四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

中医より「脾胃を元気に!!」

2013年12月11日 20時31分44秒 | 中医・漢方
 おもちゃ携帯電話でお話し中です。

★フリートーク
久しぶりに中医から・・・・食の悩みとして食事が美味しくない!とか胃がもたれる!・・・などありますね。
 これは中医では「脾胃」の作用の低下です。「脾」は栄養や水分を吸収して全身に運ぶ「運化」の働きをします。「胃」は食べ物の「消化」の働きをします。
「運化」は脾胃によって肺などの臓器に運び上げる働きと腸などに運びおろす働きをします。
 また特に脾は体の水分の運化に関わりますので腎とも深く関わります。一方で腎は腎精とも言われ、生命エネルギーの源でもあります。その作用の低下はすぐ上の臓器である肝機能を鈍らせるようです。腎の水から肝の木ですね。肝は脾胃とも非常に消化という観点から関係の深い臓器です。肝が乱れると木剋土で胃の作用が滞ることになったりしますね。まさに五行の生剋制化の世界です。
 つまるところ、元気な脾胃には良い食事が大事ということになります。食べ物には「味(五味)」と「性質(五性)」があります。それらをバランスよく摂ることが基本ということに・・・その上で季節や体調に合わせた食材を選ぶことが身体を整えるということのようです。
 まずは旬の食材を使うことの意味のそのあたりにあるのでしょうね。冬は身体を温めるような温野菜が良いとか、夏には身体の熱をとるような食材が・・・となるのです。

 以下に五味を・・
・酸味(木):「肝」の働きを整える。汗や尿の過剰な流失を抑える。レモン、梅干し、サンザシなど

・苦味(火):「心」の働きを整える。体内の余分な熱や湿(余分な水分や汚れ)を取り除く。ニガウリ、銀杏、緑茶

・甘味(土):「脾胃」の働きを整える。養分を補給し、身体を養う。白米、牛乳、バナナ、肉類、黒砂糖

・辛味(金):「肺」の働きを整える。血流を良くし、ストレスや邪気を発散する。ショウガ、ニンニク、大根

・カン味(自然の塩辛さ)(水):「腎」の働きを整える。固いものを柔らかくする(便通を促すなど)。昆布類、イカ、アサリ

次に五性を・・・

・寒性、涼性:体内の熱を冷まし、身体を冷やす食材。キュウリ、トマト、
大根、緑豆、ほうれんそう、梨

・温性、熱性:身体を温め、気血の流れをよくする食材。ショウガ、ネギ、
ニンニク、トウガラシ、肉類

・平性:冷やし過ぎず温め過ぎない、常食に適した穏やかな食材。
米、ジャガイモ、キャベツ、大豆

さらに身体にやさしい食べ方です。

・暖食:温かいものを食べる、飲む
・淡食:塩分控えめで薄味に
・暢食:食事は楽しく、気持ちよく
・専食:食事に専念。テレビなどのみてのながら食いはしない。
・小食:腹八分目
・慢食:食事はゆっくりと時間をかけて
・潔食:新鮮で清潔なす食材を選ぶ

さて、これをうまくできているかどうか・・・・(笑)
書いてて唸りそうになりますわん!!

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本日命(戊日干子月水旺生まれ)

2013年12月08日 22時38分00秒 | インポート
 畑から採れたカブラです。小さいでしょう。今年は種まきはしたものの、ほったらかしで間引きもせず・・・(笑)。お漬物にしようと思います。柔らかいですので、美味しいかとは・・・

★難易度Ⅰ
先日、遁甲をしてからは静かに数日を過ごしてました。もちろん講座などありましたが、個人的には平穏で心静かに過ごせているということですね。 
同時に来年用の遁甲の時盤カレンダーも届きました。来年、木旺に入ったら、またトライしたいと思っています。今度は水木、癸と乙を取りに行きます。年運は甲午ですので・・・やたらと甲木を取るのは危険だと思って!!カレンダーを見ながら、過ごしているとあっという間に時間が経っています。遁甲はメンタルにはとても良いように感じます。強い効果など何も望んではいませんので・・・できたら、感性がアップして直観力を磨きたいかとは(笑)。
 

さて、もう子月に入っているのですね。本日命です・・・

 癸巳
 甲子
 戊申
 丙辰 でまいりましょう。普通格です。

水旺月ですので、戊日干は火旺月のような燥土ではありません。丙火あっても死令です。おまけに戊、辰に晦火します。日干戊は囚令で弱。辰は湿土で申金に洩らして根とはなりません。丙火の調候あってやや暖とはなりますが、八字全体には及びません。年支の巳も喜ですがこれも弱化。時干丙より戊辰の土に、そして申金の流れ、申金から子を生水し、月干の甲木に流れます。さらに年支の巳へ。逆ですが、きれいに流通します。日干弱ですが、極弱とはならず、調候あって・・・まずまずの八字と言えます。仮にですが、日支が戌であったら、どれほど八字がアップするかとは・・・辰戌の冲去など論外です。戌とて、湿土化しますから、なおさらです。喜は火土。特に天干の丙を求めます。地支では化殺生身には不適ですし、地支の剋戦も困ります。

日干弱
用神:取れず(欲しいのは丙火の化殺生身)
喜神:火土
忌神:金水木
閑神:なし
調候:丙

順行運なら・・
 乙丑:忌 丑中癸水の滋木培木は忌
 丙寅:喜 甲木が寅に通根も、寅は子水を納水して丙火を生じます。
      火源ある丙は化殺生身の喜。
 丁卯:忌 丁は悪くはありませんが、化殺生身は困難です。甲は卯に通根し
      忌の官殺が強まって忌。
 戊辰:喜 日干の幇。財官に任じられます。喜神運です。
 己巳:喜
 庚午:やや喜 庚は申に通根して甲木と食神制殺。丙火とも剋。日干やや洩らますが食傷生財運。子午対峙で地支剋戦は少し変化変動は水面下の事象でしょう。

★第一運は親の庇護のもと、第三運だけ気をつければ、安泰な人生のようです。
八字は三陽一陰で陽命的傾向。戊丙辰あって子水の水多。行動的でしょう。また甲木が近貼して周囲への気配りも十分。喜神を行けば、良いように働きますので社会性も十分ではないかと思われます。順行運なら女命ですから、家庭におさまるのも可能ですが、社会参加して十分に能力発揮できる命運と看ます。

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遁甲決行

2013年12月04日 20時04分50秒 | インポート
 遁甲出発前!!

★フリートーク
先日、初めて、遁甲を決行しました。今まではする必要もなく、今もそこまで必要ではないのですが・・・そろそろ大運では土気が強まるかという時期なので挑戦しました。私は日干が己丑、未月土旺の生まれですので、土気が強いのです。喜の干は庚辛、壬癸、甲乙です。土多ですので、甲の疏土をとってもいいのですが、陰干であることから、金水と食傷生財の形が喜です。

今月といってもまだ亥月です。水旺であることを考慮して金水を取ることに決めました。庚でなく辛金と癸水を求めました。八字にもあるので・・・また辛金の特性を強めたいという気持ちも暗にあったのですが・・・(笑)。他にも目的はありました。心を前向きに押したいということですね。

 大運:己丑(水旺)
 年運:癸巳
 月運:癸亥
 日干支:壬寅
 時干支:丙午
 方位:申
 日盤:天に癸 地に庚 休門
 時盤:天に辛 地に癸 開門

 と取りました。
家を出発するまでに前日には距離を自動車に乗って測りました。目的地まで10キロ以上を徒歩で行くことに決定。
出発:午前11時15分(均時差を計算して)
到着:午後1時30分
距離:12キロ

天気は快晴で本当に遁甲日和でした。風も強くなく、歩いても冷たくありませんでした。まあ、この日のために毎週、登山をして足腰を鍛えたようなものになりました。最近、太ももの後ろの筋肉が盛り上がってます(笑)。

地理的には讃岐は狭いので電車などを使うと2時間コースで行くと海にドボンと落ちてしまいます。大抵、県外か海を渡らなくてはなりません。徒歩でしたら、県内でできます。私のコースは善通寺から大日峠を超えて観音寺へのルートです。道中、ずっと申の方位に入ってました(入る必要は全くありませんが)。

出発する際に夫が喉が渇くから、ミカンを持っていけ!というのでリュックに持参しました。1時間で大日峠に差し掛かり、登り坂でしたので汗だくになり始めまして、喉もカラカラ・・・よし、ここいらでミカンを食べるか!!とリュックに手をかけた瞬間、気が付きました。道中ず~っとみかん山が続いています。みかんの木がたわわになり、みかん農家さんは道端で無人の出店をやっています。缶に300円入れてもらっていくスタイルですね。それはいいのですが、私、ここでミカンを食べたら、盗んで食べてると思われるかも!!・・・と。紛らわしい行為はやめようと思い、ペットボトルのお茶にしました。それでもどんどん歩いて行きましたら、それこそ、みかんがポロリとこぼれてくるではありませんか?あたりをみると道端にいっぱい落ちていて、鳥さんたちが突いた形跡もあります。ま、道端に落ちてるものは頂いてもいいだろうと思い、一個、よく熟れていそうなのを拾いました。?いて食べますと、カラカラの喉に木なりのミカンは本当に美味しく、喉に沁み渡りました。ペロリでした(笑)。盗ったわけじゃないですからね。そのあたりからですネッ!!・・・気分がすこぶる爽快になってまいりました。車道の車も減り、青い空に紅葉が映えて秋を満喫できるようなロケーションでした。道も下り坂で楽ちんになり始めてましたし・・・・

目的地は温泉地(笑)。べつに温泉に浸かるのが目的ではないですし、たまたま他に場所がなかったのです。帰りに湯に浸かろうとは思っていました。汗かきますし。ところが到着したものの、全身汗だくで、冷たくて、カゼを引きそうなのです。これはいけないと思って、先に湯に浸かって着換えをしました。そこはサッサと15分くらいで切り上げて、遁甲に入りました。静かなレストランです。周囲に老人が二人いただけ・・・・・・・・外の紅葉した山々を窓越しに眺めながら、集中しました。筆記用具を出して、今までの自分、本音のところを書き出しました。これからの自分、どうありたいのか・・・わかっていますが!!すでに種まきはしてからきました。すでに応えも出ています。ここ数か月の滞りが解けているのは感じます。しし丸くんも49日が来ようとしています。もう居なくなるでしょう!!つきまとう影がいなくなるかも・・・淋しいかぎりですが!!幻覚もありましたし、気配であったことも・・・写真も持参しました(笑)。

帰りはさすがに疲れ切ったので、途中まで歩いて、夫が家から私のほうに向かい出会ったところでピックアップしてもらいました。ミカンの話をして・・・それなら、買って帰るか!!ということになり、一袋、300円を缶に入れて持ち帰りました。
明くる朝も筋肉痛もなく、ケロっとしてまして、爽快そのものでした。良い遁甲ができたかなと自己満足です。

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鑑定に際して・・・・・

2013年12月01日 16時20分39秒 | 詩歌
 土佐の栗焼酎。ほんのりまろやかです。私、お酒は弱いのですが・・・・何故か、呑み助だと思っている人がいらっしゃいまして、お土産に頂きました。

★フリートーク

   ピーヒョロと トンビ舞うかな 冬山の 背を吹く風に 身を委ねつつ

里山は紅葉して暫し経つのでしょうか、小径は紅葉に染まっています。心なしか今日は風が冷たく、瀬戸の内海(うちうみ)から吹き上げてきます。指先まですっかり冷えてしまい、夫の後ろについて歩きながら空を見上げますと、すっかり季節が過ぎてしまったものだと二人で感慨に浸ります。夏山で蜩(ひぐらし)が哀しいと思ったのもついこの間のことのようです。今日は、トンビが数羽、舞っています。ピーヒョロ、ピーヒョロ・・・悠々と空に翼を拡げて、あたかも風に身を任せているかのようです。時折り、鳴くのですが、お互いの確認でもしているのでしょうか?・・・・大気の流れに逆らわず、大空を舞う・・・千の風ってこれかも・・・・と思ってしまいました。久しぶりに、「時間は流れている」・・・と思わされた一日でした。(飯野山にて 詩子)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 さて、話はまた先日の話題に戻ります。先日、赤ちゃんの取り違え事件の八字に触れましたが、命理的には興味深いということでした。同じ八字なのに環境が違う、どう違うのか・・・本当のところ、事象を知りたいですね。けっして興味本位ではなく・・・です。
特に裕福な家庭にいて、例の八字というのはどんな事象になるのか・・・ワイドショーなどの根拠のない話でもアッと思ってしまいます。なるほど!!みたいな話がどんどん聞こえてきますね。事実かどうかわかりませんが・・・実際には、その人の環境の中に入ってみないと外からはわかりませんでしょうね。

 まず、兄弟が仲良くできていての事象(今回の訴訟など)ではない。父親との問題はあるはず・・・金銭が原因での問題のはず・・・妻の問題かもしれない!!などなど推察は可能ですね。もちろん、ここでもいい加減な推測はできませんが、これは間違いないところではないでしょうか?全部ヒットすることはなくても、このうちのいずれかは事象にあるはず・・・というのが八字と大運をみての推察です。ここまででしょうね、できるのは!!

 鑑定などでお会いすれば、もっと深く指せますが・・・(笑)。鑑定というのは八字を看て、当てるものではなく、ご本人と会って、環境を伺ってから、鑑定すべし!!と陽先生はいつもおっしゃっていました。さらには家族の八字を看て、必ず照らしてみないと本当のところはわかりません。そのことを証明しているような八字であったと思いますね。

 ここまですれば、大概は想像が付くものではないでしょうか?依頼人も嘘はつけないと思います。ま、命理ですべてを読んでやろうなんて、奢ってはいけないということでもありますが・・・。

 例えば、ある人の八字を看たとき、絶対に離婚劇に発展するはず!!と推してみてもそうはなっていないこともよくあります。何故なのか!!いつも簡単でした。それは絶対に離婚したくないという信念があるのです。何がそんな信念を持たせるのか不思議に思うでしょう?それも事情を聞けば、わかることが多かったのです。簡単です。「自分には父親がいなくて、子どものころからその苦労をよく知っているので、どんな不適切な父親でも子供から父親を奪ってはならない!!」という信念へと発展したケースがあります。また、ある人はバツイチになったことがあって、その際に第一子を身を切られるような思いで手放した経験があるとき、二回めの結婚でもそのような危機に巡りあいましたが、二度と子供と離れたくない!!という強い信念。また母親のいない子を二度と作ってはいけない!!と思ったそうです。やり通せばやっていけるものだと・・そう思います。それでも事実、夫婦が破たんしてしまって形ばかりの夫婦ということもありますし、うまくいったときは「波風を乗り越えて味わい深い夫婦」になっていることも事実、あります。

 そういうわけですから、ご本人の本根のところは絶対に聞くべきだと思う!!・・・ということ。そして対面しての鑑定でないと本当の鑑定はできないということになります。単に八字だけを送って来られて、「やれ!!」というのは無謀だということですね。

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