四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

寒の入りです

2013年01月05日 21時29分36秒 | インポート
金毘羅宮の本宮にて。寒いので帽子にトレパンのひどい姿。石段を登って、汗だくでした。帰りは裏参道から。帰りに金陵の郷で酒粕入りの最中を買って帰りました。これが目的で行ったというのも半分。

★フリートーク
いよいよ丑月に入りました。
いつも言ってますが、丑月は水旺、土旺のいずれも湿にして寒です。凍土です。
そして水の気は土旺でもかなり強いと言えます。
 丑月生まれの八字をみるときは、一に調候、二に調候。扶抑よりも優先します。丙のひとつでは足りないと言われています。他の月なら丙の陽干が二つもあれば、うっとおしいですが、この月は二つくらいあってもよいと・・・・
 仮に
  壬辰
  癸丑(土)
  己丑
  癸酉
のような八字に出会ったとします。日干己は月令を得ており、他にも辰丑があって土の根は十分に見えます。おまけに天干には財だらけ。食傷生財の富命かと思われるかもしれません。実際、金銭はあるかもしれませんが・・・命の良し悪しはと言えば、よくないと思われます。

 実際はどうなのか・・・・これは今年の今月生まれにあるだけで架空命ですが、明らかに言えることは調候の丙なく、燥湿は湿の極みなのです。位相は低です。生気がないのです。湿土も丙の暖により暖の気を帯び、水の財も暖水とならなければ、喜はないのです。性情も明るいとはなりません。

 上記は日干己ですので丑も根となりますが、これが戊日干でしたら、根とはいいがたいでしょう。

 このようなことは他の干についても応用すれば、いいわけで・・・月支の旺から八字をみるというのも面白いです。
 先月の子月でしたら、水旺ですから、それも寒冷の水です。たいして変わらないのではと・・・・思われるかもしれませんが、違います。水旺ならまず、戊土の制水が第一です。次いで調候の丙となります。

 いずれの日干にせよ、旺の丑から考えていくと必ず、丙火に行きつきます。
次回は乙の丑月についてみてみましょう。
  金毘羅宮の旭社

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コメント
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