☆昨冬のシクラメンです。今年もまあまあの咲き具合になりました♪ あともう一鉢、生き残ってますがまだまだです。
☆中医
こんばんは!!
一日中、雨でした!! 外に出ることなく一日中、私は家の中でした。久しぶりにミシンを走らせてみようかと思い、昨年から思案しながら眺めていた生地を裁断しました(;^_^A でも頭の中は気になることがあるとずっと考えていてスッキリするまで離れません。
生徒さんの中で漢方薬を病院で処方されて飲んでいるうちに口内炎ができたのでちょっと休憩しているとか、以前からよく口内炎ができるというお話を聞きました。どうして漢方薬の処方の如何で口内炎になるのか?また普段からなりやすいというのはどういうことなのか、知りたいなと思っていたらその情報筋からヒントはいただきました(;^_^A 巷ではよく食べすぎなどで胃が悪いのでしょうというのは聞きますが・・・・あながち間違いではなかったです。
中医学は五臓六腑の生理作用を紐解くことでとても理論的に説明がされます。口内炎は体内の過剰な熱が病邪となって口腔内を刺激して炎症が生じるものだそうです。特に口腔内という場所にできるということでも臓腑のどこと関連しているかというのでわかってくると言われました。
そう言われるととても単純になってきますので取り上げてみます。炎症が起きて痛いところにお薬を塗っておくというのは対処療法ですが大元の臓腑を補強するというのが中医的ですね。
〇脾は口に開竅(かいきょう)すると言われます。臓腑は身体のどこかの穴に通じて開くということらしいです。食の不摂生や暴飲暴食で脾に熱がこもる、つまり胃熱が発生するとなりやすいそうです。これは胃熱を納める処方を下もらえばよいわけです。どんな処方が良いかと言うのは専門家に聞くべきと思います(;^_^A
〇心は舌です。心の火、つまりストレスや不眠で精神情緒が乱れても不調の一つとして口内炎はあるでしょう。舌診をする際に舌の先端は心の火ですので舌先が赤かったり、舌先に赤いブツができていたりすると不眠とか眠りが浅いなどの症状があります。これは精神的な分野ですから肝も関わっていますから肝火も上がるらしいです。肝と心の火を納める清熱効果のあるものを処方してもらえば良さそうです。
私などは夏場の気虚で眠りが浅いと舌の先が赤くてブツができてます(笑)。ま、気虚が原因は私らしいですけど(;^_^A 私は原因は脾気虚にあるのですが舌では心の先っぽが赤くなります。
〇また五華という視点からも脾の華は唇です。確かに唇、とくに口角にできているのを見かけますね。これ、多いかもしれません。ヘルペスっていうものですかね!!
こうやってみますとできている場所で何となくどの臓腑が絡んでいるのかわかるかもしれませんね。中医的な発想だとどんな症状も時間の経過とともに悪化すると熱が生じるという感覚ですから、長引かせるとできやすいのかもしれません。
〇それととても専門的になりますが身体の体液を消耗しすぎてもなるらしいです。これ、陰虚症というのですが体液不足です。陰と陽のバランスが崩れて陰が足りないために陽気が盛んで熱をもってしまうという症です。こういった診断を受けた場合には当然ながら身体に体液を補充できるような処方や清熱の処方もあるでしょう。
参考にどうぞ!!