四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その148)

2024年09月11日 05時12分14秒 | 短歌

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その148) 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「ランタナに憩う 揚羽蝶」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【短歌説明】浅間山明鏡止水さんご自身の説明です。
 源氏物語巻名歌は「源氏物語に登場する個性豊かな15~20人の女性たち」を
 中心に返歌を楽しみたいと思っています。 主に光源氏と女性たちの贈答短歌が
 中心です。 今週は源氏物語巻名歌から2首提出しますのでご指導よろしく
 お願いします。 巻名歌は過去分と重複するところもありますが、返歌自体は
 新規で作成しています。 私は再度研究しますので、返歌のみのご指導で簡潔に
 願います。
「3.空蝉(うつせみ)」
 再訪しての誘いにもなびかない空蝉に源氏は固執する。 小君の手引きで
 紀伊守の邸宅を三度目に訪れた源氏は開放的な様子の若い女(軒端萩)と
 碁を打つ空蝉を垣間見る。 若い女とくらべ見栄えはよくないが、源氏は
 空蝉に品のある慎みを感じる。 夜、源氏は寝所に忍び込むが、それを
 察した空蝉は小袿を脱ぎ捨て寝所を抜け出した。 行きがかり上、
 源氏は空蝉と同室で眠っていた軒端萩と情を交わす。 翌朝源氏は空蝉が
 脱ぎ捨てた小袿を持ち帰り、歌に思いを託す。 小君から歌を渡された
 空蝉は、源氏の思いに応えられない我が身の情けなさを歌に詠み、
 源氏の歌の端に書きつけた。
〇空蝉の身をかえてける木のもとに なほ人がらのなつかしきかな  光源氏
註)あなたは蝉が殻を脱ぐように衣を脱ぎ捨てて逃げさっていったが、
  その木の下でやはりあなたの人柄が懐かしく思われます。
〇空蝉の羽に置く露の木隠れて 忍び忍びに濡るる袖かな  空蝉
註)羽に置く露が木に隠れて見えないように 私も秘かに涙で袖を
  濡らしております
(返歌)
☆小袿は 貴女への想い せめてもの 初めて味わう 感じる切なさ
☆着古しで 汗ばんだ着物 恥ずかしく 薄衣が気がかり そこはかとなく
                         浅間山明鏡止水さん
【解説】
 光源氏の歌は、註)にもありますように、蝉の抜け殻という自然のありさまを、
 人間の心の変化と重ね合わせることで、深い情感を表現しています。
 この歌からは、光源氏の未だ冷めやらぬ恋心が伝わってきますし、空蝉との
 別れをいまだに引きずり、彼女の面影を忘れられずにいる切なさが表現
 されています。
 その歌への作者の返歌は「初めて味わう感じる切なさ」と下の句で詠み
 切なさに寄り添っています。 さらに一歩進めて直截に詠んでみましたが…。
【ご参考】
☆小袿(こうちぎ)の残り香哀し切なさよ 面影さらに涙をさそう
 二首目、空蝉の歌は、内面の葛藤や揺れ動く感情を「空蝉の羽に置く露」との
 自然を媒介にして表現しています。 光源氏への未練や恋心を抱きながら、一方で、
 夫がいる身としての葛藤も繊細に表現されています。
 作者の返歌は「着古しで・・・」と、具体的な事象をあげ、ためらう想いを
 表現して納得感のある歌になっています。
 空蝉のモデルは紫式部自身との説があります。 センスが良く、理知的で
 しかも貞淑という、当時の王朝時代の価値観とは一線を画す女性像は
 紫式部が理想とするものであったと考えています。 その女性像を空蝉を
 通して表現したとも言えます。

【詞書】今、待っていることを詠ませて頂きました。
☆スーパーのお米売り場が空っぽに 台風も逸れ新米を待つ
☆台風で折れる心配したものの 庭の柿の色付きを待つ
                         西BOOさん
【解説】
 一首目の歌、昨今の「米騒動」は、新米の価格を吊り上げるために計画的に
 仕組まれたものではないかと、疑いたくなるような事態と感じています。
 詠われているように「お米売り場が空っぽ」な状態が、関東圏でも一様に
 見られます。 「新米を待つ」も、価格は二倍近くなっている現状には、怒り
 さえ湧くと主婦の方は口々に言われていました。
 現状を淡々と詠みながら、静かな告発の歌にもなっています。
 二首目の歌、今回の10号台風程、迷走を続けた台風は無かったですね。 でも、
 作者の所はそれほどの被害もなく、木も倒れずに「庭の柿の色付きを待つ」
 状態とのこと。 ホッとして胸をなでおろす想いが、淡々と詠まれ共感を誘う
 歌と思います。

     「未だ咲く 百日紅 白色」

【詞書】暑くとも少しずつ秋の気配が感じられますね。 「夕焼」は晩夏の季語。
  「朝顔」と「すすき」は秋の季語になります。三首詠みましたので出詠します。
☆夕焼を海に沈めて 高台に 君と見つけし一番星よ
☆色どりの朝顔けさも咲き継ぎて あくびの君と焙煎コーヒー
☆一陣の風に野原は金色にすすきの散らす光きらきら
                         みっちっちさん
【解説】
 今回も、「夕焼」「朝顔」「すすき」の晩夏と、秋の季語を織り込み三首
 詠んで頂きました。 俳句の季語は、その長い伝統の中で磨かれ、しっかりと
 季節を主張し、まさに句の主役としての重みを感じさせてくれます。
 短歌でも、この力を借りて余情の文学と言われる「歌」に磨きをかけたい
 ものです。
 いずれの歌も余情に満ちていますが、特に三首目に触れたいと思います。
 この歌は、秋の野原の情景を鮮やかに描き出した美しい作品で、
 「金色にすすきの散らす」は、視覚的なイメージを鮮やかに描き出して
 います。 また、「光きらきら」という擬声語によって、秋の光がキラキラと
 輝いている、その情景が鮮明に目に浮かびます。 これらの表現に
よって、
 私たちは、まるでその場に立っているかのような臨場感が
味わえます。
 さらに、作者の観察眼が光っていることは言うまでも
ありませんが、
 秋の野原の美しい情景が、私達の心に鮮やかに焼き付き、
心安らぐ
 魅力的な歌になっています。

【詞書】9月に入ればさすがに朝夕は気温も下がり、あたりが静かに
  なったように感じます。
☆酔芙蓉咲けばなつかし風の盆 雨は流れる八尾の坂道
☆涼やかなソロを聴かせて鈴虫よ 秋の百代の話し相手に
☆眠そうな「穂村ほむほむ」深夜便 なるほど、そうか 眠れなくなる
                         夕庵さん
【解説】
 一首目の歌、「風の盆」は、高橋治著「風の盆恋歌」と共に、作者も前にも
 触れていましたので、 サロンの歌友の皆さんも既に、ご存知の事と思います。

 酔芙蓉が咲く八尾の坂道に胡弓の音が流れるとき、風の盆の夜がふけていきます。
 「酔芙蓉咲けばなつかし風の盆」の上の句ですが、酔芙蓉は朝に白く咲き、夕べには
 酔ったように赤く染まる花です。 この花の変化が、風の盆という祭りの情景と重なり、

 そこはかとしたもののあわれを感じさせます。 さらに、「雨は流れる八尾の坂道」の
 下の句ですが、八尾の町は坂が多く、雨が降るとその坂道を流れる様子が目に
 浮かびます。 この情景描写は、風の盆のしっとりとした雰囲気をさらに引き立てて
 います。 この歌は懐かしさと共に哀愁を感じさせる歌となっていますが、作者の
 秘められた淡い恋物語も滲んでいるかに感じます。
 なお、「風の盆」は二百十日の前後の台風到来の時節、収穫時の稲穂が風害に
 遭わないよう、風の神様を鎮める豊作祈願として行われたのが起源とのことです。
 二首目の「ソロを聴かせて鈴虫よ」の表現が粋ですね。 静かにソロを聴いてみたく
 なります。

     「未だ咲く 酔芙蓉 八重」

【詞書】YouTube短歌:ホルスト 惑星 木星
☆大いなる河の樣に
    神の王たる歩みで

  人々に安らぎを
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 いつも拝見している埼玉で音楽教室を開いている小松音楽教室の
 さえ先生が、ホルストの惑星を演奏されたので、その曲を
 イメージして短歌を作りました。
 先生から、許可を得たので、短歌より、先生の演奏をお聴き下さい。
 これって、エレクトーンを一人で演奏しています。 私にとっては神業です。
 秋は、コンサートが盛りだくさんで、とても忙しい中、許可頂き、
 感謝申し上げます。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/2c3ca0c0cb94f06b28caa9da52be09e7
                         自閑さん
【解説】
 平原綾香のデビュー曲『Jupiter』(ジュピター)は、作者も説明されて
 いるように、イギリスの作曲家ホルストの管弦楽組曲『惑星』の第4楽章
 「木星」を基にした楽曲です。 この「木星」の中間部の旋律に吉元由美氏が
 歌詞を付けたものです。
 2004年の新潟県中越地震の翌年の2005年から、長岡まつり大花火大会で
 打ち上げられている復興祈願花火『フェニックス』では、この曲がBGMとして
 使われたことで有名です。
 作者は、小松音楽教室のさえ先生の演奏される『Jupiter』を聴き、その曲を
 イメージして「神の王たる歩みで」と詠われています。 木星は、幸運、成功等を
 司る星とされており、この楽章の明るく雄大な雰囲気は、まさにそうした
 イメージを反映しています。 奏者である、さえ先生の理解と演奏技術がその
 雰囲気をさらに増幅させて響いてきます。 それにより詠われているように
 「人々に安らぎを」もたらしていると感じます。
 曲も、それを咀嚼し、自分の想いを込めて演奏することにより、作曲者の想いを
 越えて人々に、その曲の神髄を届けることが出来ることを痛切に感じました。
 その意味ではこの短歌は、演奏者と短歌作者のジャンルを超えた、新たな
 コラボレーションの結実と言えるのではないかと思っています。

【詞書】第17回パラリンピック・パリ大会は、現地時間8日夜(日本時間9日未明)に
  雨の中閉会式が行われて、12日間の日程を終え、賑やかに終了しました。
  雨の中とは言え、障害を持ったパフォーマーさん達がダイナミックに
  踊ったり、光(炎が噴き出す特効や、動いたり色が変化したりする
  ライティングやレーザー)と音(音楽)で華やかに楽しく演出された
  閉会式だったと思います。 雨で大変だったかなとも思いましたが、
  アスリートの皆さんはスマホで撮影したり、隣の人と笑い合ったり
  楽しそうでした。 日本選手は金銀銅計41個のメダルを獲得したそうですね。
  車いすラグビーでの金メダル獲得の瞬間や、小田凱人選手の車いすテニス
  男子シングルス準決勝などは見ていました。 (「真夜中のドア」!!)
  パラリンピアン、オリンピアン問わず、皆さんお疲れさまでした。 目を見張る技、
  新記録、世界への挑戦、努力の成果、悔しい涙も全てが素晴らしいものでした。
  雨で始まり雨で終わったスポーツの祭典の夏を楽しませていただきました。
  … 次はロスかあ~。 「あの」ファンファーレ使うかな? 1回目のロス大会は
  「いだてん」でもやってましたね。 (バロン西に触れてなかったのがなあ…
  それ以前のテニス男子の銀は、ちらっと言ってましたが…)
☆雨の中 オリンピックは開幕し
       パラリンピックは雨中の閉幕
【詞書】小田選手、まずはおめでとうございます。 ローランギャロスの赤い
  クレーコートに寝転んだ感触は格別だったと思われます。 生の中継で
  見たかった…。 テレビの番組予定表を見ても無い事に「何でやねん」と
  突っ込まずにはいられませんでした。 決勝相手のアルフィー(!) ・
  ヒューエット選手は手強く、小田選手も最終セットまで縺れて“敗北が
  脳裏をかすめた”(9/9の朝日新聞夕刊より)そうですが、巻き返して
  勝利を掴んだその強さと、 会場を煽って自分の舞台にした根性とも
  言えるバイタリティには賞賛を惜しみません。 この種目で18歳と123日と
  いう史上最年少の優勝は小田選手の人生のみならず日本の“テニスの”
  歴史に於いてこの先も輝きを放つことと思います。 これからのご活躍も
  お祈りしています。 本当におめでとうございます。 … って、お祝いの
  お手紙でもしたためたくなった小田選手の金メダルでした。 相手も
  ランキング1位の選手だったそうで、見応えあっただろうに~。 準決勝は
  やってたのになあ…。 放送権って決勝はやたら高いんですかね。
  可能性の固まりの18歳。 これからも楽しみです。 まあ4大大会やその他の
  大会もありますから、どうかお疲れが出ませんように…。
☆名の由来「凱旋門」のお膝元
       パリ・パラで金 小田凱人(ときと)選手
【詞書】6月にISS(国際宇宙ステーション)に向かい、 到着した米ボーイング社
  の宇宙船スターライナーは、ヘリウムガスの漏れなど不具合が生じ、
  当初一週間か8日かで地球に帰還予定だった宇宙飛行士2名は、そのまま
  ISSに滞在し、 先日スターライナーが乗員不在のまま地球に帰還しました。
  万全を期すためとは言え、随分長い滞在になってしまった飛行士さん
  お2人は体調も問題なく過ごしているとか。 少々人数が増えてもISSは
  支障はないそうですが、どれだけ万全に準備しても、アクシデントは
  宇宙での計画に付き物なんでしょうね…。 どうか来年お二人が無事に
  地球に帰還されますように!
☆人乗せぬ スターライナー帰還して
         飛行士2人は宇宙に長居す
                         ちがやねこさん
【解説】
 「パラリンピック閉幕」「小田凱人選手」「スターライナー帰還」の
 三首を、作者は新鮮な切り口でレポートも兼ねて詠んで頂きました。
 一首目、雨の中で始まり、雨の中で幕を閉じた「オリ・パラ」。 メダルの
 数のみでは計り知れない内容の濃く、多くの熱いドラマに彩られたパリ大会。
 幾つかの問題点、改善すべき事項も指摘されていましたが、作者も言われる
 ように「悔しい涙も、全てが素晴らしい」スポーツの祭典をやり切った
 アスリートたちに、心からの拍手を送りたいと思います。
 二首目、「凱旋門」由来の名前を持つ小田凱人(ときと)選手の、史上最年少の
 優勝。 これは作者の詞書にもありますように「小田選手の人生のみならず
 日本の“テニスの”歴史に於いてこの先も輝きを放つ」ことと思いますし、
 今後の可能性と活躍に期待したいですね。
 三首目は、作者のライフワークの分野ですが、宇宙船スターライナーの
 不具合により、今回は帰還予定だった二人の宇宙飛行士は、そのままISSに
 滞在することになりましたね。 万全の準備しても、安全率100.000000%の達成は
 神の領域になりますので…、最大限の準備を重ね、無事に地球に帰還されるよう
 祈りたいと思います。

☆空蝉に命もあるや夕映えに つかむ爪さえ放つ耀き
                         ポエット・M
【解説】
 台風10号が熱帯低気圧に変わり、列島から過ぎ去った後、近くの森に
 一斉にせみ時雨が響きはじめました。 その森の木の一本に未だ光沢を残す
 空蝉が着いていました。
 かすかな夕映えに照らされた、空蝉の爪は夕映えの輝きを掴もうとする
 かのように木に食い込んでいました。 その爪は儚いものをなお掴もうと
 する、生きとし生けるものたちの飽くなき欲望を表しているかにも感じ
 ました。 さらに、必死に木を掴むその爪は命の象徴そのものの生気を
 放っていました。 そんな空蝉の様子に触発されて詠んでみました。


     「咲き残る 向日葵」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(54)

 「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め小説、
 短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
 その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。

35.「 短歌の章」 宗久尼の得度入山(3)

   国見山 国見しつらむいにしえの  
             大宮人を幻に見む

   あしひきの山なみ越えて
       人麻呂も赤人も行きし宇陀の榛原

   右近の碑 キリスト者の身をいさぎよく
              果てし命は今に残れり

【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】
 今回は割愛させて頂きます。

【運営にあたって】
 (1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
  なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
  なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
  場合もありますのでご容赦願います。 詞書は一首200文字以内にまとめて
  頂きたくご協力願います。
 (3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
  仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。 皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                             了


コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第二部「口語短歌・水曜サロ... | トップ | ゆく夏の »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みっちっち)
2024-09-11 06:13:28
おはようございます

「小鳥来る」は秋の季語です。渡ってきた色鳥、小鳥が庭先等に来ると、ああ、秋だなあと感じます。

⭐️鳥の名を教へてくれし亡き父の褪せし庭下駄 小鳥来る朝

⭐️朝なさな 色鳥戯(ざ)れる山門の 仁王の貌(かを)のゆるびゆくかな

⭐️愛らしき小鳥の切手 久々に故郷の友へ手紙を書かむ

三首目は切手ですから厳密に言うと、「小鳥」は季語として成り立たないかもしれませんね。でも短歌なので構いませんね。

よろしくお願いいたします。
返信する
短歌投稿 (knsw0805)
2024-09-11 08:18:28
24年9月11日分短歌は午前3時15分「酔芙蓉に寄せて」に投稿致しました。よろしくお願いします。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-09-11 08:24:06
おはようございます。
早速、二首出詠させて頂きたいと思います。

毎日が、猛暑日ですが、その中でも小さな秋を詠ませて頂きました。
日々 猛暑止まずもだえ苦しむも ふと空見ると秋の雲かな

夜 冷房つけることは絶えねども 虫の音の中眠り誘われ

よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (knsw0805)
2024-09-11 09:50:23
おはようございます。
今回も「小袿は 貴女への想い せめてもの 初めて味わう 感じる切なさ」に対し「小袿(こうちぎ)の残り香哀し切なさよ 面影さらに涙をさそう」の指導返歌誠にありがとうございます。私は、空蝉の小袿は 貴女への想いせめてものが精いっぱいでしたがShouさんは小袿の残り香哀し切なさよと詠まれました。この小袿の残り香哀し切なさよは見事だと思います。

時あたかもサッカーはW杯アジア最終戦が行われていますが、中国、バーレー戦を見ていて、もはや日本はレベルが違いすぎます。Shouさんの指導返歌を見てそのように感じました(笑)私は的外れでない返歌をしないようにとそれだけで精一杯です。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2024-09-11 18:42:11
Kenさん こんばんは。

いつも、早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
本作品についての解説、歌評等は9月18日付け「水曜サロン その149」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

なお、今回の「参考詠」を受け入れて頂き、ありがとうございます。
Kenさんの最近の返歌は、詠んだ方に寄り添って優しく詠っていますので、
納得感をもって鑑賞させて頂いています。
時には、思い切って突き放して詠んでみることもお薦めします。想いを
呑み込み、かつ違った角度で創作することも学びになると思います。
変化球で打ち取る技もお持ちのことと思いますので・・・。

サッカーはアウェイをものともせずに勝ち切りましたね。それだけ
世界レベルの実力をつけてきたことの証明と感じました。
これからも楽しみにしています。よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2024-09-11 18:43:33
みっちっちさん こんばんは。

いつも、早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品についての解説、歌評等は9月18日付け「水曜サロン その149」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2024-09-11 18:45:06
西BOOさん こんばんは。

いつも、早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品についての解説、歌評等は9月18日付け「水曜サロン その149」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
返信する
今週の詠草です。 ( 夕庵)
2024-09-11 22:10:28
こんばんは。

庭でバーベキューをしたときのことです。

☆若きらのジュージュー肉の焼く傍で われは一匹の秋刀魚を焼きぬ

☆身を沈む午後の書店の籐椅子に 眠りを誘うインクの匂い

☆跨線橋のぼれば夕焼け広がりて 思わずたじろぐ天体ショーに

よろしくお願いします。
返信する
夕庵さんへ (ポエット・M)
2024-09-12 10:28:21
夕庵さん こんにちは。

いつも、早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

本作品についての解説、歌評等は9月18日付け「水曜サロン その149」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (jikan314)
2024-09-16 23:30:38
【短歌投稿】
【詞書】YouTube短歌:ワレ生きているか? ゴンドラの唄
☆ワレ生きているか?
 季節外れの熱秋風が通り過ぎていくだけ

【短歌説明】
ゴンドラの唄は、大正4年に、作詞は吉井勇、作曲は中山晋平で発表された歌である。
これを黒澤明が、1952年映画「生きる」で、主人公の志村喬に、ブランコに乗りながら歌わせている。大ヒットはしなかったが、徐々に、幾年にも渡ってヒットし、名曲となっている。
命短し、恋せよ乙女。
乙女と呼ばれる世代の年齢の数倍生きている小生は、今生きているのか?とふと思った。今日も猛暑日となって、自身の行動範囲は狭くなってしまった。
作詞者は、吉井 勇(明治19年- 昭和35年)で、北原白秋らと「パンの会」を結成し、石川啄木らとは雑誌「スバル」を発行した耽美派の大正期・昭和期の歌人、劇作家、小説家である。
あと何年?と思っていても、老人(少年)老い易く学成り難しだな~と思う。
以下URLに、生きるを貼付しておりますので、お聴き下さい。 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/7cfbe31100259bd8de5521b3f4b6d473
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

短歌」カテゴリの最新記事