四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

壬日干未月土旺の生まれについて

2018年09月08日 21時54分28秒 | 命理
☆命理
こんばんは!!
最近、ブログにコメントを頂いていたのにどういうわけか、お知らせに気が付かず、お返事ができてないことを本日になってわかりました。大変失礼して申し訳ないことでした。とても皆さま、熱心な方々のようでしたのにすみませんでした。

 特に壬日干で未月土旺の生まれについてご質問でした。身が強いか、弱いか二つに意見が分かれる!!というのはどういうことなのでしょうか?今年のような戊戌年に己未月ではどうみても官殺混雑の傾向ですが・・・さて!!最強の八字を組み立ててみましょう!
戊戌
己未(土)
壬子
庚子

これなら数値計算をされるとどんな流派であれ、日干壬側の金水×年月の火土は数値は断然に土が大きく、水はわずかになるでしょうか!!土は旺令ですので強いですね。
さて、ホントウに日干は弱でしょうか?ここからが大事なポイントなのですが・・・

壬日干は死令であっても2子に通根して天地にある陽干です。そして時干の庚金は相令で未土旺にはまずまずの力がありますから生水して金水団結します。また月干には旺令の己土が天地に透り、年干支の戊戌と団結でこれもまたすごいですね。でもよくよく看ますと日干壬が任じるのは月干のみで年干支は遠隔で生剋はありません。そして己土は陰干ですから壬水を剋することができる戊土とは違います。よって壬日干が大きく剋傷されるものではないのです。任じる責はあるでしょうが・・・
 こういった配合でしたら、日干は強の判定をしても良いと思います。ただ月令のある亥子月の強さではありません。組織配合上の結果ということです。運歳での転弱はたやすいですから精査必須というところでしょうか!!

仮にですが、午月でしたら・・・
戊戌
戊午
壬子
庚子
となれば、これは身弱です。壬日干は大きく戊官殺の剋を受けて弱化激しいのです。
ご理解いただけるでしょうか?

他、未土旺の干支で年月に日干側の金水があっても違ってくることもあるでしょう。やはり実際の八字を看ての判断となります。
本日、簡単ですが・・・
コメント
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