四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

甲日午月生まれ

2011年06月10日 22時14分59秒 | インポート
今月は午月。甲日午月を考えてみましょう。つまり、火旺の甲木です。いわゆる「木火通明」となる可能性ありですが・・・・
 ①この月の甲木は日干弱となる可能性が大。つまり洩気は忌です。
 ②水の調候と寅卯の根があれば、つまり日干がまずまずの強なら洩気もまずは喜の可能性です。
 ③日干弱でも食傷制殺が可能なら、それも可です。
①の観点からは火は忌ですので第一に寅、卯の根があるかどうか。または、旺火を制す薬としての壬水か、生日干という意味では水源または根ある癸水が最も嬉しいです。何といっても洩らしすぎを抑えなくてはなりません。洩らしすぎるとどうなるか!つまり、食傷の喜象とはなり難く、木火通明ともなりにくいです。人によっては智に欠けることもありますし、食傷の忌象でここまで言うかというくらい吐き出すようにしゃべったり。食傷の問題なので摂食障害などのバランス悪く肥えたり、また、女命ですと子縁の問題、血脈(貧血)などなど・・・あります。また、食傷強は財絡みでみますので中には父縁が悪いということも多々あります。      これが、寅、卯の根あって調候の水あり、湿土ありとなれば最喜です。智あって能力発揮もし放題。もちろん、大運で水木と流れれば問題ありません。
 例えば、今月6月18日午前4時とします
辛卯
甲午
甲辰
丙寅 です。
この日干は寅に根、月干甲も卯に根。調候の水はありませんが、辰が代用します。食傷が天地に透り、真の食傷格です。日干はやや弱ではありますが、また、陽干なのに形而下型ではありますが、なかなか好命です。貴とはなりませんが。
木火通明となって賢の可能性はあります。大運は水、木がいいので男命に生まれるといいですね。
 例えば、今月6月28日午前0時半としますと
辛卯
甲午
甲寅
甲子 としますと八字は木強で午の月支は喜です。男女とも大運がついてこないのが残念ですが・・・湿土の財につながるのが最喜です。もちろん湿土生官殺となってもいいです。普通、月支はエネルギーは旺なのでたいていは忌なのですが、この命は日干が月令なくても強となるので午は用神となっています。湿土財がないのが惜しいですね。つまり、「化地」があれば最喜ですのに・・・
ということです。もちろん智あって賢そうですね。
 甲午月生まれ、今月は2日とも時干支には寄りますがまずまずです。他の日はまた・・・

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 H23年8月より丸亀市のぺアーレで始まります。
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ムクドリとの縁(えにし)続き

2011年06月08日 20時38分05秒 | インポート
ここ数日はムクドリ幼鳥の巣立ちのオンパレードのようです。私は自室で遁甲の本にうなされておりましたら、窓のすぐ近くであどけない声が聞こえてきました。抜き足差し足で窓辺に近づき、レースのカーテンをそっとあげるといるではありませんか。一羽の親と一羽の雛です。普通はツガイの親に2~3の雛のセットなんですが・・・まあ、いいかとその訳を考えずにそのすばらしい光景にしばらく見惚れておりました。
 親:「ぴゃぴゃっ(いいかい、こうやって餌を食べるんだよ!)」
 雛:「ピャピャピャっ(いいから、チョウダイ、チョウダイ)」
   親は雛に口移しで餌をいれてやる、何度も・・
   いっこうに雛は餌を獲ろうとはしません。
 親:「ぴゃぴゃぴゃ~(このむこうのお宅の猫は老いぼれてるから、だいじょうぶだけど、このオウチの黒猫には気をつけるんだよ。今度、見かけたら教えてあげるよ!」
 雛:「ピャっ!!(えっ!猫さん!見たい、見たいよお!)」
みたいな会話が聞こえてきそうでした。雛といってもサイズは親とほぼ同じ。
しぐさだけが幼いんですね。でも・・・・・なんでこの親子は一羽づつなんで
しょう?妄想が膨らみますよ。ご主人亡くしたの?ほかの坊ちゃんや嬢ちゃん
は?って聞きたくなりますが。うちのベル猫のせいではないかしら?気の毒な
身の上の親鳥のようですが、育児を放棄などしてないんですね。けなげにトレ
ーニングをさせているではありませんか。昨今の人間の親たちに見習ってほし
い光景です。こんなところに話を落とすつもりではないのですが・・・・落と
す先はうちの先代のペックちゃんです。この子は9年前にベル猫の餌食になっ
たのです。私が見つけたときはぐったりと倒れていました。それでも息があっ
たので庭の茂みにそっとおいたのですが、また、ベルに見つかって・・・結局
、隣の義理姉が「これ、ベルちゃんが捨ててあったよ!」とスーパーの袋にい
れて持ってきたのです。どこかに埋めてやらねばと思ったのですが、何気なく
素手にのせると温かいし、心臓の鼓動が・・・・これはいかん!!また、本領
発揮です。ストローで一滴の水を口に入れてやるとパッと目を開けるではあり
ませんか。ただ、気絶していただけなのです。それっとばかりにあの手この手
で鳥の世話をしてみたのですが、どうにも止まり木にとまれないのです。コロ
っと転げるんです。どうしたのだろう???鳴き声も「ぴゃっ、ぴゃっ(表現
のしようがありません)」と切ないものですから、それを聞きつけた親鳥がぎゃ
~ぎゃ~と我が家の上を一大事だとばかりに旋回するのです。2日間ぐらいや
られましたね。親に返したいけど返せない・・・雛は猫が噛んだ傷口から腸が
脱腸していました。薄皮の腸が風船のごとくに膨れて、バランスがとれないの
で止まれないんです。獣医に相談しますと、「生きれるだけ生かせてあげなよ!」
というので「そうですね!」としおしおと帰ってきました。数日うちには雛の
鳴き声も嬉しそうになってきて、いつしか親も安心したのでしょうか、来なく
なりました。そして数ヶ月、あの恐ろしげな脱腸はいつの間にか萎んでカサブ
タになっているではありませんか。ベルちゃんは自分が捕ったというのに絶対
に鳥かごを見ようとはしないのです。どういう心理なのか・・・わかりません。
今も見向きもしないのですから。そして夏が過ぎ、秋になり、寒い冬を越しま
した。立春です。
 「ぺっクちゃん、おはよ!」といい始めたのです。ここからです。モノマネ
人生が始まったのは。鳥かごの周囲の音はなんでも真似るんですね。玄関の近
くなのでカギにつけた鈴の音も、私がおじいさんにご飯の案内で呼ぶので「お
じいさん、おじいーさん!」とか。門扉を閉める音とか。限りがなかったです。
よし、来年までに英語を教えるぞ!と意気込んだのですが、それは全く聞かず、
私が外の犬が無駄吠えをするので「うるさい、やかましい!」というのを聞い
ていたのでしょう。翌年の立春には「やかまち!うーさい!」というのです。
なんとお行儀の悪い!誰?こんなこと教えたの?って・・・私でした。以後、
気をつけるはめに・・・・・!!
 これが先代のペックちゃんとの出会いでした。7年ばかりの短い生涯でした。
己丑年元旦でした。厳密には戊子年でしたが・・・でも、不思議でしょ。立春
を過ぎるとおしゃべりが始まって夏の土用がくると無口になるんです。太陽の
せいなんですよね。天の気のせいなんですね!?!?

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節入り

2011年06月06日 10時05分42秒 | インポート
本日、6月6日は午月の節入りです。午前9時27分です。こんな時間に生まれたら、ちょっと困りますね。ちょっとばかし、遅らせるか、産むのも我慢していただけませんかねえ!鑑定に困ります。母子手帳に書いてある時間でもほんのチョッとで違うことも有りうると思いますもの。その上に時差、均時差を計算してたら、疑いたくなりますよ。ホントにホントにそうなの?ということが出てまいります。年老いて事象を聞いて死ぬ間際にああ、そうか!節入り前っだたのか!じゃ、悲しくないですか?でも、どっちがいいか?これは計れますね。
 節入り前だと
 A辛卯
  癸巳
  壬辰
  乙巳  ですが、
 節入り後だと
 B辛卯
  甲午
  壬辰 
  乙巳  ですね。
どちらがいいでしょうか?月支が癸巳か甲午かというところです。日干は壬辰の陽干で解罡です。見かけ陽の壬ですのでしっかりもののようですが、というのはどちらも同じです。また、いずれも火旺生まれの身弱財多です。何がどう違うのかですが、Aは内実はほぼ陰命で金銭に細かく以外に地味に・・・となりそうです。天干に水源ある癸水がありますし、日干の幇とはなりませんが巳火を抑えてはいます。辰は調候です。Bですと甲午で壬の両サイドに食傷です。結構、饒舌で人付き合いは良さそうです。周囲に神経も遣いますね。財はちょっと忌ですね。日干の洩が忌となりますので食傷の忌か病には注意ですね。私ならAのほうがいいです。えっ、Bに生まれたいですか?おしゃべり好きですか?
 これが男命が女命かで運が変わります。
男命Aですと10壬辰20辛卯30庚寅、40己丑、50戊子・・・
  Bですと0癸巳、10壬辰、20辛卯、30庚寅40己丑 50戊子・・結局AもBも同じですが。
女命Aですと0甲午 10乙未 20丙申 30丁酉 40戊戌 50己亥 60庚子
   Bですと10乙未 20丙申、30丁酉、40戊戌 50己亥、60庚子・・・です。
まあ、これは喜忌交々ですね。女命のほうが早くに喜神がきますので婚期は逃さないのではと思いますが、40からの戊戌運はかなりの注意です。陰命なら、結婚してじっとしてますかね。じゃあ、男命はどうしましょうか?ちょっと晩婚になってもいいから、手堅い職業について運のいい奥さんをもらうかな!!
絶対、自営業はいけません。これだけは言えますので四柱推命の鑑定を受けにくるべきですね。上げマンいますよ。絶対!!

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ムクドリとの縁(えにし)

2011年06月02日 21時09分04秒 | インポート
今日は少し脱線します。我が家には犬、猫、鳥のペットがいます。ペットというのは家族と同じですが、駆け引きなしの愛情を注げるかけがいの無い存在です。どの子にもそれぞれにまつわるエピソードがあります。私たちとの縁の始まりについてですが、犬、猫は別にしてムクドリのパックちゃんには大変な始まりがあったのです。プロフィールのムクドリは実はペックちゃんで2年前に亡くなってまして遺影なんです。すみません。現在いるのはパックちゃんと言って1年若い鳥ですが写真がないのです。パックちゃんは現在8歳。この子はまだ黄色い産毛のときにどこからどうやって来たのか、台所の冷蔵庫と壁のすきまでクモの巣とホコリにまみれて「ピャア、ピャア」啼いていたのです。私は当然のごとく育児に励みました。手作り(新聞紙)の巣に入れて育て、外出も控えて餌やりをしたものです。私をみると催促をして、ピャア、ピャアとにぎやかでしたね。黄色い縁取りの口をパアーっとあけて・・・今も目を閉じると思い出しますね。糞をするときはくるっとお尻を巣から出して糞を巣の外に上手に落とすんですね。素晴らしい習性だと思いました。オシメなど要らないんですから。犬、猫はしつけが要りますけどねえ、自然界ってたいしたものです。そしてある日ですね、巣からぴょんと出るんです。「だめよ~!危ないじゃない?」と巣に戻しても何度もぴょんと出るんです。ハッとしましたね。親もいないのに、何の誘導もなく、一人で巣立ちしたんです。一度も巣から出なかったのに・・・・!!すごい、感激でした。私は手をパックちゃんの腹の下からすけてそっと止まり木にのせました。初めて力強く自力で止まり木に立ったのです。少し自慢げで、目をクルクルとさせていました。ときどき「ぴゃっ、ぴゃっ」っておねだりするのは変わりなしでしたけど。かわいそうなことに自力では生きていけませんので外に放す勇気は私にはありませんでした。そのかわり、一生、お付合いするね!!と覚悟を決めました。以来、8年です。6月のこの時期にはムクドリの親子が巣立ちさせて、訓練中ですね。その度に胸が痛みますが・・・でもときどき2羽のムクドリが籠の外から訪問してきます。同じ、2羽です。それは楽しそうなひとときですが、それがまた痛々しいとも・・・!でもそんな時うちのパックちゃんは私から覚えた日本語なんですね。「パックちゃん、パーックちゃん、はいよ、はいよ!」って。毛を膨らませて、首を上下に振り振り、興奮してます。これ、どういうことなんでしょうね?訪問者の2羽のうち1羽がパックちゃんと同じようなしぐさで首をふりふりしておしゃべりしにくそうにもがいているように見えるんです。真似てるんじゃないかと思ったんですが・・・ムクドリはモノマネ上手のようですので。知り合いの理科の先生はよくムクドリを保護してたのですが、モノマネができるのが数羽いたとおっしゃってましたから。亡くなったペックちゃんに関してはプロフィールで紹介してますように凄まじいエピソードがありました。これについてはまた・・・それにしてもこの環境の違いってすごいと思うんです。本来なら、お外で群れて遊んでいるはずなのに。本人は籠の外を知りませんから、辛いとは思っていないはず・・・そのはずです。私は籠の外は初めから教えないのがこの子のためと思って、敢えて部屋の中で放すことはしませんでした。手のりをして戯れるのも籠の中に手を入れてしかしないのです。恨まれることでもないですよね。
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丁火寅月(続き)

2011年06月01日 15時48分37秒 | インポート
丁火って丁文と言いますが本当に事例としては多いなと感じます。文化的興味ということから、色々な芸事に一点を射す灯のごとく、のめりこむ人が多いです。身辺を見渡してみますと、身内にも義理姉(日舞)、友人一家(ピアノ教師、音楽教師など)、友人(書道の先生)・・・と多いなあと思ったことがあります。
いつだったかは長女の友人を鑑定した際に「看護師(4年生大学卒))なんですが、大学に戻って研究職に就くか、現場で上をめざすかを迷っている。」というのです。どちらが適職か命をみますと丁火でまずまずの運勢でした。すかさず、「研究職のほうが適しています。」とお答えしました。彼女もそのほうが好きだということでした。うちの長女(看護師)などはあきらかに現場向きなんですねえ。机の前に座るなんてムリでしょう!!庚辰日干で他は地支に静かなものは感じません。内科より外科が好きとか・・・ニックネームは高校時代より「姉さん」。・・・・・ところで、小沢さんとか管さんも丁火なんですね。小沢さんなどは丁火でなかったら、あんなふうに、いざというときに逃げませんよね。やはり指導的人材は陽干ですね。政治家の家系に生まれるとその道へ・・・となるんでしょう。やはり、四柱八字を生かすにはそれなりの環境とDNAは欲しいです。未ばかり並んでいても蔵干に丁火あり!ですから、これも見逃せませんよ!!潜んでますよ。
 寅の蔵干、これまた、厄介なものであったのですねえ。最新四柱推命理論を学んで初めて解けた命がいくつかあります。わからない命はファイルしてあるんですが、これを学んでファイルから外すことがたびたび・・・なんだ!そういうことか・・・みたいなのが多いですね。特に丁火寅月は精査が要りました。事象に合わないことになるんです。寅月の余気に戊土、中気に丙、本気に甲と以前は習いましたから、解明不可能でした。陽先生の著書にも良く似た事例がありますが、私も同じような経験が・・・
 ○○
 甲寅
 丁丑
 ○寅  としておきましょう。
こういう場合、2月の12、13、あたりですと寅の蔵干に丙火が出たんですね。この命ですと丙が二つも見えましたのでまさか木多で丁火が燃えないなどとは思いませんでした。「何が悪いというの?丑がいいではないの?」と。事象は木の忌象や親縁、子縁、全てに。最新四柱推命理論では寅の蔵干は甲のみとされてます。こうやってみますとこの命はパーフェクトに木多火熄です。甲木の薪をいくら入れても丁火は燃えるどころか消えかかります。これなら、事象に合うんですね。カンゲキものでした。ご本人にはお気の毒でしたけど。木多でおまけに天地に甲寅と透ってます。丑は破されていますね。見事でした。幸いというか運は巡って庚ではないですが、申の薬の運が来ました。すべてが徐々に改善されて行くんですね。良かったです。ほんとうに!!!!

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