お昼ご飯を食べに外に出たら、早くも4月の市議会議員選挙の掲示板が!
69番まであったけど、一体どのくらいの候補者が出馬するものやら。。。
ま、他の人がどーこーという話は考えても仕方がないので、自分が出来ること・やるべきことをしっかりやるだけですけどね。
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さて本題。
今日からは、先日行った代表質問のご報告的ブログが多くなると思いますので、お付き合い下さいませ。
それでは早速どうぞ!
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1点目、『行政経営改革の推進』に関連した内容です。
行政評価や業務の効率化、内部統制、ICTの活用など多岐に渡る項目が取り上げられました。
しかしながら所信表明で述べられた「行政運営の仕組みそのものを改革し、市政の持つ資源を最大限に活用することで、行政サービスの効率的・効果的な提供が可能となる仕組みづくりを目指」すという観点からは、ここに述べられた内容では不十分です。
なぜなら人事・給与制度、組織の在り方、補助金・給付金、入札、指定管理者制度等、行政経営改革の根幹となるべき問題が取り上げられていないからです。
まず人事、給与制度と組織の在り方について。
本市における、市民一人が負担する年間の市職員人件費は、他市に比べて大幅に高い水準にあります。
その背景にあるのは、
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●技能労務職を中心に、職務内容・職責に比べて給与水準が高すぎる
●査定昇給や、査定結果の勤勉手当への反映が、ほぼなされていない
●特殊勤務手当の中に、給与水準から見て不適切なものが存在する
●他市と比較して著しく課数が多い等、組織・体制が不適切
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といった問題です。
これらの問題に手を付けずして、「行政サービスの効率的・効果的な提供が可能となる仕組み」を作ることなど不可能です。
次に補助金・給付金についてです。
補助金・給付金については昨年、NPO法人による不適切な申請・受給が発覚し、過去までさかのぼって多額の金額を納付させる事態となりました。
この事件は、
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●申請・審査書類の様式が適正な審査に耐えうるものになっていない
●現地確認が不徹底である、もしくは極めて低い頻度でしか現地確認が出来ていない
●組織・体制の縦割りが著しく、本来部署間でチェックされるべき重複した給付金が、チェックされないまま支給されている
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等、杜撰な事務処理に起因して発生した面が強いと受け止めています。
また入札については、担当職員が積算価格を事業者に漏らしていたという事件が複数発覚しました。
事件の詳細については今後を待つしかありませんが、このような事態を二度と起こさないために抜本的・徹底的な対策が必要であることは言うまでもありません。
続いて、指定管理者制度についてです。
同制度の目的の一つに民間のノウハウを活用し、施設管理費用を低減することがあります。
もちろん「安かろう悪かろう」ではいけませんし、施設によっては価格より他の要素を重視すべきものもあるでしょう。
しかしながら貸館機能が中心であり、ノウハウ等をそれほど必要としない事業において、大幅に高い価格を提示した事業者が落札する等、現在の指定管理者選定基準には大きな問題があります。
こうした現状を是正するため、指定管理者の選定における価格点の割合について、全庁的な整理が必要です。
以上の内容を踏まえて、お伺いします。
所信表明で言及されなかった人事・給与制度、組織の在り方、補助金・給付金、入札、指定管理者制度の現状に対して、どのようにお考えでしょうか?
また、これらの問題に対して、今後どのような取組を推進していくお考えでしょうか?
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てな感じですね。
質疑の詳細は、また後日。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。