市政報告74号のポスティングも、今日でほぼ終わり!
暑すぎて配れる時間が限定されるわ、仕事の合間を見ながら進めざるを得ないわで、やや手間取りましたが9月議会が本格化する前に完了できたので、ほっと一息。
愛用していたポスティング専用リュックも、ここまでズタボロになってしまうと、もうあきませんね…
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さて本題。
例年この時期のメイン業務は、会派としての予算要望の作成。
予算要望とは、読んで字のごとく、市が編成する来年度予算に対して、会派としての要望を示すもの。
私が所属する会派・ぜんしんでは例年、この内容を8月から9月にかけて取りまとめて10月初頭に市当局に提出しています。
これは
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●9月議会で前年度決算の審査を行う
→その中で、来年度予算編成に向けての意見を述べる
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という段階を経た後、「できるだけ早期に当局方に提出することで、来年度予算の編成に影響を与えたい!」という意図を持ってのものなのですよ。
予算に対する要望ですから、子育て支援・教育施策の充実から介護施策の多様化・まちづくりなど多岐にわたる内容を含むのは当然のこと。
一方で、我が会派の予算要望の特色は、いわゆる行政改革系の取組を推進するよう求める内容の比重がかなり大きいことだと思っています。
こうしたスタンスは大切にしていかなければなりませんね。
あまりにも厳しい決算が示され、今後の予測も非常に厳しいものであるだけに、なおのこと。
さて、この予算要望の作成ですが、まずは前年度提出した内容の反映状況の確認から始まります。
で、その中で興味深いことが分かりましたので、ご紹介。
18歳以下の医療費無償化について、私が強い思いと、その進展について自負を持っていることは既報の通り。
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【ご参照】
乳幼児等医療費助成の拡充は一歩前進。でも、小さな子供を持つ世帯には一層の支援が必要では???と思うわけで。@2021年2月のブログ
なので当然、今回の予算要望にも掲載するべく、現状把握を市にお願いしたのですよ。
すると、所得制限については
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●平成31年4月1日時点では、本市と同じ中核市60市中47市は所得制限なし
⇒令和5年4月1日時点では、本市と同じ中核市62市中54市が所得制限なし
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金銭的負担は
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●平成31年4月1日時点では、本市と同じ中核市60市中26市は保護者の金銭負担なし
⇒令和5年4月1日時点では、本市と同じ中核市62市中30市は保護者の金銭負担なし
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と、全国的に所得制限なしでの医療費完全無償化が進んでいることは明らかです。
対して、本市は所得制限を設けており、一部の保護者に金銭負担も求めている。
「子育てするなら西宮」と言っておきながら、見劣りするのは明らかですね...
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【提出予定の予算要望×該当部分】
現職として選挙に臨んだ、市政の現状をよくよく知るはずの市長が公約として掲げたんですもの。
当然のこととして、早期に実現されるべきものだと考えています。
多額の費用が必要となることはよくよく分かったうえで、公約として掲げたはずですしね。
というわけで今後の進捗、しっかりチェックしていきたいと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
早急に実施してほしいし、そうするべき話だと思いますよね。
なにせ姿勢の現状を熟知する市長が、公約として掲げたわけですし。
状況に進展等あれば、ブログ等にてご報告させていただきます。
コメント頂き、ありがとうございました。