四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

大袈裟な「オゲ」

2012年01月11日 22時03分10秒 | インポート
☆フリートーク
本日はわが夫の大袈裟な一面について少し述べてみたいと思います。先日の日曜日に朝からPCの前で何やら熱心に調べているので覗いてみました。網膜がどうやらこうやら・・・と書いてあるようなのです。
「どうしたん?」と言いますと「目をつむるとある方向に向くと光がピカッとするんや・・・・これ網膜穿孔かもしれんぞ!!ほっておいたら、網膜剥離じゃが!あいつと同じやないかなあ??」と。
夫は来月の丸亀ハーフマラソンに出場する気満々です。あいつというのは夫のいとこでマラソン大好き人間です。彼が今回は網膜穿孔で手術をし、振動がいけないので出場を控えたのです。
それが頭にあったのか自分も網膜穿孔の気分になって不安がつのっていたのです。娘に「おい、どう思うか?」と殊勝な面持ちで聞いているのです。娘は重症患者ばかりいる大学病院勤めですから、「そら、お父さん、わからんでえ!明日、労災にでもいかんといかんわ!!」です。夫はますますその気になってました。今日の当番医も調べてみたり・・・独り言のように「当番医ではどうにもならん!!・・・」と。

翌日はもちろん会社は欠勤して労災へ・・・まっしぐらでした。
結果は「異状なし」でした。「単なる老化ですよ。」とたいした詳しい説明もなく目薬ももらえずに帰ってきました。
私、「やっぱり、オゲやったんやなあ!」夫、「へへへ!!」と可愛く笑ってみたり・・・ちっとも可愛くなどありません。案の定、大袈裟な発想一つに振り回されてたようです。わが身は可愛いのでしょうけど・・・・人のことはそこまでは心配はしないでしょうねえ!と意地悪な気分も・・・・まあ、いいか。これで静かにまたマラソンにひたすら命をかけるでしょう。・・・平和が一番ですから。

こんなオゲでもいろいろと心配はしてみました。夫の四柱八字を思い起こし、そうだ、そうだ、甲日干で寅だ!木が強いので・・・目か!!と短絡的に結び付けていました。思い出したことがあるんです。夫と昔、見合いをしたとき、夫側の両親ともにメガネであちらさんは目が悪いな!!と思ったのです。私方はメガネの人はいませんから。そうか、眼は危ないぞとは直感的には思いました。顔の中では目は木、口は火、鼻は金、耳は水・・・ですね。私は耳に来るかも!・・・腎に婦人科系にとたいしたことはなくてもちょっとあるなと。すべて水です。私は土が強いので水の部位はあるのです。耳が聞こえなくなったらどうしよう!!普段から、「勝手つんぼ」のように言われるのですが、本当のつんぼになっているのではと・・・・??

自分の命式も心配してみたり、夫の命式も考えてみたりと普段は忘れているものですが・・・・家族の命式はあまり、気分の良いものではありませんね。思い出さないようにしたいものです。

 しかし、今日の鑑定した女性の命式はすばらしいものでした。ど~んと背中を押して差し上げました。うらやましいような・・・・普通、鑑定依頼の命はあまり良いことはないので、久しぶりに晴れ晴れとした命でした。

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丑月は湿にして寒の極み・・・

2012年01月07日 22時19分56秒 | インポート
☆難易度Ⅱ・・・
 本日は金比羅さんに初詣でして来ました。お正月の間はいつも長い石段が参拝客で詰まって上がれないので行きません。さすがに一週間後は楽々と上げれます。本宮までの石段はかなりきついですが最近は少し足の筋肉も強くなっているのか結構、軽かったです。帰りには新町で「へんこつまんじゅう」を買って帰りました。まだまだ全国からのお客様が多い印象で賑やかでした。私はただ、何かゴリヤクあるかなあ?くらいですので・・・これからも足腰のためにも毎年必ず上ります。
 
 さて、本論です。一月丑月です。冬至を過ぎて、季節は春へと方向転換してはいますが、丑月は湿にして寒の極みですね。最初は水旺、後の土旺は凍土です。この月は扶抑よりは調候が優先かもしれません。八字の位相を計るときにはどうしても丙火の調候を一番に見ます。

 どういうことかと言いますと、先月の金水命でも丙火の調候があってこそ暖金となって洩らすのも喜象となりやすいということでした。今月の丑も仮に乙日干で丑の中の癸が生木することについて考えてみたいと思います。

つまり
 〇〇
 〇丑
 乙〇
 〇〇としてだけ考えます。

丑中の癸水は生乙日干としてはもちろん喜ではあります。しかし、丙火あって暖水となってこそ乙への生木はより喜なのです。このあたりのことは難しいですが、位相という観点の問題となります。八字の位相が高いということは乙日干で丑月ですと丙火の調候が十分であってこそ喜であり、事象としても喜が多いのです。ですから、調候なくても扶抑からは喜神なのだから、喜象が起きると勘違いしてしまいがちです。喜象が起きるのはどの命も位相が高くて・・・というのが限定のようなものなのです。鑑定する際には見極めなければならないと痛感しています。

 丑月は陽先生の窮通宝鑑にありますが、丙火一つでは足りないとあります。つまり2つくらいあってもよいということです。他の月では丙火2つは火が過ぎる傾向ですが、丑月は最高に湿にして凍っているということが原因なのです。火日干の場合はかなり厳しい月と言えますね。月支の丑はそれくらい寒にして湿だという意識を持たれるといいと思います。他の支に来る丑とは別格ですね。

 私自身、この乙日干で丑月に関してはかなり問題意識はあり、迷路に入りそうになったことも多々あります。それくらい迷いました。(バカ?)凍っていても丑は生木はあるんだという事実。これがなくては理論的に発展はない!このことになかなか気が付かなかったのです。ましてや調候の問題が絡みますと難しくはなります。視点を変えて、調候という観点から見てみました。すると初めて丑中の癸水の乙に対する真の意味でも生木がわかるのです。最近、本当の意味でやっとわかったというところでしょうか!!理論的には何度も読みも聞きもしていてもわが身に本当に入り込んだのは最近でしょう。それくらい個人的には「いわくつき」であったのです。わかっているつもりでいても、本当に目からウロコ的に自分に入り込むことは違います。

 こんな観点からも四柱推命を勉強するとき、月支、旺からみることの重要性は強調したいですね。今月の丑月、しっかりお勉強しましょう。今日は少し難しいことに触れてみました。

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南十字星の下に ・・・より

2012年01月04日 10時26分23秒 | 詩歌
☆フリートーク

見送りなきは我のみのマグロ船エンジン室よりマーチ聞きていつ

望郷の想ひに心乱るるをかくさむと軍歌うたふ赤道の海に
            郷土歌人 宅間孝作品集「南十字星の下に」より

 年明け早々に忙しい中のブログでミスがあり、夜中に眠っているときに気
がついて直したり・・・。私は睡眠中に思いついたり、気が付いたりという
ことが非常に多いのです。四柱推命のことでも八字が脳裏に張り付いた状態
ですので寝ていても考えているようです。自分でも笑えるのですが・・・

 昨日の3日は親戚が集合して総勢19名での大宴会でした。仕出しは取るも
のの、自前の料理もしますので手がシビレそうでした。たとえば、大根なま
すにしても手で薄く千切りが一番なので、かなりの疲労です。ウデが痛い。
とにかく…痛いです。

 それはともかく上記の2歌は郷土歌人で一昨年亡くなられたのですが、宅
間孝さんの歌です。荒木暢夫賞を香川県で受賞した作品「南十字星の下に」
のものです。全20首あるのですが、2種のご紹介です。読んでわかると思う
のですが、家族縁の薄い方でマグロ船に乗るときは皆が家族の見送りを受け
 て出発するものですが、彼にはいない。また太平洋のど真ん中でとてつもない望郷の念に取りつかれ、涙するのもはばかり、軍歌を歌う。戦後ずいぶんと経つのでしょうが、ソロモン冲などを通る際には海に散った戦士たちに敬礼をせずにはいられない!・・・・そんな歌集です。

どこがいいのかと言いますと強烈な実体験があるのにそれをさらっと歌っているのです。現代歌というのは技巧には富むのですが、根っこに迫力がないのです。これらの作品集には波乱の人生の生活歌がさらっと歌われ、それがまた読者を惹きつけるようです。

ちなみに彼の事象を述べておきますと、・・・・・幼くして父を亡くし、中学卒業後はトビ職として東京、大阪の工事場を転々。S38年から7か月、マグロ遠洋漁業に従事、ソロモン冲で漁業生活を送った経験があります。異色の人です。私が知っているころは香川県三豊市で奥様や子供さんご夫婦、お孫さんに囲まれておりました。

大変器用な方で、竹細工などはプロ並みでした。また大の動物好きで短歌会の際でも小鳥の幼鳥を育てているときは懐に入れておりました。また鳥を呼ぶ技術もお持ちで一度などはカラスの大群を呼び集められて私などは感激、感激でした。私もほんの短い間でしたが、宅間先生に添削などして頂いたり、楽しくお付き合いさせていただきました。体調がすぐれないのは見えていましたが・・・
 本日は短い間ではありますが、師事した歌人の歌のご紹介でした。

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新年おめでとうございます

2012年01月01日 21時21分04秒 | インポート
☆フリートーク&難易度1 青字は後日に入れた訂正です。ごめんなさい。
 新年あけましておめでとうございます。

本日元旦は娘夫婦とともに私の実家へお年賀のあいさつに行きました。大晦日から彼らは泊こんでましたので、朝はいっしょにお雑煮を食べました。もちろん、白みそ仕立てであん餅です。昨日、昨秋仕込みの白みそを開けてみました。まずは無難に仕上がっていましたのでフンフンと匂いを楽しみながら、味見もしました。楽しい瞬間です。あん餅は我が家では作りません。白餅は作りますが、あん餅は琴平町の浪花堂のモチを買いに行きます。これに限るのです。生地に塩が入っていて大きいので・・・食べごたえがあるんです。
おいしかったです~!!

さて、今年の私の抱負です。
・理論を基本から丁寧に見直す・・・・講座のため!
・もうひと皮むけたい・・・何ができたらいいかは感じている!でも難しい!

このあたりはまだまだ時間がかかるところかもしれませんが、精進以外に手はないでしょう。そのためにも中之島へはせっせと通います。陽先生がおっしゃることに素直に耳を傾けてはいるのですが、何かをゲットして帰りたいといつも・・・・でも、これもこちらの力量次第なのです。大事なことを発信されていてもこちらの受け止める力がないと聞こえません。吸い取り紙のようになりたいと思うこともしばしばですが、その吸い取り方がまた問題なのですね。キャパを上げないと絶対ダメなのです。

学習とは本当に個人差があるものです。それは人の子を長年教えてきましたから、よくわかるのです。同じ知識を発信しても受け取る側のキャパが低いと入りません。そのキャパを上げるためにモチベーションを上げたり、システム的な学習法を用いたり・・・それが成績を上げるための教育のすることであり、人を育てることなのですが。

私たちが学ぶにはこれらのことは全く自分でしなくてはいけません。「ひと皮むける」ためにはこのままではいけないのですが・・・その方法も模索しなくてはなりません。最新四柱推命理論を学ぶという路線からは絶対ブレてはいけませんし、一方で鑑定は必須の作業だとも感じています。

今年はますます忙しくなるのは見えています。時間の振り分けも大事になります。一日が30時間くらいあるといい・・・・そう思います。それと体力。これも年々衰えていくようで不安ですが、自分の体ともうまくつきあわないとしたいことができない!・・・そう思います。自己管理の大事さはひしひしと・・・若い方々が羨ましいですが、こればかりは嘆いてもどうにもなりませんね。ただ、私は全くの陰命です。おまけに粘りの干支ばかりですので有難い限りです。親に感謝?ですかね!!

本日の命、H24年1月1日午後10時生まれ
 辛卯
 庚子
 辛酉
 己亥 です。

いわゆる金水命です。この八字でわかることは
・陰命
・仮の食傷格・・天地には透らないですが日干を生じる己も根の酉も流れて子、亥の食傷に集まります。そんな流れを感じて下さい。
        天干の庚、辛はすべて生水のみ。
・身弱で食傷強なのですが、財はありません。「無くて喜の財」です。
 正月早々に訂正を入れます。卯財が年支にあります。無くて喜とはなりませんので訂正です。
 しかし、難しいですが月干の庚は酉に根で強く生水する一方で卯を制します。卯はほぼ無力で
 子水から卯に流れるとは見ません。

・調候の火はありません。「金水傷官火を見るが宜しい」の典型です。
・父母縁は土の母は喜。父も無くて喜ですので悪くないかもしれない。
・配偶縁は日支は酉で喜。大運次第ですが・・・
・性情は辛金のクールでプライド高く、自分の意見もはっきりと持っていま
 す。あまり明るいというよりは暗い印象。頭脳明晰の可能性。

と、こんなふうに男女の指定はしませんが、八字だけでかなり読み取れます。
本日は軽くこの程度で・・・金水命はこの前にも出ています。

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