二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

マザー・テレサ

2008年04月26日 | 言葉のちから 心のちから
”神は私たちが、小さいことに大きな愛をこめて行うようにと創られました。この私たちが心に抱き、また抱くべき大きな愛はまず家庭において始められねばなりません。それは家族、または通りの向い側や家の両隣りの人々への愛から始まり、やがてすべての人へと及んでゆくものなのです。”

”今日、世界中の国々は自分たちの国境警備に努力を払い、工夫をこらしています。しかしながら、同じ国々は、そのようにして守っている自国の内部で、人々がどれほど貧困と苦しみのために淋しい思いをしているかについてはほとんど知っていません。
彼らの努力を、これら無防備の人々へのいくばくかの食物、避難所、医薬、衣類に振り替えたなら、世界は必ずやより平和で、より幸せなものになることでしょう。”

    『マザー・テレサ 愛の言葉と祈り』 
         ホセ・ルイス・ゴンザレス-バラド編 より抜粋


現代社会において、地域、国、世界、地球規模など多くの問題と課題が山積しています。その問題を解決する根本の考え方をマザー・テレサの言葉の中に感じます。

大きなことをするのではなく、まず自分の一番身近な人に目を向けることが大切なんですね。自分の周囲の人に思いやりある、愛ある行動と、温かい言葉をかけてあげましょう、ということだと思います。

そして、孤独や悲しみに苛まれている人がいたら、あなたの存在自体が愛そのものなのだということ、愛ある行動や言葉には必ず愛が応えてくれることを知らせてあげましょう、ということなのでしょう。

そこを出発点として、自国で苦しんでいる人々、世界で貧困や飢餓、戦争の被害にあっている人たちに思いをめぐらせることが大切だということなのでしょう。

今日、自分が出会う人たちに一期一会の気持ちで、愛ある心と言葉で接していこうと心の奥の方から思います。
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