うっかり買い忘れていた橘玲氏の新刊本をGET。
ただ、これ、対象年齢とされている小学校高学年にはかなりハードルが高いような...
年末年始に読みつつ、ちょっと考えてみますかね。
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さて本題。
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●かつて、西宮市立の学校では大量の漏水が発生しても、まるで気付いていない状況が続いていた
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●私が指摘した結果、学校が定期的に水道使用量を確認、教育委員会に報告する形を整理した
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●ところが教育委員会は、報告を受けてエクセルに入力しているだけで異常値が出ても、なんのチェックもしていなかった...
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という驚愕の事実が判明したのが、ちょうど1年前の事。
いや、マジでこの時は途方に暮れました...
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【ご参照】
入力してるだけじゃ意味がない。漏水の早期発見のためのルールくらい、徹底しましょうよ。。。@2023年12月のブログ
議員なんて仕事をしていると、愕然とする出来事にはまあまあの頻度で出会います。
けれど、この時の衝撃度はなかなかのものでした。
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●水道利用量を入力して、昨年度より増えていれば黄色塗りで表示されるようにはなっている。
→でも黄色になった場合、どのように対応するかはルール化されていない…
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って、どういうことよ…
そもそも重要なのは、漏水を早期に発見して対応すること。
そのために入力してチェックしているのに、単に入力して終わり。
セルが黄色になっていても、そのままスルーしていたのでは意味ないでしょ、と。
こういう形だけ整えてるけど、実際には全然役に立っていない業務が山程あるんやろな...と改めて、強く強く思った話でした。
が、この件、その後、教育委員会としてもきちんと対応してくれていると感じています。
おおよそ1年が経った先日、こちらから指摘したわけでもないのに教育委員会からの報告がありました。
その際、現在行っており、もちろん今後も続けていく運用として
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●水道使用量を毎月チェックし、大きく増加している場合は
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①原因の分析
②漏水が疑われる場合は夜間検針を実施
③漏水が濃厚な場合は業者委託により漏水調査の実施
④漏水の場合は補修箇所を特定して補修工事の実施
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という内容が示されました。
今年行った実績も合わせて報告された内容を、私の方でもチェックしましたが、きちんとやってくれていることを確認できました。
経緯が経緯だけに、この話、落とすべきなのか、褒めるべきなのか、悩む部分も正直あります。
とは言うものの、現在の担当者がきちんと対応してくれていることは大いに評価できると感じています。
ただ漫然と、前例の基づいて仕事を続けるのではなく、本来の意味や役割を考えて仕事を行ってほしい。
そして、そこに意味や役割が見いだせない、あるいは大きくないなら、やめることや大幅に見直すことも考えてほしい。
そう思っています。
今回の事はよい終わり方でしたが、引き続き、いろいろ厳しく見ていかなければならない…と再認識させられる話でもありました。
そういう意識を忘れず、来年も職務に邁進してまいります。
そして多分、今年のブログは、これで最後。
今年も一年、お世話になりましたこと、ご注目頂いたことに心から御礼申し上げます。
良い年をお迎えください!