山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

倉吉「白壁土蔵郡・赤瓦地区」散策

2010-02-01 23:08:08 | Weblog
冬は山歩きをしない妻と一緒に倉吉市(鳥取県)の古い町を歩いてみました。

倉吉の町の中を流れる玉川沿いに残る、白壁土蔵群に代表される街並は、江戸、明治期に

建てられた建物が多く、今でも当時の面影を残しています。

表通りから見る屋根は赤い石州瓦、そして裏の玉川沿いから見る純白の漆喰壁に黒の焼き杉板という

落ち着いた風情のある街並みを歩くと、時間がゆっくり流れていくのが感じられます。



赤い石州瓦と白壁に焼き杉板という倉吉独自の風景は、つい時の経つのを忘れ、のんびりと過ごしたくなります。


裏口の冠木門の屋根にも石州瓦が使われています。


玉川沿いの道から夫々の建物には石橋が架けられています。白壁と黒焼杉のコントラストが美しい道。



緩やかな流れの玉川には、美しい錦鯉が泳いでいます。


昔はこの玉川でも流し雛が行われていたようです。当時の姿を偲ぶ少女の銅像が児童公園に建てられています。


このあたりには、こだわりの店やギャラリーも多く、今ではあまり見かけなくなった木の桶を売るお店なども・・・
まな板を一枚買いました。真新しい檜の香りが素敵です。


この喫茶店もこだわりのお店の1つ、買った自家炭火焙煎のコーヒー豆を、客自らが石臼で挽き
サイフォンで淹れてもらうという趣向、ちょっとした体験コース。


クリームと砂糖の代わりに、甘いゆで小豆を入れて飲みます。一見ミスマッチとも思えるこの組み合わせ
意外にでした。


倉吉は昭和の名横綱、琴桜関の故郷でもあります。この堂々たる姿は今も市民の誇り
コメント (2)
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