四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その147)ネット歌会

2024年09月04日 05時37分06秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その147)ネット歌会
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「ネット歌会」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。


     「未だ咲く 酔芙蓉 一重」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆こおろぎの音も鳴り響く夜とても「暑い暑い」と言ってるよな
                         西BOOさん
★こおろぎの面構えとのにらめっこ 草に倒れし野武士のごとく
                         夕庵さん

☆物音も吸い込まれそうな午後の部屋 バナナは熟れて卓に転がる
                         夕庵さん
☆雨音は絶えぬけれども風はなく 台風もはや消滅したか
                         西BOOさん
★台風へ気構えするも空回り 針路つかめぬ気象士泣かせ
                         夕庵さん

☆清秋の京都町家の坪庭に 水琴窟の音さやかなり
                         みっちっちさん
★踏み石を伝う離れの奥座敷 障子の明かりにうかぶ侘助 
                         夕庵さん
★はすかひに染めて茶掛けは夕焼(ゆや)け色 一輪挿しに侘助ひとつ
                         みっちっちさん
★机上にはけさ手折り来ぬ芙蓉ばな 白き花びら静けさのなか
                         夕庵さん
★静けさのなかに湯沸かす音を聴き 茶掛の無とふ一字見つむる
                         みっちっちさん
★半眼の無なる境地で座禅組み 呼吸(いき)整わすひとときの静
                         夕庵さん
★サーブ前 深呼吸して球見つむ 卓球戦のひとときの静
                         みっちっちさん
【詞書】台風は本当に来るのだろうか?
  時折風が吹く程度、空は青空も覗くようになったが・・
★雨戸閉め植木鉢も避難して 台風前の静けさに居る
                         夕庵さん
★台風はいづこへ去るや 秋風に変はりゆく雲飽かず眺むる
                         みっちっちさん
★防災のグッズの中に忍ばせるメモにシャーペン詠み人なれば 
                         夕庵さん
★流れゆく雲をのんびり見るの好き 詠み人なれど言葉出ぬまま
                         みっちっちさん
★秋の空 自在変化の雲を見て 動物園の話をしよう 
                         夕庵さん
★空は海 イルカに乗った少年の 大ジャンプえいっ 秋夕焼へ
                         みっちっちさん
★シロイルカ 海から空へ大ジャンプ みんなありがとう 楽しかったよ
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


     「芙蓉の花」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちがやねこ)
2024-09-04 10:59:01
夕庵さんの歌への返歌です。

☆物音も吸い込まれそうな午後の部屋 バナナは熟れて卓に転がる

★フックから皮の一部と柄を残し
バナナ落ちたり「ぼとっ!!」と音たて
◎ちょっとでも長持ちすれば、とバナナをS字フックに引っ掛けているんですが、ちょっと日が経ってしまうと、柄の下の方(根元?)が黒くなって、落っこちてしまうんですよね。で、大概抵抗したかのように細く皮が残っている…と。よく、落ちた時の音がテレビ(と、今はエアコン)の音ぐらいしか聞こえない部屋で大きく聞こえて、「えっ?!何?何の音?!」とか言って台所に来て「あ~これやね」と納得する…ということが多々あります。何か知らんけど、びくっとしますよね。😅
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-09-04 12:07:32
こんにちは。

雨音は絶えぬけれども・・
の歌は、夕庵さんの歌に対する返歌です。

よろしくお願い致します。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2024-09-04 17:36:53
西BOOさん こんにちは。

ご指摘頂きありがとうございました。

「雨音は絶えぬけれども・・」は、おっしゃる通りでしたね。先ほど訂正し
掲載させて頂きましたので、ご確認いただければ幸いです。
なお、「返歌」は、極力「第二部」のコメント欄に投稿頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
返信する
ちがやねこさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-09-05 07:22:49
おはようございます。

☆フックから皮の一部と柄を残しバナナ落ちたり「ぽとっ」と音たて     ちがやねこさん

★台風に窓の簾が音たてて うつつの夢をやぶる夜明けに          夕庵

ちがやねこさん
返歌をありがとうございました。

バナナは柄ごと一本づつはがし、ラップに真空状態にきっちり包み、野菜袋に入れて冷蔵すると、案外長持ちしますよ。  
返信する
西BOOさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-09-05 07:28:43
おはようございます。

☆スーパーのお米売り場が空っぽに 台風も逸れ新米を待つ       西BOOさん

★新米もそろそろ入荷というものの 秋の値上げの一番名乗り      夕庵

☆台風で折れる心配したものの 庭の柿の色付きを待つ         西BOOさん

★橙色(だいだい)の夕陽に負けぬ柿の色 恩師に送ろう絵手紙にして  夕庵

よろしくお願いします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-09-05 07:40:50
おはようございます。

☆一陣の風に野原は金色に すすきの散らす光きらきら     みっちっちさん           

★満月にうかれ狸の腹鼓 薄の原は今宵も楽し     夕庵

☆夕焼けを海に沈めて 高台に 君と見つけし一番星よ     みっちっちさん

★ライン来る 一番星見つけたと 想い違えど何だか愉快    夕庵

よろしくお願いします。
返信する
夕庵さんへ (西BOO)
2024-09-05 20:12:40
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。
返信する
Unknown (みっちっち)
2024-09-05 20:39:05
夕庵さんへの返歌です

⭐️満月にうかれ狸の腹太鼓 薄の原は今宵も楽し
夕庵さん

★満月に原の動物うかれしも うさぎはひとり餅つき励む

よろしくお願いいたします
返信する
Unknown (みっちっち)
2024-09-06 06:24:26
夕庵さんへの返歌です

⭐️ライン来る 一番星を見つけたと 想い違えど何だか愉快
夕庵さん

★一番を目指して励む卓球ぞ 負けず嫌ひがめらめら燃ゆる
みっちっち

よろしくお願いいたします
返信する
夕庵さんへ (西BOO)
2024-09-06 08:54:24
おはようございます。
返歌を詠ませていただきたいと思います。

☆新米もそろそろ入荷というものの 秋の値上げの一番名乗り  夕庵さん

★ニュースにて新米出回る報道も 値が2倍とは一体何ぞ  西BOO

よろしくお願い致します。
返信する

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