青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

紙くず信仰

2009年11月01日 | 人生設計
世の中には色々な信仰がある。
念仏信仰、お題目信仰、山岳信仰というものや、科学信仰、薬剤信仰、無神的信仰というところへもってきて、性器信仰、裸体信仰、麻薬信仰等々となり、果ては霊感信仰といったものまである。

この霊感信仰ともなると、「霊、魂」が存在し、それが我々に災いをもたらすといって恐れる。そして「魔除け、占い、祈祷」などにかこつけ、大金を注ぎ込む。
しかし「霊や魂」が存在するかしないかは、人それぞれの受け取り方によるもので、「これが霊だ、魂だ」と見せることは出来ない。
見せられないものを、我々は恐れの対象にして、怯える。
ただこの「霊、魂」というものは、受け手次第のものだから、因縁によるものは確かなことであり、この因縁に対して正しい対処で応じていかなければならない。

それはそうと、こうした色々なおかしな信仰ばかりでなく、その他にもこんな信仰がある。
「紙くず信仰」である。
この「紙くず信仰」の崇拝者は、人類の大多数が信仰者になっている。

「紙くず信仰」とは、別名で言えば、「紙幣信仰」ともいえる。「貨幣信仰」のことでもあるし、「金銭崇拝」のことでもある。
ただの紙に、金額が印刷されている。それが紙幣の実態である。
この紙に金額が印刷されているだけの紙を巡って、人々を眼を吊り上げて追い求める。
即ち、「景気、経済、金融、株式、保険」などに、ミサイルや戦闘機、空母に戦車まで出動させるやら、振込み詐欺や殺戮まで行う。

紙くずなんて、火がつけば燃えてしまうものだが、投機にかかると「紙くず信仰」になって、生活不安をあおる。

気を付けるべし・・・・・
コメント
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