四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

辰月木旺と土旺では・・・①

2013年04月11日 01時18分20秒 | インポート
クリスマスローズがきれいに咲いてます。

☆難易度Ⅰ
本日命です。気が付いたら、ブログ更新には日付が変わってました。4月10日で用意してたので・・・やっちゃいます。

癸巳
丙辰(木)
丙午
己亥 

丙日干辰月木旺の生まれです。辰は湿土なので辰中の乙木も湿木です。丙火あって初めて乙も燥となって顕現するものです。効力発揮となるわけですが・・・つまり生火可!!です。
さて、この八字、そういった意味では辰には丙、巳、午が近貼(きんちょう)しています。辰中の乙木は燥で日干及び月干の丙、支の巳午を生火します。
 強の丙日干は時干の己土に洩らします。時支に亥あって己は湿の気も強く、日干はよく洩らします。
 しかし、金財がどこにもありませんね。
 年干の癸は水源、根ともになし・・・辰中乙にも生じますが、何よりも丙あって無情。

喜忌です。
 日干強
 用神:己
 喜神:湿土、金、水
 忌神:木、火
 調候:良い

60年前の癸巳年には同じ八字がありますが・・・
 癸巳
 丙辰(土)
 丙午
 己亥 となり、土旺なのです。

これ、全く喜忌が変わります。
年干の癸も辰には蓄水しますので水剋火は無視できません。また、辰土は月干丙や巳午によって燥湿適切な土となります。よく火を納めています。周囲に丙がありますのでやや燥に傾くかもしれませんが、燥土になることはありません。この八字ですと辰中の乙も生火は可能です。時干の己へもよく洩らします。
したがって喜忌は・・・

 日干弱
 用神:午
 喜神:木火
 忌神:湿土、金、水
 閑神:燥土
 調候:丙
となります。
木旺と土旺ではこのように違います。

大運の喜忌も当然のことながら、違ってまいりますね。
やってみてください。
 

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春眠暁を覚えず

2013年04月07日 22時29分40秒 | インポート
丸亀城下も春満開でしたが、この嵐で桜も終わりですね。また来年・・・

☆フリートーク
春の低気圧が猛烈な嵐となりました。本日早朝より瀬戸大橋線の運航状況ばかりに気を揉んていました。もうだめかと思ったいたら、運よく8時ごろから風が凪いで・・・・中之島研究会に無事,たどり着けました。
 もし、行けなかったらと・・・・用意した資料を仲間に添付で送って渡してもらおうと。
時計を見ながらの作業・・・行けるなら、資料をプリントアウトしていかなければならないし、無駄になってもと・・・ケチ臭いことを考えていたら、インクが切れて・・・ひえ~~~と悲鳴をあげそうでした。
 とにかく髪の毛に櫛を入れた記憶もなく、顔は何とか塗りこんで・・・・電車に駆け込みました。
 善通寺駅に電話した際には駅員さんはご丁寧な対応で・・・・「運行見込みですので、橋の上に行かないとどうなるか・・・とにかくお乗りください!」でした。
 仲間からメールで8時ごろには風が凪いで運航開始となってますよ~と連絡があり・・・なるほど、瀬戸大橋上、風などないではありませんか!!!先ほどまでの騒ぎは何だったのかと思ってしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日のお話です。「春眠暁を覚えず」の理由です。

春から夏にかけては「肝が立つ」と言って、肝蔵が働きすぎるそうです。そのため却って、疲れてしまうことになるのです。やはり春の木気のせいかもしれませんね。それは血液が体の中で上昇して顔や頭、皮膚に現れるもので、その血液たるや、滞って汚れているものですから・・・・また女性などはそのせいでホルモンまで狂い、生理不順を起こすことにもなりかねません。

春になると寒さに備えて厚くしていた皮下脂肪が薄くなり、その下を流れる血管がひろがって血流量が増えるために体温を放出する方向に転換されるそうです。このため脳の血流が減少して眠くなるという理屈です。
 なるほど・・・ですね!!!お勉強になりました?
 
 

 

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無常の桜

2013年04月03日 20時26分08秒 | インポート
満濃池森林公園にて。遠くに見えるのは「育じい」です。夫と孫。

☆フリートーク
 今日は、夫の伯母が101歳という長寿を全うしてのお別れの日でした。彼女は桜の咲く4月木旺に生まれて、満開の桜の時期に散って行きました。それも静かに・・・
桜谷霊園というところで荼毘にふされましたが、そこは桜が満開でした。待っている間に桜をみていると、ハラハラ、ハラハラと散っていきます。諸行無常の桜ですね。生死一体ということをつい忘れてしまっているのですが、はかなさが桜の美しさをいっそう際立たせて、心にしみわたるような光景でした。こんな美しさに涙するのもよいかと・・・

 明治、大正、昭和、平成・・と生き抜いた明治女です。結婚後は満州に夫の赴任とともに暮らし、終戦の際は、えらいめにあった人です。伯母の夫は戦後はロシアに・・・それでも二人とも生き延びて、平成に至るまで元気でした。
 その伯父さんというのは、満州時代に当時、馬賊であった金日成を追っかけていたという話を何度も聞かされました。伯母も満州から逃れて戻る苦労話が盛りだくさんでした。終戦後、ゼロからやり直したという・・・これもまた苦労話でした。すごい明治女です。気迫が違いましたね。
 また、伯母から言うと嫁にあたる人、つまり息子の嫁は今年、御年80歳。老々介護と言えますでしょう。息子のほうはとっくに他界してしまって・・・それすら、伯母はわからずに生きてきたので、極楽浄土で息子に出迎えられたら、さぞかし、びっくりしていることでしょう。80歳のお嫁さんはこうおっしゃってました。「もう、私はどうなってもかまへん!!責任があるものが無くなったわ!!黒紋付の着物も焼いてしまおうかしら!!」と。心の負担となっていたのですね。
 私の実母は今年、77歳ですが、その両親のうち一方が昨年亡くなり、もう一人が元気です。これまた長寿ですが・・・!!実母は病気で体力も弱っており、こころの負担たるや、ただものではありません。何としてでも見届けねば・・・と目を据えています。他に面倒をみる人がいないのです。
 心が重たくなる話ですが・・・陰命で晩年、喜神運が続いたら、やっぱり長寿になるかな!!!と思い、ペラペラと思いあたる人の八字をみていると、いらっしゃいますね~!!長い生きしそうな女命。
 私、絶対に娘たちよりは長くは生きたくないですね。生きていなくてはならないなら、ボケてしまいたい。と、娘に言うと・・・「お母さんて、呆けてウチのことがわからんようになっても、四柱推命だけはわかるんとちがう?」と言うのですが・・・どうでしょうね!!
 
 


 YORI君が着ている帽子、私の制作したものです。リバーシブルです。
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