二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

虹を見た! 

2008年12月04日 | 日常
先日、天候が変わりやすい日に”虹”を見ました。それも1週間に2回も。1回目は素晴らしい3重の虹でした(目の錯覚か)。残念ながら、その時の虹は写真に写すことができませ~んでした。


当院、玄関より撮影 

虹はなぜ「虫へん」なのかな~と少しだけ調べてみる。

虹のアーチは蛇にたとえられていたという。蛇は昔は地を這っているところから虫の一種に分類されていたという。そして「工」は、天と地を結びつける形を現わし、天と地を蛇が結ぶというのが「虹」という字ではないかということ。

昔から日本に限らず、世界各地で蛇を信仰の対象としたり、神として崇める文化があったらしい。中国では、地の神である「蛇」と天の神である「鳥」の文化が合体して「龍」を信仰する文化が根付いたようです(もっと複雑なのでしょうけど)。
「卍」という字は二匹の蛇を表し、神社にある”しめ縄”も二匹の蛇を表しています。

中国では虹が龍の一種とされ、水をのみに行く時に出現すると言われていたようです。また明るい色から暗い色(日本では七色)まで出現することから、”陰と陽””調和のしるし”とも言われるようです。

インド文化では、虹はインドラの神が雷の矢を放つ弓と表現されます。ちなみに蛇と龍はいずれも「ナーガ」と言われるそうです。

虹は、西洋では富を表し、東洋では自然への恐れや畏怖として表され、古代の人は自然と一体になりながら、いろんなことを感じていたんだな~と思いました。

とりあえず、私は”これは何かいいことがある”と考え、思いこむことにしましょう



二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (4)
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