国会では「先の衆参両議院選挙」が一票の格差状態にあることによって、「違憲」ばかりでなく「無効」判決も出されたことにより、その是正として「公選法改革案」が提出される。これが「0増5滅」法案である。
しかしこれは抜本的な改革案ではなく、当面の言い逃れ、先送り案でしかない。
こういう案を提出したのは、「議員の利害に直結」するからといって、議員たちは尻込みしていることにある。
「利害に直結」とは何だ !!!!
議員は、いや議員ばかりでなく閣僚も官僚も公務員も、国民の公僕である。間違っても「利害」に動き、動かされるべきではない。
それが堂々と「利害に直結するから」と言って、抜本改革から逃げようとしている。
参院選までまだ2カ月ある。これだけ時間があるのだから、高級料亭なんかで会合なんかせず、徹夜してでも纏めるべきことだ。
下の画像を読んでみると判るように、今社会を築いている我々の方針いかんによって、子孫の行く末が決められる。これは教育によって決められるものではなく、今の我々の態度いかんによる。その態度があやふやな状態では、子供たちばかりでなく、社会そのものが混乱してしまう。だから悲惨な事件が絶えない。
私にとって、選挙がある時の選挙演説は「ちんぷんかんぷん」である。なぜかというと、カタカナ語が多すぎるからだ。それでいて、このように英語を使いながら、現「日本国憲法」は、占領軍の押し付け憲法と言っているのだから、呆れてしまう。正しい日本語はどこかへ追いやって、カタカナ語の英語がまかり通っているのでは、それこそ英語の占領軍にこの国は占領されてしまっている。