四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

無常の桜

2013年04月03日 20時26分08秒 | インポート
満濃池森林公園にて。遠くに見えるのは「育じい」です。夫と孫。

☆フリートーク
 今日は、夫の伯母が101歳という長寿を全うしてのお別れの日でした。彼女は桜の咲く4月木旺に生まれて、満開の桜の時期に散って行きました。それも静かに・・・
桜谷霊園というところで荼毘にふされましたが、そこは桜が満開でした。待っている間に桜をみていると、ハラハラ、ハラハラと散っていきます。諸行無常の桜ですね。生死一体ということをつい忘れてしまっているのですが、はかなさが桜の美しさをいっそう際立たせて、心にしみわたるような光景でした。こんな美しさに涙するのもよいかと・・・

 明治、大正、昭和、平成・・と生き抜いた明治女です。結婚後は満州に夫の赴任とともに暮らし、終戦の際は、えらいめにあった人です。伯母の夫は戦後はロシアに・・・それでも二人とも生き延びて、平成に至るまで元気でした。
 その伯父さんというのは、満州時代に当時、馬賊であった金日成を追っかけていたという話を何度も聞かされました。伯母も満州から逃れて戻る苦労話が盛りだくさんでした。終戦後、ゼロからやり直したという・・・これもまた苦労話でした。すごい明治女です。気迫が違いましたね。
 また、伯母から言うと嫁にあたる人、つまり息子の嫁は今年、御年80歳。老々介護と言えますでしょう。息子のほうはとっくに他界してしまって・・・それすら、伯母はわからずに生きてきたので、極楽浄土で息子に出迎えられたら、さぞかし、びっくりしていることでしょう。80歳のお嫁さんはこうおっしゃってました。「もう、私はどうなってもかまへん!!責任があるものが無くなったわ!!黒紋付の着物も焼いてしまおうかしら!!」と。心の負担となっていたのですね。
 私の実母は今年、77歳ですが、その両親のうち一方が昨年亡くなり、もう一人が元気です。これまた長寿ですが・・・!!実母は病気で体力も弱っており、こころの負担たるや、ただものではありません。何としてでも見届けねば・・・と目を据えています。他に面倒をみる人がいないのです。
 心が重たくなる話ですが・・・陰命で晩年、喜神運が続いたら、やっぱり長寿になるかな!!!と思い、ペラペラと思いあたる人の八字をみていると、いらっしゃいますね~!!長い生きしそうな女命。
 私、絶対に娘たちよりは長くは生きたくないですね。生きていなくてはならないなら、ボケてしまいたい。と、娘に言うと・・・「お母さんて、呆けてウチのことがわからんようになっても、四柱推命だけはわかるんとちがう?」と言うのですが・・・どうでしょうね!!
 
 


 YORI君が着ている帽子、私の制作したものです。リバーシブルです。
コメント
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