四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

夏の終わりは感傷的?

2012年08月03日 20時53分02秒 | インポート
 赤いハイビスカスです。これは昨年の鉢。亜熱帯化しているので冬越しは簡単ですね。 

★フリートーク
 冴えわたる 夏夜のしじまに夜露して 小さきものの 息を潜めおり

久しぶりに短歌を・・・
 「冴えわたる」といえば、初秋の月夜の凛とした空気を思い出すのですが、時節は未だ、暑気にあえぐばかりです。寝つけずに夜の冷気にあたっていますと地の気の冷えていることに気がつきます。ふと空を見上げれば、煌々と夏夜であることを忘れさせるほどに月は冴えわたっているのです。すべての生活音も消え去ったかと思うほど静かであれば、かすかな小さな虫たちの息も感じます。月明かりで夜露が光り、夏の終わりを感じずにはいられません。地表ではすでに生き物たちが次の季節を待ちわびているということでしょう。ホッとしますね。
 
 「三伏生寒」という言葉があります。未月は燥で暖。対する丑月は寒で湿の極み。ですが、未月の土旺が丑月に対抗するほど燥ではないということです。次の季節への橋渡しですから、すでにこの時期には寒気は潜んでいるということだそうです。夏至をすぎて三度めの庚の日を「初伏」といい、四度目を「中伏」といい、立秋が過ぎて最初の庚の日を「末伏」といいます。合わせて「三伏」です。「初伏」は未月の土旺近辺で、このころになると寒の気が忍び寄っているということだそうです。

コメント
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