、
どう考えているのか?
また、関係者に対する処分は、どのような方針で行おうと考えているのか?
↓
【答弁②】
今回の件は、職員が児童の給食を配食したあとの残りを食べたということ、
さらに23園中8園でこのような事実があったということについては、
誠に遺憾であり、あってはならないことと認識しております。
また、組織としての管理監督責任が果たされていなかった点について、
重く受け止めているところでございます。
(「配色したあとの残り」であって、「食事が終わったあとの残り」ではない、
ということは改めて。
あと、検食は配食の15~30分前に所長・副所長・調理員が
交代で行っているそうです。
こちらについては、両者を混同したと思われるご意見を複数頂いたので、
念のため。)
この件が発生した原因につきましては、
調理業務に係る管理監督のあり方に問題があり、
また給食の残食に対する認識の甘さがあったためと考えております。
このことを組織全体の問題であると捉えて、
所属長及び所長が一人ひとりの職員に対する指導を徹底し、
引き続き調査を行い、処分を行うなどの厳正な対処をしてまいります。
↓
【要望②】
ご答弁にもあった通り、このようなことは「あってはならないこと」です。
こうしたことが長年に亘って続けられてきた背景には、
様々な要因があろうと思いますが、中でも、特に指摘しておきたいのは、
保育所運営に関わる組織・体制の問題です。
保育所長は調理員のことを自分の部下だと思っておらず、
指導・管理監督する責任があるとも思っていない。
調理員も保育所長を自分の上長だと思っていない。
所属長も、その上役も、現場が自分の配下にあり、
責任を持って指導・管理監督しなければならないという認識が
きわめて薄い。
所長も含めた保育士と調理員の意見交換も充分なされていないし、
「保育所の子供達のことを最優先に考える」という
当たり前の姿勢さえ共有されていない。
こうした現状があるように思えてなりません。
答弁にあったとおり、
「組織としての管理監督責任が果たされていなかった点について、
重く受け止めて」、こうした現状を正して頂きたい。
(今回、一番問題にしたかったのは、ここらへんです。
役所が縦割りだというのは、一般論として、よく言われることですが、
割れているのは、横の異なる部署との間だけではありません。
縦の中で見ても、
○現場と本庁の感覚が著しく乖離していること
○現場に対する指導・管理監督等のノウハウが
本庁方に著しく欠如していること
○それをちゃんとやっていくこと(あるいは、それが可能な組織・体制を
整えること)が本庁方の重大な職務の一つであるという感覚が
著しく欠如していること
という感じになってしまっている面が、きわめて強いと考えています。
このあたりは大きな現場を抱える組織として、
絶対に正すべき非常に重大な問題点です。)
その第一歩として、これも答弁にあったとおり、
「厳正な対処を」して頂きたい。
また答弁では「23園中8園でこのような事実があった」
「配食した後の残りを食べた」と仰いましたが、
今回の調査は、あくまで自己申告に基づくものであり、
実際には、他の園でも同様のことが起きていた可能性があります。
また内容も私が聞いているものより、ずいぶん優しい表現になっています。
答弁にあったとおり、
「引き続き調査を行い、処分を行うなどの厳正な対処をして」頂きたい。
強く要望します。
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というわけで、今日はここまで。
それでは失礼いたします。