4月の中旬に、不妊症治療で当院の鍼治療に通院されていた患者さまより嬉しいお知らせがありました。
3月の終りに無事、元気な女の子を出産されたとのことでした
移殖成功後も当院へ通院されていたのですが、やや難産だったようです。出産前の2ヶ月ほどは、治療をしませんでしたので、もう少し通って頂ければ、すんなり出産されたかもしれませんね。
でも、本当のおめでたいことで~す
これからも、どうぞ、その感動を忘れずに、愛をいっぱいに子育てに励んでください。また、体が疲れたら鍼治療を受けに来てくださいね!!
ご出産された方は37歳、タイミング6ヶ月、人工受精6回、胚移植4回行うが良い結果が出なくて、当院へ来院。週2回ほどの治療を2周期は体調を整えるため、その後、胚移植を行い、2回目で、めでたく妊娠されました。
その他にも、嬉しい報告。ここ最近ではお二人が妊娠されました
お一人は、29歳。専門職。
当院来院、3年前に結婚。2年前から子どもを望むが、なかなかできない。不妊専門のZクリニックに受診。1年間タイミング療法、半年前より5回の体外受精を行うが良好な結果が得られなかった。10月初旬の採卵で3個卵が採れ、3個とも胚盤胞まで育つ。そのすぐ後、中部地方のX市より金沢へ転居。11月中旬に移殖を行う予定で、やれることをやっておきたいと当院来院。移殖まで7回の治療。自然周期にて移殖。着床維持のため鍼治療を継続。妊娠反応陽性。その後も順調に妊娠維持。つわりの治療で3ヶ月を過ぎても通院されていた。現在、妊娠29週に入り逆子が判明し、その治療も行っている。
(妊娠 ~考~)
要因としては、①29歳という年齢的時期、②この方の仕事はストレスが強かったが、鍼治療を行うと身体がリラックスすると治療後の感想をよく言われていたので、自律神経の調整によるストレスの軽減、などが大きな要因と推察する。また、この方はチョコレートのう胞も左右に小さいのがいくつかあり(左に2cmのもの)、血液循環の改善も見られたかもしれない。後は、週2回、定期的に通院できたこと、当院では、移殖前日か当日に治療に来て頂くようにしているが、その刺激も何らかの効果を及ぼしているのかもしれない。
もうお一人も、29歳。販売業。
不妊専門ではない産婦人科にて、1年ほどタイミング療法、当院来院3・4周期前に人工受精を2回行うも良好な結果が得られなかった。その後、胃の調子が悪かったり、足の冷え、肩こりがひどいので、身体の調整のため当院を来院。1週間に1回ペースで治療。年末・年始は仕事が忙しかったり、慌ただしかったりと治療間隔も少しあいた。9ヶ月経ち(この間、人工受精・体外受精は行っていない)良好な結果が得られないので、不妊専門産婦人科に転院。ここでも数ヶ月はタイミングを行う。当院来院10ヶ月目から、再び真面目に定期的に治療を行った。11ヶ月目でタイミングにて妊娠反応が出るが維持できなかった。12ヶ月目、続けて妊娠反応が出て、現在、13週目に入る。つわりの治療のために現在も来院されている。肩こりは時々訴えるが、胃の調子は良好である。
(妊娠 ~考~)
妊娠するまで1年と長かかったが、自然妊娠できたということは、29歳という年齢的なもの、また、妊娠する3周期前から、不妊専門病院に転院しており、納得のいく詳しい説明を受けることができ、正確な排卵時期を指導して頂いたことが大きかったように思う。また、肩こり軽減、胃の調子が良好になり、体調としては自律神経のバランスが整い、そのことにより、ホルモン系の潤滑な働きを促したことも考えられた。この方も治療後、非常にリラックスできるとのことであった。
鍼治療は、体の中に刺すわけだから局所的な、免疫、神経はじめ多くの反応が考えられるが、もう一つの刺激は脊髄から脳へ上行して、そこから、その局所あるいは身体全体へ信号が還元されるわけである。鍼治療は局所を刺激するが、その刺激は、脳や全身に効果を及ぼし、身体の統合性や制御、恒常性維持機能に働きかけることで、不妊症の患者さまにも効果を及ぼすのではないかと思います。
女性の生理周期にしても、常に視床下部と下垂体前葉、卵巣と子宮が一体となって働いており、それは液性の調整を通じて卵巣・子宮から脳へネガティブフィードバックされ、その情報はホルモンを媒体として、下垂体、そして再び卵巣・子宮へと還元される。これが留まることなく循環しているのです。東洋医学の古典の言い方をすると「環(たまき)の端無きが如く…」です。
パート②では、その女性の生理周期について、少しお話したいと思います。
これからも多くの人に、天からの授かりものである、赤ちゃんというお宝を多くのご夫婦のもとに届けられますように、その支えとなれますように精進していきたいと思っています。
二葉鍼灸療院 田中良和
3月の終りに無事、元気な女の子を出産されたとのことでした
移殖成功後も当院へ通院されていたのですが、やや難産だったようです。出産前の2ヶ月ほどは、治療をしませんでしたので、もう少し通って頂ければ、すんなり出産されたかもしれませんね。
でも、本当のおめでたいことで~す
これからも、どうぞ、その感動を忘れずに、愛をいっぱいに子育てに励んでください。また、体が疲れたら鍼治療を受けに来てくださいね!!
ご出産された方は37歳、タイミング6ヶ月、人工受精6回、胚移植4回行うが良い結果が出なくて、当院へ来院。週2回ほどの治療を2周期は体調を整えるため、その後、胚移植を行い、2回目で、めでたく妊娠されました。
その他にも、嬉しい報告。ここ最近ではお二人が妊娠されました
お一人は、29歳。専門職。
当院来院、3年前に結婚。2年前から子どもを望むが、なかなかできない。不妊専門のZクリニックに受診。1年間タイミング療法、半年前より5回の体外受精を行うが良好な結果が得られなかった。10月初旬の採卵で3個卵が採れ、3個とも胚盤胞まで育つ。そのすぐ後、中部地方のX市より金沢へ転居。11月中旬に移殖を行う予定で、やれることをやっておきたいと当院来院。移殖まで7回の治療。自然周期にて移殖。着床維持のため鍼治療を継続。妊娠反応陽性。その後も順調に妊娠維持。つわりの治療で3ヶ月を過ぎても通院されていた。現在、妊娠29週に入り逆子が判明し、その治療も行っている。
(妊娠 ~考~)
要因としては、①29歳という年齢的時期、②この方の仕事はストレスが強かったが、鍼治療を行うと身体がリラックスすると治療後の感想をよく言われていたので、自律神経の調整によるストレスの軽減、などが大きな要因と推察する。また、この方はチョコレートのう胞も左右に小さいのがいくつかあり(左に2cmのもの)、血液循環の改善も見られたかもしれない。後は、週2回、定期的に通院できたこと、当院では、移殖前日か当日に治療に来て頂くようにしているが、その刺激も何らかの効果を及ぼしているのかもしれない。
もうお一人も、29歳。販売業。
不妊専門ではない産婦人科にて、1年ほどタイミング療法、当院来院3・4周期前に人工受精を2回行うも良好な結果が得られなかった。その後、胃の調子が悪かったり、足の冷え、肩こりがひどいので、身体の調整のため当院を来院。1週間に1回ペースで治療。年末・年始は仕事が忙しかったり、慌ただしかったりと治療間隔も少しあいた。9ヶ月経ち(この間、人工受精・体外受精は行っていない)良好な結果が得られないので、不妊専門産婦人科に転院。ここでも数ヶ月はタイミングを行う。当院来院10ヶ月目から、再び真面目に定期的に治療を行った。11ヶ月目でタイミングにて妊娠反応が出るが維持できなかった。12ヶ月目、続けて妊娠反応が出て、現在、13週目に入る。つわりの治療のために現在も来院されている。肩こりは時々訴えるが、胃の調子は良好である。
(妊娠 ~考~)
妊娠するまで1年と長かかったが、自然妊娠できたということは、29歳という年齢的なもの、また、妊娠する3周期前から、不妊専門病院に転院しており、納得のいく詳しい説明を受けることができ、正確な排卵時期を指導して頂いたことが大きかったように思う。また、肩こり軽減、胃の調子が良好になり、体調としては自律神経のバランスが整い、そのことにより、ホルモン系の潤滑な働きを促したことも考えられた。この方も治療後、非常にリラックスできるとのことであった。
鍼治療は、体の中に刺すわけだから局所的な、免疫、神経はじめ多くの反応が考えられるが、もう一つの刺激は脊髄から脳へ上行して、そこから、その局所あるいは身体全体へ信号が還元されるわけである。鍼治療は局所を刺激するが、その刺激は、脳や全身に効果を及ぼし、身体の統合性や制御、恒常性維持機能に働きかけることで、不妊症の患者さまにも効果を及ぼすのではないかと思います。
女性の生理周期にしても、常に視床下部と下垂体前葉、卵巣と子宮が一体となって働いており、それは液性の調整を通じて卵巣・子宮から脳へネガティブフィードバックされ、その情報はホルモンを媒体として、下垂体、そして再び卵巣・子宮へと還元される。これが留まることなく循環しているのです。東洋医学の古典の言い方をすると「環(たまき)の端無きが如く…」です。
パート②では、その女性の生理周期について、少しお話したいと思います。
これからも多くの人に、天からの授かりものである、赤ちゃんというお宝を多くのご夫婦のもとに届けられますように、その支えとなれますように精進していきたいと思っています。
二葉鍼灸療院 田中良和
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