四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(戊日干戌月金旺生まれ)

2018年10月13日 20時56分53秒 | 命理

☆命理
本日は戊寅日です。
戊戌
壬戌(金)
戊寅
乙卯 
としましょう。

日干戊は戌月金旺の生まれとなります。戊日干は月支戌中の戊に通根しますが、金旺です。仮に土用といってもこの時期の土は旺じているわけでもなくあまり変わらないかとは・・・

さて年月2戌土は年干に天透して年干の戊は強く月干の壬水を剋します。もちろん日干戊も壬を剋しますので壬はかなり傷むことになります。逆に日干戊が任じるべき壬は年干の戊に弱化させられて日干はそんなに力を遣わずに済むということです。地支2戌は湿土生金して戌中辛金を強め、さらに生水という流れです。

地支は寅卯ありますが死令の木官殺です。時干に乙が透干しますが陰干ですので日干とは無効の剋ですので気勢として地支の寅卯とともに任じる責はありますから日干はやや弱化はします。また地支の寅は戌中戊を剋して土はやや力を削がれます。戌中辛金は寅とは剋の意は陰干の辛と寅中甲は陽干ですのでこれも激しい剋扱いはいたしません。
こうやって看ますと日干戊は戌中辛金に洩身して天干の壬水の財に流通する食傷生財型です。天干の2戊と壬の比劫争財が気になるところでしょうか!!同時に寅卯にも任じることになりますので剋洩交集の要素も見逃せない八字となります。

日干弱です。
格は傷官格
用神はとれず あるいはやむなく戌中戊
喜神は火土
忌神は金水木
閑神なし
調候は不要
となります。

最も欲しいのは丙火です。一応、地支に団結し天透する乙の官殺を化殺生身する丙火、また地支の木土剋戦も回避できますので土よりは火が用となる八字です。

 本日命のように身弱の戊土となりますと戊の良いところは出にくいでしょうか!!どうしても重厚な感じにはなりません。大運では順は水旺運から木旺、逆は金旺運から火旺へ巡りますね。逆行運の女命であれば火旺運に入るころから喜神運に入り、事象も吉化していくでしょう。結婚もそのころまではない可能性ですね。適齢期に忌の食傷運が強く食傷生財での外への事象は流年での火土年は良い傾向ですから社会参加という意味では努力の成果は出るでしょうが金旺運には金木剋戦して異性縁などは厳しい時期が続くかと推せます。
 また八字の比劫争財の病は身旺運になって天干に戊が出ると3戊が壬と剋戦しますので特に男命は財や異性を通して注意が必要です。

以上、本日命の運歳も本日は軽く推してみました。

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本日命(乙日干戌月金旺の生まれ)

2018年10月10日 21時30分46秒 | 命理
☆命理
本日は乙亥日です。
戊戌
壬戌(金)
乙亥
丙戌

 乙日干は戌月金旺の生まれです。金は退気もまだまだ旺令であり、同時に水勢が上がりつつある時期です。また寒暖という観点からも寒気が忍び寄る朝夕ですから寒気と湿気が増しつつあるというのがこの時期の実態です。戌月も土用になりますとさらに寒気が増して数日差で24節気の霜降にさしかかるということになります。
 乙木というのは湿木です。干の特性としては暖で燥を求めるので強弱は別にして丙火の照暖というのは必須です。これは調候ではなく干の特性です。ここは勘違いしてはいけないところですかね!!!
 さて、本日命の日干乙は根もなく癸水の慈木もありません。唯一、時干の丙火との反生の効に頼るのみとなります。戌月金旺の壬は相令で強く日支亥に通根して天地天透しています。ところが年月干支の戊戌は強く壬を剋して壬の力を削ぎます。有難い年干支かと思います。
 一方で地支は3戌がずらりとあります。戌中には旺令の辛金が蔵されており、湿の気を増した戌中戊土は生金し、辛金は壬水と亥水を強める形です。結果、乙木はやはり浮くことから逃げ難いのが本日命です。できたら寅卯の根が欲しい!!あるいは甲木の幇があれば納水も可能ですから救いとなるのですが・・・ありません。
 このように考えていると自ずと欲しい干が見えて参ります。当然ながら丙火はもっと強くあるのが理想的かとは思います。あまり強くても洩身の忌となりますので火は精査しながら運歳の喜忌を取らねばならないでしょうか!!

 本日命の喜忌です。
格:偏官格
日干弱
用神:やむなく丙
喜神:木
忌神:土金
閑神:水火
調候:不要



☆久しぶりにアップします。毎日、同じようなもので大して変わり映えしないのですが・・・
いつものハンバーグをチーズ焼きにしてみました。
 ・ハンバーグはトマトソースをかけます。生トマト、コンソメ、トマトケチャップ、ワイン、砂糖、バジルでと味は調えます。
  付け合せにジャガイモ、インゲン、トマトを脇に置いてチーズを貼り、グリルで焼きます。娘たち夫婦にはとても人気です。
 ・ダイコン菜と油揚げの煮物
 ・キュウリもみ・・きゅうり、ミョウガ、生姜、シラス


☆子猫ちゃんは現在、病院預かりとなっています。私が大阪から始発で帰ってきたのですが、低体温でえらいことになり、入院してICU入りでした。
夫も献身的に面倒みていたのですが、やはり生まれて間もない赤ちゃんですので一日が命取りです。ごはんも喉を通らないくらい心配したのですが
何とか持ち直して、今は離乳食に入っています。やれやれです。可愛くなっています。でもまだ自宅には返してもらえないのでしばらくは看護婦さん
のお世話になることに決め込んでます。夜も看護婦さんのお家にお泊りだそうです。費用など言ってられません💦
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秋の憂い!

2018年10月06日 20時03分10秒 | 中医・漢方

☆高松駅周辺のサンポートビル29階より瀬戸内海を見ながらのランチでした!

☆中医・漢方

今日は12年ぶりに高松の故師匠の奥様とお会いしました。師匠が亡くなってから来年は13回忌とか・・・月日は矢のように過ぎ去っていったことを二人でしみじみとお話しました。それにしても12年間のブランクでしたが、ときどきお電話で交流してきたせいかとても身近に感じたものでした。お互いに雰囲気が似ているらしいのでそのせいもあるかとは思っています(笑)。
さて、秋というのは夕暮れ時は物悲しいとおっしゃる方がいらっしゃいますね。男性であっても女性であってもこれは同様に起きる感情だと思います。秋の「憂い」は時に詩人たちの詩情を掻き立てるものです。また恋愛の情に冒されている人たちにはさらに物思いから心を患うなど秋の特徴と言えるでしょうか!!そして象徴的なのは肺を患う美人と儚い恋情はとてもマッチしたものではなかったでしょうか!!
命理でも五行には人の情感を表す意がありますね。当たり前のようにどの書でもどのサイトにも書かれているかと想像するのですが・・・
木は怒気 火は歓喜 土は思慮 金は憂慮 水は恐怖 です。また木は肝 火は心 土は脾 金は肺 水は腎というのも常識です。双方関連しながら五情は五臓と関わっているのでしょう!!
さて、今は秋ですので金気が旺じています。秋バテで開いた汗腺からは邪気が侵入しています。古典の話ですが、貝原益軒の「養生訓」に書かれているそうですが夏に開いた肌の毛穴は閉じておらないのに、朝夕にはすでに秋風が吹いている。このようなとき毛穴から「邪」が攻め込んでくる、風に当り過ぎないように注意すべし・・・」だそうです。そして黄帝内経などの養生法は・・・心は安らかに、憂いすぎないように過ごす!!秋は憂う季節、憂いすぎると肺が傷む!!です。中医では五臓と五情は関連しているということは古典の時代から知られていることです。
夏に冷やした身体は秋には不調となることはすでに触れたことがありますのでここでは述べませんが、金気が旺じている今、人は憂い、悲しむ傾向でもあるのかもしれません。これには秋は「燥」ですから乾燥して干からびる傾向でもあるのでしょう。「干からび」は中医的には水である津液のバランスがくずれることと津液不足でもあるのです。また乾燥は肺気を傷めて風邪を引きやすくなるものですし、肺気を傷めるためにまた心は悲しい方向に向かうのもこの季節かもしれません。
是非ともこの季節は金はそろそろ退気も水気が上がっていく時期です。それに合わせて体調も整えていく、つまり夏の間に冷やした身体は温めて、特に水気を「補気」することも忘れないようにしたいものです。水を補気するのなら水を飲めば良いと思われるかもしれませんが、それはさらに冷やして水毒としかなりません。
最も良いのは風邪対策ともなりますが・・・葛(くず)特に生姜の入った生姜湯とか葛湯が良いようです。特に本葛は津液を生む作用があるらしいです。また今、話題のミトコンドリアを増やす作用もあるそうですし、妊活の男性には是非ともミトコンドリアを増やすと良いそうです。参考にどうぞ!!
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本日命(戊日干酉月金旺の生まれ)

2018年10月03日 20時06分20秒 | 命理
☆命理
本日は戊辰日。
戊戌
辛酉
戊辰
壬戌

 日干戊は酉月金旺も辛分野の生まれです。八字の土は休令ですが地支に辰と2戌があり土多に見えます。そうかと言って強いです!とも言えず・・・ぎりぎりの強さとしか見えません。日時支の辰戌冲あっても土性支の冲は朋冲と言われるとおりに本日命でも辰戌の燥湿は壬あって似通るものですからさらに剋の意は減ります。ただ余気の辰中乙と戌中辛金の剋は乙が激減するとみて、本日命の官殺は剋滅されているということになります。日干戊は壬にあたって湿感が増し辛酉に洩身します。また時支の戌中辛金へも流れ、さらに壬水へと食傷生財の方向となります。月干支の辛酉は年干支の戊戌からも生金もありますのでさらに強くなる辛酉です。もちろん年干の戊戌は日干ほどには生金はできませんが辛酉に加担する形は流年では注意すべき年干支です。水にあえば一気に生金の構えなのです。惜しいのは月干支から壬水財へと繋がらないところですが、運歳での水運にあえば食傷生財となるには簡単です。
 食傷生財になるとき水旺運、または水の流年がめぐることになるのですが、そうなりますとどうしても八字に丙火があったほうが良かったと思えてくる八字です。一見、丙火の印は要らないかと思えますが病薬としては欲しいですし、本日命は転弱も転強も簡単にしますので流年でも注意しながら喜忌を取らねばなりません。旺金を抑える丙火はあったほうがよくて、水運では八字は寒に傾きますから特に丙火が欲しくなるものです。調候とは言わないところでの寒暖燥湿でしょうか!!普通、寒暖燥湿と言えば調候だと思うのですが、八字の寒暖燥湿は調候云々ではなく、常に使える言葉かと思っています。特に女性など金水運になるとどうしても冷えが入るので暖を求めることも多いものです。これは扶抑ではなく・・・の話です。本日命、水運に巡るのは順行運の男命ですが、寒で湿に傾くのは同じです。これが女命なら特に冷えるということで・・・
 もし本日命が女命であれば逆旋しますので第一運は庚申、ここはちょっと厳しい食傷大過!!辰中乙官殺は滅多打ちです。性格形成上は我が儘で抑えのないところはさらに助長する大運となります。 逆に水運を行く順行運では第一運は壬戌。壬戌運はさらに水財の壬が透って食傷生財の形となります。女命である庚申運を行くのとはずいぶんと違いそうです。その代りに寒に傾くという意味では丙火が欲しいということで大運での様子は変わります。
本日命、なかなか気概がありそうです。

☆子猫ちゃんの記事をアップしていたのですが、ちょっと体調を崩しているので、取り下げました。やはり早すぎたかなと後悔です💦
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