インドの民話みたいなものには、「共命の鳥」というものがあるという。
これはどういうことかというと、胴体が一つでありながら、頭が二つある鳥のことでる。
頭を持つということは、一つの個性を持つことになる。それが二つになると、それぞれに勝手な方へ行きたがってしまうものだ。
しかし胴体が一つなのだから、それはできない話になる。
となれば、この二つの頭を持つ鳥は、共命を持つものとして、お互い助け合い支えあって和合していかなければならなくなる。
日本国民は約1億人いる。ということは、胴体は1つでありながら頭を1億持っている生き物ということができる。この1億の頭が中々1つに纏まらず、金や権力や名誉とかに分裂していがみ合っている。
地球人類も、地球人としての1つの胴体でしかないのに、60億個の頭が利己的になってしまい、争いの絶え間がない。第2次世界大戦において何千万人もの犠牲を出しながらも懲りず、毎日犠牲者を出し続けている。
そしてそこには、宗教を名目にしている。
人間とは哀れな生き物としか、言いようがない。
それだけ、宗教も信仰も廃れさせている。
科学技術を発展させるよりも、その知恵を宗教に託していくといい。
企業献金禁止、今国会で=野党要求、自民慎重―甘利氏疑惑
自民党が政治献金に慎重ならば、その姿勢を歓迎してやればよい。
政治献金を止めない理由は、問う財政が潤うことを狙ってのことだろうが、その分法律違反体質になっていて、政権の行く先を暗雲化させていく。
これは大いに歓迎すべきことである。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160131X640.html