四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💜遺伝と環境

2020年02月05日 21時36分34秒 | 命理

☆マスクが買えないというので焦ったのですが作れば良いのだと思っただけです。娘たちはお母さんらしい♬と申します。
最初はダブルガーゼの3枚重ねにしました。

☆これは真ん中の素材を不織布(使い捨てマスクと同じ生地)にして、上部に細い針金素材を縫い込みました。パーフェクトです。
小さいのはYORIのです。親子で!!
日曜日には大阪行きなので不安ですがマスクと除菌のアルコール持参で頑張ります。

☆命理
 こんばんは!!やっと立春を過ぎて庚子年になりました。戊寅月に突入です。だから本日命をするべきかもしれないのですが、今夜は少し違ったお話を書こうと思います。
 皆さまは生まれた日と生まれた時間をもって八字を組まれます。その八字だけを見て、もし同じ八字の二人がいておまけに同性であったとすれば、二人は全く同じでしょうか?というお話です。答えは同じ八字と大運も同じになるわけですから事象が違っていても命理的には同じ喜忌となるだろうというおおまかな検討はつきます。これは命理を推すときの推測の仕方です。今日のお話はそうではなくて人は同じDNAで同じ親のもとに育ったとして同じになるのかということです。現実には違っているはずです。それが一卵性の双子であったらどうでしょうか?またクローン人間がいたとしてオリジナルの人と同じ遺伝子DNAをもっているなら全く同じになるのでしょうか?ということです

 答えは同じにはならない!!ということです。

 人は同じ八字を持っていてもさらに同じ遺伝子情報を持っていたとしてもその遺伝情報が個人の人格として表出するのはどれくらいかご存じでしょうか?
ある専門書に依りますとせいぜい50パーセントくらいだそうです。それもある特色のある資質については50パーセントくらいは遺伝のせいですが、別の特性についてはほとんどそれを下回ることのほうが多いということです。遺伝は人をある方向に偏らせたりしますがそれは個性なのであってまた遺伝以外の要素が多く関わっているそうなのです。ですから、ある性質が遺伝情報として赤ちゃんの体の中に組み込まれていたとすれば、それが性質として表に出るのは50パーセント前後であって、性質によれば、遺伝子の影響を受けない性質もあるということです。だから同じ遺伝情報を持っている双子であっても同じにはならないということです。

 それなら環境なのか?と思われるでしょうが普通は双子であっても同じ親から生まれたらほぼ同じ環境で同じように育てたと親は言うでしょう。でも本当のところは見えない部分での少しの違いというのが最初だと思うのです。赤ちゃんは生まれたらすぐに脳は発達していきます。多くの情報が入り脳内ではシナプスの連結という情報処理が行われて脳内に取り込まれます。そこに性格ができあがっていくのですが・・・入ってくる情報は際限なく入ります。だから情報が錯綜して困るので不要なものは選択されたえ削除されます。ここに差異の一つがあるのですが・・・脳内は一つの個人の脳を構築していきます。これが乳幼児の脳内で起こっていることだそうです。と、私は理解しています。すると最初は双子でもあまり変わらないのです。角度でいうと1度くらいの違いでしょう。でもどんどん時間とともに情報処理として個性を構築していき、性格形成が進むほど一卵性であっても違っているはずです。10度、20度と大きくなるにつれて違いがはっきりするだろうと思うのです。ここに一個の性格が作られていると言えますから遺伝や環境のもとでも脳の学習によって違った個性ができあがるのは当たり前なのです。
 ところが現実のお話や本などでは一卵性双生児は違うところで育っても同じことを考えたり同じ行動していたというお話があります。それもホントウなのでしょう。でも違いがあるということに無頓着すぎて人の興味を引くことではないので無視されているというのが正しいだろうと思います。命理をしていていつも引っかかってきたことです。

 というのが本日のお話です。こういった脳科学的なお話は講座では良くするのですがブログでは初めてです(^_^;) また逆に遺伝は畏るべし!というのも同様に言えることなのですが、これはまた別の機会にしたいと思います。八字内に潜む八字のDNAにもアプローチしていきたいと思っています。八字の深層にせまるには学んでおきたい分野だということです。本日は難しくて申し訳ありません。
コメント
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