💛秋、脾胃の不調！

　☆これは佐々木美香子女史の作品です。彼女は夏中、ラトビアに滞在して編み物尽くしの遠征であったようです。そんな彼女の作品が最優秀賞を戴いたそうです。これ、すごい作品ですね💛

☆中医
　こんばんは！！
やはり朝晩の寒暖差には困ってしまいます。朝は寒いくらいなのでベストや薄手のウールを着たら暖かいです。でもそのまま昼になったら、脱ぎ捨てて夏服に替える羽目になります。ここ数日はそんな感じです。また畑のお野菜、大半が虫に食べられてしまいました。また蒔き直しで、とほほ・・・です。

　さて、昨日から今日にかけて何人かの人に同じ体調がいることに気が付きました。何だか、お腹の調子が悪くて下痢ではないけど何度もトイレに駆け込むとか、ゆるいというお話です。で、みなさん、冷えてはなくて暑いとおっしゃいます(;^_^A　胃腸の調子もそこまで悪くはないと言うのです。

　ほんとかな？と疑問に思うのです。八字と大運を絡めて考えるのが常であり、クセですが、はて？と思います。これは季節の変わり目の体調不良ではないかと思います。特に今年の夏は暑かったですから夏バテならぬ秋バテの延長だと思うのです。
　秋は六邪で言えば、燥邪です。乾燥の季節ですがまだまだ残暑のような暑さは残っています。体感的には暑いのでまだ薄着です。しかし夜はしっかり秋冬に近づいているものですから夏仕様では乾燥して喉もやられますし、かなり冷やしていることは間違いありません。寝冷えという感覚、寝ている間にやられているのではないでしょうか！！風邪っぽい症状が出たり、脾胃の不調で軟便、下痢ということも起こります。
　酷い場合は陰陽では陽気を奪われるほど冷えてしまう人もいるようです。そんなときは明けがたからトイレに駆け込むこともあるでしょう。倦怠感を伴うことも多々あります。是非ともここは冷え対策と脾胃の立て直しが先です。

　まずは生活スタイルとしては・・・
〇冷たい飲み物を控える
〇シャワーだけの人は湯舟に浸かって温まる
〇腹巻をする。☆これは案外、効果的みたいです。お腹の調子が悪い人はまず腹巻が良いかもしれません(;^_^A
〇温性の食材を多く取り入れる。

　こういったことで間に合わないくらい不調であれば、人参入りの胃腸薬を買われると良いでしょう。ドラッグストアでご相談すると良いです。
〇補中益気湯（人参、黄耆、白朮、当帰、柴胡、陳皮など　）・・・☆肝気と腎気の両方を補佐しながら身体を温めて胃腸を整えます。
〇人参湯（人参、乾姜、白朮、甘草）・・・理中丸ともいい、食べる腹巻と言われます。
〇六君子湯（人参、白朮、茯苓、半夏、陳皮、甘草）・・これは水が溜まっているタイプに！
など、いずれも高麗人参が入っていますので陽気を補い、補気して身体を温めてくれます。同時に脾胃の調子が上がってくるような処方です。
参考にどうぞ！！