四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

申月になりました。

2012年08月11日 21時33分16秒 | インポート
 毬栗

★難易度1・・・本日は軽く・・・
 朝晩はほんの少しだけ秋めいてはいますね。暦ではもう夏は終了です。めいっぱい秋を感じたいので、今日は栗の枝葉を買い求めました。白いリンドウも・・・床の間の生け花に使ったのですが、残りは写真のように散らばらせてます。
 
 いよいよ申月です。一気に冷え込みますから丙火が喜となります。ついこの間までは水、水と暑気払いばかりを考えていたのですが、今月生まれからは火が喜となり始めます。
  
 申は蔵干は庚です。庚は剛の極みです。五つの陽干の中では一番ですね。申は庚ではありません。申は申なのです。決して激しさはありません。これは性情のことを言っているのですが・・・今月のように月令であれば、旺の生まれということで金が旺じます。
 個人的には今までの出会った命の中ではいちばん次のような命が気持ちが悪かったです。事象も事象だけに・・・・

 〇〇
 壬申
 乙〇
 〇〇 です。

 〇〇
 癸酉
 乙〇
 〇〇 とは違います。

 壬申月干支の場合は官殺の剋を壬が通関するものの、乙の力量が問題で壬水を受けるだけの力があるかどうかが着眼点です。〇〇の在り様が問題ではあります。浮木かどうかということですね。乙木の力量と燥湿をいつも見きわめたいところですね。
癸酉月干支の場合は官殺には任じるべく責が十分にあります。癸は通関はありますがそれ以上に官殺の剋のほうに目が行きます。癸水の生乙木は喜で浮木の憂いはありません。

 申酉月は金だけなのでそれほど難しいとは思えません。やはり、土が難儀です。土が絡まないと命の解明も楽ですね。でも上記のように乙などは癖の強い干ですから、これも注意するとよいです。やはり土と同じで乙も燥湿が問題で、生火できるかできないか、または水を受けれるならどの程度というのがポイントとなります。癸水生乙木といっても乙の力量をその度にみるべきだと思います。癸水多でも乙の燥湿の度合でずいぶんと異なるはずですから、やはり八字の調候、つまり火の在り様は大事ということですね。
  このような思考回路を巡らしていてもやはり、命理は水火なのだと行きつくところは同じです。陽先生がいつも口癖のように言っていましたが・・・

コメント
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