青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

空襲慰霊祭

2009年07月23日 | 人生設計
変な、話だ。

もう半月もすると、終戦記念日を迎えることもあって、各地で「空襲慰霊祭」が営まれている。
終戦記念日までには、原爆記念日なども営まれ、長い悲惨な日々を思い起こさせる。
それなのに、今の世の中は、変な話が多い。

こうした「空襲慰霊祭」が繰り返し営まれているというのに、未だに懲りず「ミサイル防衛、敵基地攻撃、核武装」などと、「ああされ、こうされそうだから、こうしてやる」といったような「報復、復讐、制裁」ばかりでなく、「憲法九条改正論」までして、今の私達が、後の世の人々から「慰霊」されるようなことをしでかそうとしている。

人々よ、目覚めよ・・・
「豊かさや楽しさや楽」というような「利己的繁栄」は、一時的なものでしかないし、もろいものである。
この「もろい」ものが崩れ去った後は、「豊かさや楽しさや楽」というようなものとは比べにならない位の「つらさ、苦しさ、悲しさ」に見舞われる。
私たちは、この「辛さ、苦しさ、悲しさ」に対して、「報復も、復讐も、制裁も」できない。

それ故に「利己的繁栄」ではなく、繁栄は無くとも、「共存した平和」を擁立してもらいたい。