四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(壬日干亥月生まれ)

2015年12月02日 21時55分15秒 | 命理


☆大好きな町、愛媛県西条市に行ってきました。日帰りコースで楽しめます。お昼はマルトモ水産で海鮮丼を堪能しました。
次女とWAKAが同行しました。散策は水路のある散歩道。石鎚山系の清水が湧く町です。水鳥さん、冬陽を浴びてました。


☆命理
こんばんは!!とうとう師走ですね。と言ってもまだ亥月ですが・・・
本日は久しぶりに丸亀講座は入門編でした。今月より初めて四柱推命をされるという方ばかりです。入門の募集がなかなか出なかったので待っていたという方がいらっしゃいました。そういえば、何年も募集しなかったので申し訳ないことでした。
 久しぶりの入門講座ですので、教えるのも慎重を期さないとつい、難しい用語を使いそうになります。お口がモゴモゴしました(笑)。最初ですので、甲乙丙丁・・・から60干支の成り立ちやら、季節のエネルギーのお話から始まって、辛気臭くなってきますので、今回は桃太郎さんのお話をしました。陰陽論はともかく、五行説というのは案外、身の回りに多くあるのですが、気が付かずにいる・・・というより、五行節はよく使われているということです。桃太郎さんが鬼の征伐に出かける際に連れて行ったのは猿、キジ、犬ですね。そしてお腰につけたのはきび団子です。桃太郎さんは「金」ですから、猿は申、キジは酉、犬は戌です。きびだんごは土ですので、桃太郎さんは我が身の金を強めるために幇となる金と生金する土をもってガードしたわけです。とてもわかりやすいお話ですね。これ、以前にもしたかもしれません。
 その後、少しだけ、八字の出し方もお勉強していただきましたが、八字の成り立ちというのは暦をみて、なるほど!!と頷いておられました。まず、命理を学ぶには越えなければならない山がいくつかありますね。是非、頑張って頂きたいと思った次第です。
 
 で、本日は壬子日です。八字を作ってみました。
年 乙未
月 丁亥
日 壬子
時 丁未  です。

 これでしたら、壬日干は亥月水旺の生まれですから、それだけで水は旺じています。さらに壬は子に坐しますから、日干壬はかなり強いことがわかります。日干壬は2丁とはト合になっています。丁壬干合は陽干の壬と陰干の丁が合するとはいえ、陰陽の剋です。ト合ともなれば合は解けていますが、水と火の剋の意はかなり強く残っています。壬は強いのですが、丁は2丁あっても強くはありません。巳午の根があればいいのですが、2未中蔵干の丁は弱幇とはいえ、旺水に逢っては滅火です。月干の丁は乙の生火と言いたいのですが、これもまた乙は湿木で力なく生火しがたい木ですので年月干支の木火は喜神ですが、弱すぎるということです。ここからわかることは壬水が強く、丁火は弱いので対等とは言えず、壬水は丁火を剋すことになります。仮にも壬水と丁火が同等の力関係でしたら、喜もあるかと思うのですが、この八字では火財の喜象は起こりにくいと看ます。
 では、どうあれば良いのかと言いますと・・・木の食傷が通関して火の財に繫がれば良いということです。八字内では年干に乙がありますのでわずかにでも亥水から乙の食傷へ流れて、月干の丁火へと・・・わずかに流がないことはない・・・ということです。
 こんな場合は大運で木旺運がくることが望ましいと言えますので、女命でしたら、第三運から木旺運に入ります。2丁でも悪くはないかと思われますが・・
さて、どうでしょうか!!少しお勉強した方は丁火では旺木がくるとヤバいのではないかとたちまち考えることでしょう。入門では本日の解説もわからないですが、後ほど振り返って読んで頂くといいですね。

 大運を書いてみましょう。す
第一運から戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 甲午 乙未・・・となります。

 大運干支を看ますと、人生山あり谷ありかと思いますが、第一運は案外いいのではないでしょうか!!戊の病薬付きです。ですが、これ以上の水は忌。
ここで思うのは八字はかなり強い壬水ですが、天干に印の庚辛がないのが良かったと言えます。第二運も己丑ですが己土は剋の意はなくても官殺です。喜はないですが・・・まずは平運程度から始まる人生ですね。次の庚寅運、これも寅はいいのですが、庚がまずいですね。生日干で壬水が強まります。また庚は天干から寅を制しますから折角の喜の寅が弱ります。一長一短ありますね。先を見ていきますと最もよいのは甲午ですね(笑)。

 本命、壬水強ですので水智はありそうですが、第一運から水旺運は少し水智を削がれそうです。やはり人生後半にくる甲午運のような干支がはじめに巡ると水智も全開となるのでしょうが、惜しいですね。うまくいかないのが人生かもしれません。能力あれば、そこそこかもしれませんが、全開とならないので、悔しい思い・・・というのは付きまとうかもしれませんね。
 また、2丁とのト合ですので、男性なら二人の女性と手をつないでいるようなもんですね。どうぞお気をつけて・・・というところでしょうか!!!!

 本日は少し、軽めの解説とさせていただきました。
コメント
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