四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛赤ちゃんが泣くこと!

2020年09月19日 20時31分02秒 | 中医・漢方

☆ちょっと涼しいと猫は寒いんですね。今までは高い風通しの良いところにいたのですが・・・

☆中医
こんばんは!!今朝はほんと~に涼しい朝でした。夜もぐっすりと眠れて良い季節になりました♪自宅講座は今のところ再開して皆さま、順次お越しになっています。新しいお部屋は本当に四方に窓があって空気の流通が最高です。以前の講座室よりはうんと良い気が流れていると感じます。

 さて、本日も読んだ本の内容から思ったことを少し書いてみようと思います。赤ちゃんの発育のことでハッと気が付いた記事です。生まれたての赤ちゃんはよく泣きますが涙は出ないですよね。以前、友人の娘さんが不幸にもシングルマザーで産んだ折に友人が「不幸な産まれ方したせいか、生まれたてやのに涙を流して泣くんよ!!見てて辛いわ!」と言ったことがあるのです。「気のせいじゃないの?」と言ったもののあまり気にせずにいたのです。うちの孫たち、どうだったっけ?覚えてないんです。でも本当に涙は、最初は出ないそうです。新生児が泣くという行為は悲しいのではなくて不快感(多くは空腹感)や寂しさの伝達手段なのだそうです。生後一か月以内の赤ちゃんは泣くときに涙は流すことはまずないようです。それがだんだんと神経系の発達と外界からの刺激(快・不快・母親との関わり合い)による学習など高度な感情が順を追って形成されていくと涙を出すそうです。赤ちゃんだって要求にこたえてもらえないと不満から泣くということ、またそのうちに恐怖心も芽生えますから人見知りをして泣くなどあらゆる涙があります。個性や人格が表出していくってことだと思います。
 科学的には脳の発達には知能発達と感情発達があるそうです。これは表裏一体となっているそうでどちらかが遅れているというのは良くないのです。単調で甲高い泣き方をするとか、あまり泣かずに、静かで手がかからない子など、いずれも知能発達の遅れがあることもあるそうです。昔から「泣く子は育つ」と言った意味がよく理解できます。
 時に特殊なケースとして知能発達が正常であっても感情の表出が遅れることがあるというのです。それは例えばの話ですが・・・重い心臓病のために声を立てて笑い、手足をばたつかせて喜びを表現できない子供がいるそうです。ところが心臓病の治療が終わると一気に改善して遅れていた感情表現が始まり、数か月のギャップを取り戻すかのように発達し始めるということです。

 このような記事を読んでいて、思い出したのが中医心理学の五情の火の象意です。火はすべての精神活動を統括するとされています。人の「心(こころ)」は心蔵の「心」にあるのです。脳ではないというのが中医的視点です。脳は単純にパソコンのソフトみたいなものなのです。ですから仮に心臓移植を受けた場合にもらった心臓に残る心(記憶として残っていること)が新たな身体が宿るということが実際にあるそうです。他の臓器移植では起こらないことです。赤ちゃんの心臓も同じで病気のときは感情の発達が遅れてしまいますが治癒すると一気に精神活動が順調になって情動反応をし始めるということです。これは中医でいう、火の心が不調であったのが息を吹き返すがごとくに臓器の回復がそのまま情動の発動となって表出したということです。まさに中医でいう「火は心」「火は神明を司る」など精神活動の中枢をなす所以が正しいということの裏付けのように思いました。
とても納得のいく記事で何度もうなづいてしまいました。
コメント
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