「口語短歌・水曜サロンの会」(その24) 短歌の投稿を歓迎します!!
☆☆☆ 明るく、楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。 ☆☆☆
☆☆☆ 「口語短歌・水曜サロンの会」は2021年9月発足以来、半年を経過しました。
皆様のご尽力とご協力に心から感謝申し上げます。 ☆☆☆
「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている
皆様の詠まれた短歌を掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、
自由に短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと
思っています。皆様の短歌の投稿と、ご意見を歓迎します。
【サロンの運営について】
運営等につきましては、末尾に記させて頂きますので宜しくお願い致します。
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「馬堀海岸遊歩道に咲く 河津桜」
「ブログ友の投稿歌 交流コーナー」
【詞書】2月17日女子スピードスケート1000m13組出走高木美帆選手圧巻の1分13秒19
日本中積もっていた悔しさが一気に爆発したような見事な走りでした。
☆美帆選手 魅せた走りに 渾身の 悔しさ晴らす 金メダルこそ
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【詞書】ブロ友ベルさんの掲載写真が幻想的で感動的でしたので、1首詠んで見ました。
ベルさんにもコメントで私の短歌作品を見せています。
☆梅まつり あざやかな光 眩くて 春の色香が 幻想的も
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【詞書】2月20日冬季北京五輪閉幕しました。メダルを取れなかった選手たちにも精一杯の
エールを送りたいと思います。
☆夢破れた アスリートたちの 冬季五輪 流した涙に 真の価値こそ
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【解説】
オリンピックでの高木美帆選手と、メダルを取れなかった選手たちにフォーカスした
短歌は、私達みんなの想いを代表するものであり、共感を呼ぶ詠歌と思います。
特に、「夢破れたアスリートたち」へのエールは、大いに詠う題材と思っています。
また、愛媛県南楽園の梅まつりを詠んだ短歌は、「春の色香」が効いていると思います。
なお、三首目の表現を少し変えてみましたが、いかがでしょうか。
★メダリスト その栄光を支えたる 敗者の涙それもメダルと
【詞書】「もう終わった話」 竹内まりやの告白を聴いて
☆突然のベル
「もう終わった話だ」と静かに受話器を落とす時
自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
gooblog新古今和歌集の部屋で、日々勉強した事、思い付いた事、歴史的名所訪問、
短歌や俳句などを投稿しております自閑と申します。
YouTubeの映像、音楽のイメージを自由律短歌などにしております。竹内まりやの
告白を聴いて。この曲は、1990年9月~91年10月、火曜サスペンス劇場主題歌です。
新しい短歌のようでも、新古今調の物語性、体言止めによる余情、艶を表現しようと
作りました。
愚詠はさておき、様々なサスペンス・ドラマを、下記URLの竹内まりやさんの曲で
思い出して下さい。最近、2時間ドラマが少なくなってさみしいものです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/cf4cecb149ace58bb58b47faab96af5d
【解説】
告白 (作詞・作曲:竹内まりや)は『火曜サスペンス劇場』9代目主題歌でしたが、
かつての恋人から、電話越しに再び愛を打ち明けられた女性の揺れる心情を描写した
曲でした。不思議と「サスペンス劇場」のいずれのテーマにも合っていたとの印象が
ありました。
この曲のイメージを取り込み、「新古今調の物語性」を表現した短歌は、独特な
作者の世界を創っていると感じます。自由律における「体言止め」の成功例として
学んで行きたいと思います。
【詞書】サギは単体で普段は行動しています。川の中に一羽でじっとしている姿を見ると
かわいそうに思えてきます。その時の様子を詠みました
☆餌探し 鷺動かずに 川の中 我も佇む 寒さこらえて
さわやか♪さん
【詞書】広場に桜の木が植えられています 暖かな日差しの中で枝の美しさに気づきました
その時の気持ちを詠みました
☆冬日受け 銀色に枝 輝きて 花咲かぬとも 桜はさくら
さわやか♪さん
【詞書】雑木林の中 梅の木は見当たらないのに香りがしてきました 春は近いと
感じたことを詠いました
☆何処からか 梅香ほのかに 流れくる 春は近しと 足どり軽く
さわやか♪さん
【解説】
「口語短歌の57577の世界では、なんとスッキリと自分の想いを表現できることかと
驚きました」と、作者は言われていましたが、31文字の中に事象の核心と、自らの
想いとを詠み込む事は可能と思います。
それが人の心に響き、心を打つ文学作品に昇華すれば、なおさらいいのですが…、
先ずは自分の想いを率直に詠うことが大切と思っています。
今回の三首も、対象をじっくり観察し、そこにご自身の想いを投入し素敵に
詠まれていて好感が持てます。
なお、三首目の短歌、「足どり軽く」を具体的な情景として、詠んでみましたが…、
一つの参考例として検討して頂ければ幸いです。
★梅の香も 漂う道を 歩みきて 春も近いと スキップを踏む
「詞書」寒雀(かんすずめ)は俳句では冬の季語で、まん丸に膨れた雀の姿は可愛くて、
俳句ではよく詠みました。
☆旭光(きょっこう)の雲に透けゐる白梅の枝(え)に丸々と寒雀かな
☆あけぼのの狭庭(せにわ)に二羽の寒雀 上枝(ほつえ)下枝(しずえ)と春を待つやに
☆ネモフィラの芽吹きを待てる凍土(いてつち)を裏返すやに寒雀二羽
みっちっちさん
【解説】
寒雀は晩冬の季語でしたね。今回の寒雀も、その可愛らしさが表現されていて
いいですね。雀は今では、すっかり私たちの生活に溶け込んでいる小鳥ですが、
一番身近に居ながらも、警戒心の強い鳥と感じることがあります。
なお、「雲に透けゐる白梅の枝」の、情景描写が秀逸と思います。観察眼の光る
味わい深い短歌と考えます。
☆春近し冒険エッセイ読みふける太陽光を溜めたランプで
『楕円と円』さん
【解説】
今年は記録的な積雪が、お住いの北海道をはじめ、多くの場所で観測されました。
新潟県津南町では16年ぶりに4メートルを超える積雪、富山では平年の6倍、鳥取では
平年の8倍の雪が積もったとの報道がありした。これも、地球温暖化による異常気象の
現れでしょうか。
でも、「光の春」ではありませんが、春の兆しは確かに感じられますね。
作者にとっては、気分は既に自転車旅に飛び、ペダルを踏んでいることと思います。
そんなワクワク感が感じられる、素敵な詠歌と思います。
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「河津桜をついばむ メジロ」
☆我がブログ訪れ和歌をプレゼント 女史のサイトは短歌あふれる
☆ありがたし我がブログ見て和歌を詠み 伝えてくれるポエムの世界
☆プーチンは核爆弾で対応と 脅し現実間近に迫る
ベトナムのKenさん
【解説】
和歌の基本を押え、詩情と共にご自分の想いもしっかり詠み込む作者の詠いぶりに
感嘆しています。びこさんとの交流と、ご指導のたまものと思っています。
いずれも、捨てがたい七首の短歌ですが、上記の三首を選定させて頂きました。
最初の二首はびこさんとの交流で生まれた歌でしょうが、心の通い合いも感じられる
温かな短歌になっています。三首目はプーチンの「狂気」を指摘する鋭い社会詠に
なっています。このような詠いぶりを継続することで、表現力も磨かれると考えます。
☆亡兄の母校に合格せし孫を祝つてやらむ亡兄しのび
☆亡兄のやうに学業頑張れとわが初孫に発破をかける
びこさん
【短歌説明】びこさんご自身の説明です。
今週は自慢話めきますが、私の初孫が志望大学に合格しましたのでそれを詠った歌で
ございます。偶然亡くなった兄と同じ大学でしたから嬉しくて詠いました。
亡兄は、高校時代は、それほど勉強しなかったのでしたが、大学では学問の面白さに
取り憑かれてよく勉強しました。
【解説】
先ずは、お孫さんが志望大学に合格されたとのことで、おめでとうございます。
お子さんの場合も当然ですが、お孫さんの合格はとりわけ嬉しさがこみ上げるものと
思います。
しかも、尊敬する今は亡き、お兄様と同窓になる縁は、お兄様のお導きと思います。
嬉しいことを「嬉しい」と表現し、祝うことに憚ることはありません。
大いに祝いましょう。短歌はそんな喜びを盛る器にもなると思います。
☆早春の 香りをのせて 花蕾
ベンチにすわり ひとときの風
☆縁側で ままごと遊びの 我のそば
菜の花活ける 祖母の笑顔が
クロママ(pdk11433)さん
【解説】
早春の穏やかなひと時、さらに、遠い日のおばあ様との思い出を詠んだ味わいの
ある短歌と思います。
一首目の「ひと時の風」の表現を少し変えてみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
★早春の 香りしのばせ花蕾
ベンチにすわり風とたわむれ
☆幼子の ひとみ溢れる涙をも 踏みにじるかのプーチン蛮行
ポエット・M
【解説】2022年2月28日に詠む
国連憲章、さらに国際法の基本原則に反したロシアのウクライナ「侵攻」は、どう大義を
掲げようと、れっきとした独立国に対する侵略戦争であり、国際法違反の蛮行と考えます。
ロシアの狙いは自らの言うままに従う「傀儡政権」の樹立でしょうが、この蛮行の企ての
裏で敵味方かかわりなく失われる多くの命と、それに倍する、子供たちの涙があります。
ブログ友も語っていましたが「子供たちの澄んだ瞳から溢れる涙を一刻も早く止めたい」
との想いは万国共通の想いです。そんな思いを短歌と言う「小さな声」に託し、詩情は
ありませんが、詠み続けたいと思っています。
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「五行詩」「痛みの変奏曲」鑑賞 (25)
6.故里慕情 (2)
ふる里は遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
「室生犀星の詩の一節」
遠き日の
夢かまぼろし
見るように
そんな気がする
夕焼け小焼け
「これこれっ」と
いたずら坊主に
拳骨を
そ~と乗せしは
千草先生
遠き日の
学びの窓の
かの慕情
胸に疼きて
また春が来る
黙々と
生きたる父は
黙々と
ただ死にゆけり
さらばも言わず
父上は
煙となりて
もくもくと
梅雨の晴れ間の
空に消えゆく
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「観音崎海岸から房総半島を望む」
【短歌入門・質問・提案コーナー】
この「水曜サロン」に集う皆様の直近のコメント等に記された、短歌を作るうえでのヒント、
さらに質問、諸々の疑問点等にいて、触れていきたいと思います。
皆様からのご提案、歌評、さらに素朴な疑問も含めて、コメント欄にお寄せいただければ幸いです。
なお、私の「質問への回答」は、あくまでも一つの「解」でありますので、他の回答、反論、
ご意見等もありましたら、このコーナーで大いに議論して参りましょう。
それが学びに繋がれば嬉しいです。
【「国際連合憲章」の説明 】
国際連合憲章は国連の基本文書で、加盟国の権利や義務を規定するとともに、
国連の主要機関や手続きを定めています。また、国際条約としての国連憲章は
加盟国の主権平等から国際関係における武力行使の禁止にいたるまで、
国際関係の主要原則を成文化しています。
なお、国連憲章は前文と全19章、111条からなっています。
今回のロシアのウクライナ侵攻は
「国連憲章2条4項が禁じる、違法な武力の行使であり、国際法違反」に当たります。
「2条4項」
すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、
いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と
両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。
「前文」
われら連合国の人民は、
われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から
将来の世代を救い、基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の
同権とに関する信念をあらためて確認し、正義と条約その他の国際法の
源泉から生ずる義務の尊重とを維持することができる条件を確立し、
一層大きな自由の中で社会的進歩と生活水準の向上とを促進すること、
並びに、このために、
寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互に平和に生活し、
国際の平和及び安全を維持するためにわれらの力を合わせ、
共同の利益の場合を除く外は武力を用いないことを原則の受諾と方法の
設定によって確保し、すべての人民の経済的及び社会的発達を促進するために
国際機構を用いることを決意して、これらの目的を達成するために、
われらの努力を結集することに決定した。
出典: 国際連合広報センター
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【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
(1) 投稿期間は毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
注)投稿に当たっては、ご自身のブログのアドレス(url)も記入願います。
(2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
(5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
☆☆☆ 明るく、楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。 ☆☆☆
☆☆☆ 「口語短歌・水曜サロンの会」は2021年9月発足以来、半年を経過しました。
皆様のご尽力とご協力に心から感謝申し上げます。 ☆☆☆
「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている
皆様の詠まれた短歌を掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、
自由に短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと
思っています。皆様の短歌の投稿と、ご意見を歓迎します。
【サロンの運営について】
運営等につきましては、末尾に記させて頂きますので宜しくお願い致します。
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「馬堀海岸遊歩道に咲く 河津桜」
「ブログ友の投稿歌 交流コーナー」
【詞書】2月17日女子スピードスケート1000m13組出走高木美帆選手圧巻の1分13秒19
日本中積もっていた悔しさが一気に爆発したような見事な走りでした。
☆美帆選手 魅せた走りに 渾身の 悔しさ晴らす 金メダルこそ
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【詞書】ブロ友ベルさんの掲載写真が幻想的で感動的でしたので、1首詠んで見ました。
ベルさんにもコメントで私の短歌作品を見せています。
☆梅まつり あざやかな光 眩くて 春の色香が 幻想的も
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【詞書】2月20日冬季北京五輪閉幕しました。メダルを取れなかった選手たちにも精一杯の
エールを送りたいと思います。
☆夢破れた アスリートたちの 冬季五輪 流した涙に 真の価値こそ
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【解説】
オリンピックでの高木美帆選手と、メダルを取れなかった選手たちにフォーカスした
短歌は、私達みんなの想いを代表するものであり、共感を呼ぶ詠歌と思います。
特に、「夢破れたアスリートたち」へのエールは、大いに詠う題材と思っています。
また、愛媛県南楽園の梅まつりを詠んだ短歌は、「春の色香」が効いていると思います。
なお、三首目の表現を少し変えてみましたが、いかがでしょうか。
★メダリスト その栄光を支えたる 敗者の涙それもメダルと
【詞書】「もう終わった話」 竹内まりやの告白を聴いて
☆突然のベル
「もう終わった話だ」と静かに受話器を落とす時
自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
gooblog新古今和歌集の部屋で、日々勉強した事、思い付いた事、歴史的名所訪問、
短歌や俳句などを投稿しております自閑と申します。
YouTubeの映像、音楽のイメージを自由律短歌などにしております。竹内まりやの
告白を聴いて。この曲は、1990年9月~91年10月、火曜サスペンス劇場主題歌です。
新しい短歌のようでも、新古今調の物語性、体言止めによる余情、艶を表現しようと
作りました。
愚詠はさておき、様々なサスペンス・ドラマを、下記URLの竹内まりやさんの曲で
思い出して下さい。最近、2時間ドラマが少なくなってさみしいものです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/cf4cecb149ace58bb58b47faab96af5d
【解説】
告白 (作詞・作曲:竹内まりや)は『火曜サスペンス劇場』9代目主題歌でしたが、
かつての恋人から、電話越しに再び愛を打ち明けられた女性の揺れる心情を描写した
曲でした。不思議と「サスペンス劇場」のいずれのテーマにも合っていたとの印象が
ありました。
この曲のイメージを取り込み、「新古今調の物語性」を表現した短歌は、独特な
作者の世界を創っていると感じます。自由律における「体言止め」の成功例として
学んで行きたいと思います。
【詞書】サギは単体で普段は行動しています。川の中に一羽でじっとしている姿を見ると
かわいそうに思えてきます。その時の様子を詠みました
☆餌探し 鷺動かずに 川の中 我も佇む 寒さこらえて
さわやか♪さん
【詞書】広場に桜の木が植えられています 暖かな日差しの中で枝の美しさに気づきました
その時の気持ちを詠みました
☆冬日受け 銀色に枝 輝きて 花咲かぬとも 桜はさくら
さわやか♪さん
【詞書】雑木林の中 梅の木は見当たらないのに香りがしてきました 春は近いと
感じたことを詠いました
☆何処からか 梅香ほのかに 流れくる 春は近しと 足どり軽く
さわやか♪さん
【解説】
「口語短歌の57577の世界では、なんとスッキリと自分の想いを表現できることかと
驚きました」と、作者は言われていましたが、31文字の中に事象の核心と、自らの
想いとを詠み込む事は可能と思います。
それが人の心に響き、心を打つ文学作品に昇華すれば、なおさらいいのですが…、
先ずは自分の想いを率直に詠うことが大切と思っています。
今回の三首も、対象をじっくり観察し、そこにご自身の想いを投入し素敵に
詠まれていて好感が持てます。
なお、三首目の短歌、「足どり軽く」を具体的な情景として、詠んでみましたが…、
一つの参考例として検討して頂ければ幸いです。
★梅の香も 漂う道を 歩みきて 春も近いと スキップを踏む
「詞書」寒雀(かんすずめ)は俳句では冬の季語で、まん丸に膨れた雀の姿は可愛くて、
俳句ではよく詠みました。
☆旭光(きょっこう)の雲に透けゐる白梅の枝(え)に丸々と寒雀かな
☆あけぼのの狭庭(せにわ)に二羽の寒雀 上枝(ほつえ)下枝(しずえ)と春を待つやに
☆ネモフィラの芽吹きを待てる凍土(いてつち)を裏返すやに寒雀二羽
みっちっちさん
【解説】
寒雀は晩冬の季語でしたね。今回の寒雀も、その可愛らしさが表現されていて
いいですね。雀は今では、すっかり私たちの生活に溶け込んでいる小鳥ですが、
一番身近に居ながらも、警戒心の強い鳥と感じることがあります。
なお、「雲に透けゐる白梅の枝」の、情景描写が秀逸と思います。観察眼の光る
味わい深い短歌と考えます。
☆春近し冒険エッセイ読みふける太陽光を溜めたランプで
『楕円と円』さん
【解説】
今年は記録的な積雪が、お住いの北海道をはじめ、多くの場所で観測されました。
新潟県津南町では16年ぶりに4メートルを超える積雪、富山では平年の6倍、鳥取では
平年の8倍の雪が積もったとの報道がありした。これも、地球温暖化による異常気象の
現れでしょうか。
でも、「光の春」ではありませんが、春の兆しは確かに感じられますね。
作者にとっては、気分は既に自転車旅に飛び、ペダルを踏んでいることと思います。
そんなワクワク感が感じられる、素敵な詠歌と思います。
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「河津桜をついばむ メジロ」
☆我がブログ訪れ和歌をプレゼント 女史のサイトは短歌あふれる
☆ありがたし我がブログ見て和歌を詠み 伝えてくれるポエムの世界
☆プーチンは核爆弾で対応と 脅し現実間近に迫る
ベトナムのKenさん
【解説】
和歌の基本を押え、詩情と共にご自分の想いもしっかり詠み込む作者の詠いぶりに
感嘆しています。びこさんとの交流と、ご指導のたまものと思っています。
いずれも、捨てがたい七首の短歌ですが、上記の三首を選定させて頂きました。
最初の二首はびこさんとの交流で生まれた歌でしょうが、心の通い合いも感じられる
温かな短歌になっています。三首目はプーチンの「狂気」を指摘する鋭い社会詠に
なっています。このような詠いぶりを継続することで、表現力も磨かれると考えます。
☆亡兄の母校に合格せし孫を祝つてやらむ亡兄しのび
☆亡兄のやうに学業頑張れとわが初孫に発破をかける
びこさん
【短歌説明】びこさんご自身の説明です。
今週は自慢話めきますが、私の初孫が志望大学に合格しましたのでそれを詠った歌で
ございます。偶然亡くなった兄と同じ大学でしたから嬉しくて詠いました。
亡兄は、高校時代は、それほど勉強しなかったのでしたが、大学では学問の面白さに
取り憑かれてよく勉強しました。
【解説】
先ずは、お孫さんが志望大学に合格されたとのことで、おめでとうございます。
お子さんの場合も当然ですが、お孫さんの合格はとりわけ嬉しさがこみ上げるものと
思います。
しかも、尊敬する今は亡き、お兄様と同窓になる縁は、お兄様のお導きと思います。
嬉しいことを「嬉しい」と表現し、祝うことに憚ることはありません。
大いに祝いましょう。短歌はそんな喜びを盛る器にもなると思います。
☆早春の 香りをのせて 花蕾
ベンチにすわり ひとときの風
☆縁側で ままごと遊びの 我のそば
菜の花活ける 祖母の笑顔が
クロママ(pdk11433)さん
【解説】
早春の穏やかなひと時、さらに、遠い日のおばあ様との思い出を詠んだ味わいの
ある短歌と思います。
一首目の「ひと時の風」の表現を少し変えてみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
★早春の 香りしのばせ花蕾
ベンチにすわり風とたわむれ
☆幼子の ひとみ溢れる涙をも 踏みにじるかのプーチン蛮行
ポエット・M
【解説】2022年2月28日に詠む
国連憲章、さらに国際法の基本原則に反したロシアのウクライナ「侵攻」は、どう大義を
掲げようと、れっきとした独立国に対する侵略戦争であり、国際法違反の蛮行と考えます。
ロシアの狙いは自らの言うままに従う「傀儡政権」の樹立でしょうが、この蛮行の企ての
裏で敵味方かかわりなく失われる多くの命と、それに倍する、子供たちの涙があります。
ブログ友も語っていましたが「子供たちの澄んだ瞳から溢れる涙を一刻も早く止めたい」
との想いは万国共通の想いです。そんな思いを短歌と言う「小さな声」に託し、詩情は
ありませんが、詠み続けたいと思っています。
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「五行詩」「痛みの変奏曲」鑑賞 (25)
6.故里慕情 (2)
ふる里は遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
「室生犀星の詩の一節」
遠き日の
夢かまぼろし
見るように
そんな気がする
夕焼け小焼け
「これこれっ」と
いたずら坊主に
拳骨を
そ~と乗せしは
千草先生
遠き日の
学びの窓の
かの慕情
胸に疼きて
また春が来る
黙々と
生きたる父は
黙々と
ただ死にゆけり
さらばも言わず
父上は
煙となりて
もくもくと
梅雨の晴れ間の
空に消えゆく
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「観音崎海岸から房総半島を望む」
【短歌入門・質問・提案コーナー】
この「水曜サロン」に集う皆様の直近のコメント等に記された、短歌を作るうえでのヒント、
さらに質問、諸々の疑問点等にいて、触れていきたいと思います。
皆様からのご提案、歌評、さらに素朴な疑問も含めて、コメント欄にお寄せいただければ幸いです。
なお、私の「質問への回答」は、あくまでも一つの「解」でありますので、他の回答、反論、
ご意見等もありましたら、このコーナーで大いに議論して参りましょう。
それが学びに繋がれば嬉しいです。
【「国際連合憲章」の説明 】
国際連合憲章は国連の基本文書で、加盟国の権利や義務を規定するとともに、
国連の主要機関や手続きを定めています。また、国際条約としての国連憲章は
加盟国の主権平等から国際関係における武力行使の禁止にいたるまで、
国際関係の主要原則を成文化しています。
なお、国連憲章は前文と全19章、111条からなっています。
今回のロシアのウクライナ侵攻は
「国連憲章2条4項が禁じる、違法な武力の行使であり、国際法違反」に当たります。
「2条4項」
すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、
いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と
両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。
「前文」
われら連合国の人民は、
われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から
将来の世代を救い、基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の
同権とに関する信念をあらためて確認し、正義と条約その他の国際法の
源泉から生ずる義務の尊重とを維持することができる条件を確立し、
一層大きな自由の中で社会的進歩と生活水準の向上とを促進すること、
並びに、このために、
寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互に平和に生活し、
国際の平和及び安全を維持するためにわれらの力を合わせ、
共同の利益の場合を除く外は武力を用いないことを原則の受諾と方法の
設定によって確保し、すべての人民の経済的及び社会的発達を促進するために
国際機構を用いることを決意して、これらの目的を達成するために、
われらの努力を結集することに決定した。
出典: 国際連合広報センター
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【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
(1) 投稿期間は毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
注)投稿に当たっては、ご自身のブログのアドレス(url)も記入願います。
(2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
(5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
記録的な豪雪にみまわれた今年の冬。昨年までご近所さんとして、共に雪下ろしを行って
きたKさんはもういない。在りし日の元気なその方を偲ぶ、しみじみとした詠歌と
なっています。
昨年まで当たり前であった光景が、ある日を境に突然断ち切られる、人の世の無常感も
滲む味わいのある作品と思います。
これからも宜しくお願い致します。
投稿します。
◆住む人の逝きし冬の天空から新しき雪屋根に降り積む
「水曜サロン」へ五首も出詠頂きありがとうございます。
いずれも、今のびこさんの想いが刻まれるお歌で、取捨選択も難しいのですが、
以下の三首を選ばせて頂きました。
☆こんなにも貶められることなどは思はず親しくしてゐたわたし
☆不用意にアップしたわが写し絵を勝手にリンクされて晒さる
☆二三日動悸とまらぬ心臓を宥めて涙ぬぐひてをりぬ
この、三首目に心が痛みます。
私も、かつて、ネット技術を含めて、これらのIT関連の開発に関わったものとして
ネットの負の部分が、あからさまに「個人」を貶めるツールとして使われることに、
申し訳なさも含め痛切な思いを抱いています。また、それらを悪用する人々に限りない怒りを感じています。
今回の件は、びこさんもおっしゃりたいことは多々あろうかと思いますが、
当面はスルーして、心の叫びは、この「水曜サロン」へ作品として表現して
参りましょう。申し上げるまでもないですが「魂鎮め」で詠む事も大切と考えます。
★こんなにも貶められることなどは思はず親しくしてゐたわたし
★わたくしのしてないことまでしたことにされて誹謗中傷あらしはやまず
★不用意にアップしたわが写し絵を勝手にリンクされて晒さる
★これほども過去記事詮索されるとは思はずゐたり悔いても遅く
★二三日動悸とまらぬ心臓を宥めて涙ぬぐひてをりぬ
コメントありがとうございます
「同好の士」と呼ばれるのに値するよう 頑張りたいと思います
あちらにもリコメしてあります
お時間をかけてしまい 申し訳ありません
こちらこそ よろしくご指導お願いいたします
ご丁寧なコメントを頂きありがとうございました。
私も、ブログを通じてさわやか♪さんのお人柄は、理解しているつもりですので、
改めて言うまでもないことを申し上げて申し訳ありません。
これからも、短歌を学ぶ「同好の士」として、共に歩んで参りましょう。
私の方こそ宜しくお願い致します。
「お互いに相手の方への敬意と、
思いやりは必須と思っています。」
私もその通りだと思います
そして そうあるように日ごろも気を付けています
私のブログを読んでいただければわかるかと思います
水曜サロン内ならば
今回のように意見を書いたものを削除されたり おおもとのブログを削除するということは
起こりえないと思いますから安心して学ぶことができます
歴史のある短歌を学ぶのですから心穏やかに取り組みたいです
なにかと陰謀が渦巻く世の中
せめて サロンの中はさわやかに行きたいと願っています
お時間をとらせて申し訳ありません
今後ともよろしくお願いいたします
コメントありがとうございます
「水曜サロン」に引き続きご参加いただけるとのこと。嬉しい限りです。
前にも書かせて頂きましたが、みっちっちさんが俳句の世界の「写生」で鍛えられた
言語感覚と、一瞬の今を切り取る感性には学んで参りたいと思っています。
歌友の皆さんを含めて、これからも宜しくお願い致します。
なお、さっそく三首出詠頂きありがとうございます。
いずれも、お母様を詠った内容は胸に迫ります。一首目の下の句はリフレーンが
利いて、一層の情趣を誘います。五句を少し変えてみましたがいかがでしょうか。
これもあくまでご参考です。
★ 我が句帳読みゐし母のこれいいね耳に残りて胸にせまりて
おっしゃるように、このサロンが、短歌について感想や、批評、時には批判も含めて
大いに語り合える場になっていければ幸いと思っています。その意味で
「水曜サロンで語り合おう」は大歓迎ですし、本意を理解させて頂きました。
先に、永畑道子さんのお話をさせて頂きましたが、時には詠んだ短歌をめぐって
大論争になっても良いのではないかと思っています。
それだけ真剣に作品に向き合っている証しにもなると思いますので。
ただ、先にも申し上げ言うまでもないことですが、その際にも相手の方への敬意と、
思いやりは必須と思っています。面と向かえば、表情やしぐさで伝えられる想いも
文章では、中々伝わらないものと考えますので・・・。
これからも「水曜サロン」で、ご一緒できることを嬉しく思っています。
宜しくお願い致します。
ポエット・Mさまのコメント欄に 返信コメントを書かせていただきます
事後承諾になってしまい恐縮です
「みっちっちさまへ」
おはようございます
何度も書いていますが 「悪いとか 悪くない」と言っているわけではないのです
短歌のことは 水曜サロンで語りましょうと言っていたのです
こちらのコメント欄にも書きましたが
「批判されたと決して思っていません
むしろ 水曜サロンで語ろうと言ったのです
この部分を知っていていただければ それでいいと思っています」
私の友人が昨夜 そちらのコメント欄に
「悪いと思っているなら謝りましたか 絵空事に思える」
と書いたという連絡を今朝くれました すでに削除されていましたが
こちらに出した短歌への感想は これからは水曜サロンに書いてくださるとのこと
意見交換ができますね
それが先生の意にも沿うことだと思われた旨 わかりました
「常に前を向き、明るく楽しいサロン」
先生のお心に添って水曜サロンに参加していけることを 私も嬉しく思います
コメントありがとうございます
さわやか♪
おはようございます。
そして、まず、
さわやか様
この度は、私が全面的に悪いと思っております。申し訳ございませんでした。
先生のおっしゃる通り、お仲間として切磋琢磨しながら、共感できる短歌を目指して頑張って参りましょう。
ポエット·M様のお優しいお言葉の数々、お仲間達の励ましのお言葉に感動して胸がいっぱいで、やはり尊敬申し上げるポエット·M様の元で、短歌を頑張りたいと思うようになりました。
つたない私でありますが、よろしくお願い申し上げます。
早速ですが、短歌3首を出詠させて頂きたいと思います。以前詠んでブログにも書いていた亡き母の歌を出詠させて頂きます。
亡き母はいつも近くで私を見ていてくれます。私がどんなに苦境に立った時でも優しい目をして、笑顔で励ましてくれます。
私が拙句をいっぱい書き込んだ俳句ノートを、亡くなる直前まで手元に置いて読んでくれました。
俳句の話をいっぱいしました。「これいいね」「これ好きやわ」「これどういう意味?」
ノートを見るたび母の言葉を思い出し、泣けてきます。
肺がんが腰骨に転移した後は、貼り薬で痛みは全くなかったのですが、副作用で寝る事が増えました。ベッドの脇に読みかけのノートを折ったページを今も覚えています。
☆ 我が句帳読みゐし母のこれいいね耳に残りて胸に残りて
☆我が句帳読みて居眠りせし母の折りしページを今も忘れじ
☆母逝きしのちの句帳は母恋の句の多かりし心のままに
私のブログにリコメしてありますが
こちらにも一部貼り付けさせていただきます
「はい おっしゃる通りだと思っています
芸術とは 受け取る側の感性でいかようにも感じられるものと思います
「共感を得る」のは狙ってできることではなく それに向かって努力が必要だということは
重々承知しています
間違わないでいただきたいのは
私が批判されて怒っているということでは全くありません
なぜならば 水曜サロンで語り合おうとコメントしてあります
私のコメントのコピーを読んでいただければ
ご理解いただけたことと思います
私のコメントに対しての反論もないまま ブログを完全削除
削除してしまえば あとは何とでも言えます・・証拠隠滅
一般的には この後
「社会詠」について意見を書いただけ」
「共感が大切だと言っただけ」
「相手は侮辱されたと思ている」などと書くかと思えます
先ほども書きましたが
批判されたと決して思っていません
むしろ 水曜サロンで語ろうと言ったのです
この部分を知っていていただければ それでいいと思っています
リコさんのコメントの真意はわかりかねますが
私が水曜サロンで意見交換しようと提案していたこと
否定されたことに腹を立てているのではないことを
理解されていらっしゃってのコメントだと受け取ります
私も自分の作品には 初心者なりに責任も持っています
日記は個人のもの ブログは大勢の目があります
長くブログを続けていますので それは承知しています
今の社会では受け入れる人が少ない社会の状況を詠っているので
反発する方がいるというのは想定内です
ブログ発信もそうです
嫌がる方もいるとわかっていますが 情報弱者のために少ない情報を出しています
意見があれば それには対応する心構えもあります
それは 発信するものの責任だとも思っています
口語短歌の世界はまだ未知数ですが
日本人として心に浮かぶ言葉を詠っていきたいと思います
「正しく 清く 美しく」 生きて行くことを目標にしています
澄んでいる心でいるほうが 気持がいいと感じます
先生の方針に沿って水曜サロンに参加させていただきますので
これからも よろしくお願いいたします
たくさん時間を使っていただいて恐縮しています
ご連絡ありがとうございます」
さわやか♪
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
短歌を志し、短歌を詠む大半の方は「歌集出版」は一つの目標であり、
事業として取り組んでおられることと思います。
リコさんの短歌会の先生が50年近い歌歴で、初めての歌集を上梓されたとのこと。
敬意を表するとともに、お祝いを申し上げたいと思います。
「半世紀の歌歴がかもす言の葉の歌集に留む修練の刻」との、
詠歌は師への何よりの、はなむけと思います。
このような師のもとで、共に精進できることは幸せなことと思います。
私も、稚拙な歌ばかりでしたが、9年ほど前に出版させて頂きました。
今読み返すと恥ずかしい作品が目につきますので、リコさんの師の姿勢に学びたいと
思います。
これからも宜しくお願い致します。
今回の件は、当初私も状況が把握できずに、明確な対応できずに申し訳ありません。
リコさんもコメントに書かれていましたが、短歌も俳句も含めて、芸術全般は
表現された後、作者の想いを離れて、受け手の判断に委ねられます。
そこで、受け手の方の心に届き、時代を超えて人々に愛されるものが「本物」となっていくのだと思います。
詠み手の名前は忘れられても、作品が起立し残っていくものが「名作」であろうとも思います。
先に紹介させて頂いた「おみな」の短歌は、まさにそれに当たると思っています。
私も、このような短歌を一首でも詠めるよう、さわやか♪さんはじめ、皆さんと共に精進したいと思っています。
これからも、いろいろなことがあろうかと思いますが、常に前を向き、明るく楽しいサロンにして参りましょう。
これからも宜しくお願い致します。
今回の件は、みっちっちさんのブログに掲載された記事ですので、その内容について
私自身がコメントする立場でないことを、先ず申し上げたいと思います。
ただ、「責任を取って、水曜サロンを辞めさせて頂きたく」との言葉は、残念至極です。
可能であるなら、今後も共に学んでいければと思っています。
「水曜サロン」は集いの広場です。短歌つながりで、投稿は自由ですので、門戸は常に
開かれています。「俳句や短歌はやめません」と、おっしゃっておられますので、
気が向いたら、是非お立ちより頂き、作品なり、ご意見をお寄せ頂ければ嬉しいです。
俳句の世界で写生を極め、言語感覚を磨いてこられた、みっちっちさんの短歌世界での
益々の発展と、ご活躍を願っています。
短歌、俳句等を含めた「短詩型」文学は、世界に誇れる日本文学の核心とも言えると
私は思っています。何よりもその担い手が、市井に暮らす私達庶民一人一人であり、
その基盤を作っていることを認識したいと思っています。これは世界的にも稀有なことです。
これからも宜しくお願い致します。
おはよう御座います
短歌は発表したら独り歩きをするので、十分に注意して詠草したいものです。
日記に書くのではないので、他者の共感を得られる視点を学びたいと思います。
投稿をお願いします
私の短歌の会の先生が50年近い歌歴で、初めての歌集を上梓されました。秀逸な歌ばかりで流石です。
半世紀の歌歴がかもす言の葉の
歌集に留む修練の刻
歌会の鎖のすゑの尾に付いた
われの老境短歌が照らす
お返事ありがとうございます
おっしゃる通りだと思います
なので みっちっちさんのブログのコメント欄の最後に
「せっかく 水曜サロンに参加していらっしゃるのだから
ここに書かないで 水曜サロンで論じればいいことだと思います
★陰で書く これはいわゆる 陰口か 水曜サロン 修行の場所で
今の私の 口語短歌です」
と書いたのです(コピーしたもの)
みっちっちさんが書いたブログの内容は彼女に削除されてしまったので示すことができませんが
あの内容は とうてい短歌の評価と思えるものではありません
人を貶めるものだと思います
気がつかないで コメントを私が書かなければ文字が独り歩きしたことでしょう
それでも 短歌に対するポエット・Mさまの想いを聞いていましたので
ゆずって サロンでそれこそ意見を言ってほしいと書きました
みっちっちさんが削除をされたということは 初めから意見交換をする意図はなかった証明だと思います
あの内容は評価だとは思えませんので、論戦にもならない程度のものだと認識しています
もし私が 私が書いたコメントをコピーしていなければ
言い訳が並んで水掛け論となったことでしょう
幸いコピーしていましたので ブログの内容が多少なりともわかっていただけたことと推察いたします
本来ならば 私に謝るのが礼儀だと思っています
でもその気持ちは おさめて
これからも ここに書いてくださった姿勢で学ばせていただきたく思います
まさか 削除をするとは想定外でしたので
いろいろお時間を使わせてしまい恐縮です
目指す教室の理念に沿って これからも進んでいきますので
よろしくお願いいたします
コメントありがとうございます
私のブログでの返事をコピーしたものです
今後ともよろしくお願いいたします
ありがとうございます。
そして大変申し訳ございませんでした。
自分のブログ内とは言え、社会詠についての考察を述べたのですが、お気持ちを傷つけてしまったのなら、私が全面的に悪いと思っております。
今回の事で責任を取って、水曜サロンを辞めさせて頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
俳句や短歌はやめません。別の方法で頑張って行く所存です。
ポエット·M様は大変素晴らしい方で尊敬申し上げてましたので、大変残念ではありますが、短歌の素晴らしさをお教え頂きまして本当にありがとうございました。
最後に、水曜サロンの皆様にも大変申し訳ございませんでした。
詳細な「経緯」も含めて記述頂きありがとうございました。
みっちっちさんのコメントにも記させて頂きましたが、ご自分のブログ内でお書きに
なった記事で、対象となる方との見解の相違が生じることは、しばしばあると感じます。
その際も、相手の方への敬意をこめて、十分に納得できるまで意見交換することが
大切と思います。その際、相手の方へのリスペクトと、この瞬間「私の為にその方の貴重な
時間を頂いている」との想いが大切と思っています。
「短歌は 己の気持ちを込めて素直な気持ちを見つめて詠うものだと思っています
きっとこれからも 私は世の流れのことを詠いたいと思えば詠います
自然に対して心が動いたとき 社会の流れに心が動いたとき」と、
さわやか♪さんは、おっしゃっていましたが、私もその通りと思っています。
かつて、与謝野晶子をヒロインとした「華の乱」の著者である永畑道子さんの公演を聞く
機会がありました。彼女のお父様の思い出を語った場面で、今でも印象に残る場面がありました。
それは、お父様も短歌を詠まれる方でありましたが、歌会の二次会で、短歌の評価で論争が
始まると、お椀や、徳利が飛び交うことがしばしばあったとのことでした。でも、最後は
お互いに涙を流しながら「悔しいけれどお前の短歌はすごい」と肩を抱き合って終わった
とのことでした。それだけ真剣に短歌を愛し、また評価もお互いの全人格をかけて
取り組んだのではないかと思っています。
従って、短歌の評価に関する論争は、このサロンでも大いにやって頂きたいと思います。
それが、お互いの励みになり、短歌を深めるものになることを願っています。
自分以外の、たとえ一人でも心から感動して頂ける短歌。そんな一首でも生涯に詠めれば
本望と私自身思っています。
これからも宜しくお願い致します。
ご自分のブログ内でお書きになった記事で、対象となる方との見解の相違が生じる
ことはしばしばあると感じます。
その際も、相手の方への敬意をこめて、十分に納得できるまで意見交換することが
大切と思っています。目の前で会話する場合と異なり、文章での会話は自分の意思が相手に
正しく伝わる確率は三割にも満たないと経験則的に感じます。
従ってそれを補うものは、相手の方へのリスペクトだと思っています。さらに「私の為に
その方の貴重な時間を頂いている」との想いだと考えています。
私は、この「水曜サロン」が、私も含めて、ここに集う皆様にとって、交流しつつ、
お互いの学びの場になればとのことで、Kenさんたちと図って出発しました。
歌歴の長いベテランの方も、初めて短歌に触れる初心者の方も、皆さん同等の立場で、
自由闊達に表現し合い、意見を交換し合い、真剣にかつ和やかに短歌を学んでいけたらと
思っています。
時には見解の相違や、物の見方、考え方、あるいは社会へのかかわり方で、行き違いは
有ろうかと考えます。それらをオープンにし合い、小異は保留にしつつ「短歌を中心に」
お互いの思考と表現力を磨き、深め合うことが出来れば幸甚と思っています。
「口語短歌」は、皆さんにとって取り組みやすいのではないかとの想いから、このサロンの
出発・入口としました。「文語・歴史的仮名遣い」は、歌壇では依然として根強く、結社に
よってはそれ以外は認めないところもありますが、ここではこだわらないものとしました。
もちろん、自由律も含めて短歌と言う一点で繋がっていけたら嬉しいです。
さわやか♪さんへのお言葉も確認させて頂きましたので、これからも共に高め合う歌友として
お互いに精進されることを願っています。
お二人とも、備えておられる感性も、言語センスも抜群なものがあろうかと思いますので
お二人で、切磋琢磨して歩まれることを切望致します。
削除されてしまったので
内容確認できないのが 歯がゆいですが
私のブログに書いておきました
お返事は 私のブログの方でお願いいたします
もちろん こちらにも 必要でしょうからお書きください
お返事いただければ幸いです
ご覧になれたかどうか わかりませんが
今行ってみましたら 3日のブログが消されていました
そのまえのブログの削除しましたというのと 私のコメントを間違われると困るので
今日の午前中に私が書いたコメントを貼り付けます
みっちっちさんの3日のブログです(今は削除されています)
先生が衝撃を受けた短歌は
「☆徴兵は命をかけてもはばむべし 母、祖母おみな牢に満つとも」です
以下 私のコメント欄のコメントです
「初めて書き込みます
知り合いから 私の社会詠のことを語っている方がいると聞いて来ました
「「社会詠」の役割は社会的な共感を呼び起こすことでもある」と私はサロンで述べましたが
人には喜怒哀楽があるので 共感の側には違う気持ちもあると思います
その意味では 貴方の感情に一石を投じられたことは 初心者の私には社会詠の一面だとうつります
ここであなたが ほめていらっしゃる短歌は
(先生が教えてくださった短歌)
今から30数年前の有事法制の研究が始まるという危険な状況下で詠まれた短歌
「朝日歌壇」に掲載されたものです
戦争を二度と繰り返してはいけないという痛恨の教訓から詠まれた句だと私は思います
先生もこの句に衝撃を受けたと言っています
この句が選ばれた背景を考えると 全ての方の共感を得られたかは疑問
戦争はいけないというのは不動のことですが もし戦争下なら 共感しない方もいたと思います
今もロシアとウクライナは戦っています 悲しいことです
戦争を始める人がいるというのも事実です
立場によって受け取り方が変わることもあるでしょう
善悪二元論では解決できないこともあります
それを含めて 社会のことを詠むのが「社会詠」だと思います
先生がお示しくださった方は
歌壇に投句するレベルの方ですが 私が「社会詠」を始めたのは 今年の一月です
当然 まだこれからの発展途上のスタートです
キャンペーンではなく これが私の社会詠です
<私の社会詠>
☆さりげなく 自己責任と 明記あり 読み飛ばすなよ 重き言葉を
☆判断を 検討できる 情報は 目につかぬ場所 言わぬテレビよ
☆幼子(おさなご)に ワクチン接種 自己犠牲 命に通ず 情報比較
この3首を詠みました
先生は提案として
★判断の 基たる情報 開示せず マスコミの闇 ワクチン接種
やはり 初心者との差は大きいです
「個人の共感を呼び起こせないものが、社会の共感を呼び起こせるものなのか。」とおっしゃっていますね
先ほども述べたように 個々人の気持ちは 立場環境などによって千差万別
あなた個人が感動しなくても「それはそれ」です
2022年2月27日 あなたのブログコメントのこと
「存じ上げない方(短歌を詠まれた方と同一人物かどうか分からないが)」とわざわざ書いていますが
私の名前は「さわやか♪」で コメントくださった方とは違います
コメントくださった方はURLも貼り付けていますね
あなたはリコメまでしているのに わざわざ何故ここに書いたのか?
時々 私のブログを無言で訪問してくださっているようですが
しっかり読んでいただければ 短歌だけでなく政府が出さない
デメリット情報を発信していることがわかるかと思います
社会に対しての発信です 個人的なものではありません
接種を決めるのは自己責任・自己判断です
「私は自分の事で色々忙しく、
その事をわざわざ勉強しようとは全く思わないのだ。」とおっしゃっていますが
それならそれで イイのではないですか
私は 判断材料としてブログに載せているので 読む読まないは個人の自由 それこそ自己判断
短歌は 己の気持ちを込めて素直な気持ちを見つめて詠うものだと思っています
きっとこれからも 私は世の流れのことを詠いたいと思えば詠います
自然に対して心が動いたとき 社会の流れに心が動いたとき
先生のおっしゃる 難しさがここにきてわかった気がしますが
これからも 先生のもとで詠っていきたいと思います
以上が ブログを読んだ感想です
せっかく 水曜サロンに参加していらっしゃるのだから
ここに書かないで 水曜サロンで論じればいいことだと思います
初心者ですが 素直に詠む心は ピカピカです
★陰で書く これはいわゆる 陰口か 水曜サロン 修行の場所で
今の私の 口語短歌です
書かれたことが不愉快でしたら「削除」していただいても結構です
長文ごめんください さわやか♪」
みっちっちさんが書いたブログ内容は
この私のコメント内容から推しはかってくださいませ
よろしくお願いいたします
いつもお世話になっております。
私のブログの記事について、ご迷惑をおかけ致しまして大変申し訳ございませんでした。
私は只、自分のブログ内において、「社会詠」についての見解を述べただけで、口語短歌への非難はしておりません。
でも、それによってさわやか様を傷つけてしまったとしたら、大変申し訳なかったです。
又、こちらの楽しい短歌会を乱したのだとしたら、大変申し訳ありませんでした。
記事は削除致しました。
本当に大変申し訳ございませんでした。
私が、最後に「もっと軽く考えて大きな気持ちで短歌を見ていこうと思います。」
と書いたら、浅間山明鏡止水様が、それでいい、と言って下さって嬉しかったです。
私は考えすぎてしまうので、これから気を付けます。
本当に大変申し訳ございませんでした。
コメント頂きありがとうございました。
まず、先にご質問頂いた「おみな」ですが、一般的には「翁 (おきな)」に対応する「嫗(おみな)」 で、
老女 を指します。ただ、通常は女性一般をさしても用いると考えています。
この短歌でも「母、祖母」に続いていますので、「女性たち」と解釈できます。
なお、みっちっちさんのご意見は、未だ拝見しておりませんので、拝見した後コメントさせて頂きます。
おっしゃるように、この「水曜サロン」は短歌について、自由闊達にお互いを尊重しながら、
学び合っていける、明るいサロンとしていきたいと思っていますので、ご協力よろしくお願いします。
ご報告いただきありがとうございました。
私が出した社会詠にたいして 感想を書かれた方がいました
知り合いが知らせてくれたので 読んでみました
水曜サロンで感想を言えばいいことだと読みながら思いました
そちらのブログには私が感じたことも 書いておきました
こちらのサロンで 名前を見る方なので
先生にも お知らせしておいた方がよいと思い 報告に来ました
明るいサロンを目指しているのに
口語短歌のことを非難するような内容は ここで書いてもらいたいと思いました
知らなければ 説明もできませんから
「名前はみっちっちさんです」
よろしくお願いいたします
そうですね。私は、このコメント返しを読ませて頂く前にたまりかねて行動を起こしてしまって、後悔しています。関わりをもたないということが一番の解決策ということを再確認いたしました。ありがとうございました。
大切な仲間を守り、理不尽とも思えることにも冷静沈着な対応をされるポエットMさんに仲間の皆さんは再度全幅の信頼を寄せられる事と思います。
様々な面で共鳴、共感・・・の私はまた学ばせていただきました。
コメントありがとうございます
リコメと一緒に わからなかったことも書いてあります
答えは こちらでも あちらでもどちらでもご都合の良い方で結構です
お忙しい中 よろしくお願いいたします
「昨年」のコメント・コピーを貼って頂いた趣旨は理解致しました。
前のコメントにも、記させて頂きましたが、雪加さんのアドレス(url)を是非ご記入ください。
このままでは匿名様と判断せざるを得ませんので、返信コメントは控えさせて頂きます。
なお、この「水曜サロン」は、短歌について皆さんで投稿し合い、鑑賞し合う学びの広場です。
従って、末尾の【運営にあたって】に記してあります通り、短歌の投稿、鑑賞に
関わるご意見等は大いに歓迎しますが、歌友、ブログ友の「個人を貶める」コメントは、
運営責任を負っています私の判断で、投稿者に了解を得ず「削除」させて頂きますのでご了承願います。
今回の「コメント・コピー」も、私の判断で削除させて頂きます。
ご丁寧なコメントを頂きありがとうございました。私こそ、励みになります。
『「社会詠」の役割は社会的な共感を呼び起こすことでもある』は、さわやか♪さんの
おっしゃる通りだと思っています。ただ、それを目指しながらも、その道程の厳しさ、難しさも感じています。
個人の主張が他の方の共感を呼び興し、さらに社会的な共感を得るまでに高めるための努力を、
お互いに続けて参りましょう。
私がかつて衝撃を受けた短歌に、以下の歌があります。ご参考として載せます。
☆徴兵は命をかけてもはばむべし 母、祖母おみな牢に満つとも
「有事立法に当たって」朝日新聞「朝日歌壇」1978年9月 石井百代氏
ご心配には及びませんよ。「迷惑」は一切ありませんので。
私のブログへのコメントで「意見」を求められましたので、回答したのみです。
その方への回答でも申し上げましたが、びこさんは私たちの大切な友人であり、
「水曜サロン」の重要な担い手の一人でもありますので、今まで通り作歌は続けて頂きたいと思います。
びこさんを信じ、びこさんの短歌を待っているフアンの方はKenさんはじめ
たくさんいらっしゃいますので…。もちろん私も。
人の心の闇は、ご本人が理解する以上に深いものがあるかと思います。
他の方を攻撃することで、それを埋める行為を無意識に繰り返す場合も
残念ながらあろうかと思っています。
このような方には、ご本人が冷静になるまで関りを持たないほうが賢明と思います。
心に添うコメント 励みになります
ありがとうございます
「社会詠」のメッセージ力の強さを ポエット・M
さまの短歌をみて わかりました
「マスコミの闇」の言葉に多くを思い浮かべます
私のは事象を並べただけで 読み手の共感を誘うまでには行っていません
自然詠と同じように シッカリ推敲することが大切なのだなと感じました
心に思い浮かんだことを 素直に詠むということと 無造作に詠むということの差が 少しわかった気がします
「社会詠」の役割は 社会的な共感を呼び起こすことでもあるのかなと そのように思いました
なにしろ 初心者ですので
これからもよろしくご指導お願いいたします
(*^-^*)
「パッヘルベルのカノン」は今から、300年以上前に、ヨハン・パッヘルベルが作曲した
楽曲とのことですね。
「気持ちのいい和音->不安な印象の和音->それを解決する音階」これらを繰り返し再現することで、
曲全体が前進していく印象で、聴き入る私たちを元気にさせてくれますね。
YouTubeも視聴させて頂きました。星空、緑の木々の揺らぎ、水辺の煌めき、流星等々
映像美と曲がマッチし、自由律短歌に命を吹き込んでいるかに感じました。
このような表現芸術の世界が、益々切り開かれていくことを願っています。
本当にご迷惑かけてしまって申し訳ございません。
【詞書】春雨の朝 パッヘルベルのカノンを聴いて
街の音が消えている
何もない
春の雨とカノンのみの朝だ
【短歌説明】
YouTubeの映像、音楽を聴いて、短歌を作っています。
先月の日曜日、関東は大雪注意報が出て、普段でも交通量が減る日曜日で、街の音が消えて静かな朝となっていました。。幸い降雪とはならず、雨が降っていました。
パッヘルベルのカノンと素敵な映像の動画で、心が癒されると言う方もおられました。
下記URLにYouTubeを貼付しておりますので、モーニングコーヒーでも飲みながらご視聴し、ついでに愚詠を御覧頂ければ幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/c5716caecf03bb1b6fa2c673be748f46/?cid=25b98705961fd12dd260867ef1e7317b&st=0
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
膨大なデータをもとに「ワクチン接種への警鐘を鳴らす」さわやか♪さんの
想いから生まれた短歌で、内容には学んで参りたいと思います。
おっしゃるように、政府広報では接種のデメリット情報がネグレクトされているとの情報もあり、
冷静な判断が必要と思っています。この判断の一助になればとの
さわやか♪さんの想いの籠った、鋭い社会詠と考えます。
特に二首目は心したいと思います。少し表現を変えてみましたが、いかがでしょうか。
★判断の 基たる情報 開示せず マスコミの闇 ワクチン接種
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします
コメント並びに、情報提供を頂きありがとうございました。
最初に申し上げておきますが、びこさんは私たちの大切な友人であり、
「水曜サロン」を共に担って頂いている優れた歌人でもあります。
雪加さんがおっしゃった内容は、私自身が個々に具体的に確認できませんので
判断は保留させて頂きたいと思います。
雪加さんがおっしゃった「個人での断薬は危険でドクターとの相談の上」
個々の方の状況により、判断しなければならないことは納得できます。
ただ、びこさんが薬の副作用で長い事、苦しまれたことは理解していますし、
その経験から、同じ苦しみを回避したいとの想いから、周辺の方々に
アドバイスすることも、納得できます。
そのアドバイスを受け入れるか否かは個々の方の判断と思っています。
なお、心からの「親切心」「思いやり」のアドバイスが激しい拒絶にあった
場合の、心の在りようは雪加さんもそうでしょうが、私も拝察できます。
このような背景のもとで、ご自身のブログに「魂鎮めとして」あるいは
「備忘録として」詠まれた短歌でしょうから、私の感想は控えたいと思います。
ご連絡いただいた内容に、十分な返答になり得ていないでしょうが、私の回答とさせて頂きたいと思います。
なお、雪加さんご自身のアドレス(url)表示は、この種の連絡を頂く際の最低限のエチケットと思いますが、
次回からは是非表示願います。
解説ありがとうございます
短歌投句(社会詠)
5~11歳のワクチン接種が承認実行されたことで
より情報の比較検討が重要と思います
幸い日本よりも先行している諸外国からもデータが出てきているので
遺恨を残さないようにしっかりと検討してもらいたい気持ちを詠いました
詞書
子供へのワクチン努力義務は無くなりましたが 接種勧奨はあります
健康な子供にも接種をすすめるということ
子供の未来を考え 親は慎重に検討して欲しいものです
さりげなく 自己責任と 明記あり 読み飛ばすなよ 重き言葉を
判断を 検討できる 情報は 目につかぬ場所 言わぬテレビよ
詞書
5~11歳の子供は日本では重症化もしないし死者も出ていません
周りの人にうつさないためと政府は広報していますが
ワクチン接種した人は未接種者よりも感染しやすいデータが海外で出ています
2回目の大人の接種の時も「周りの人にうつさないため」とCMしていました
現実は2回接種した人も感染しやすくなり人にうつしています
幼子(おさなご)に ワクチン接種 自己犠牲 命に通ず 情報比較
よろしくお願いいたします
一番の問題は彼女が心の病気の方達のブログに出向き、断薬を勧め回っている事です。
私はビコさんのブログのコメント欄に
「個人での断薬は危険でドクターとの相談の上、時間を掛けなければいけない、
悪い方に進めば最悪の結果を招く事です」と
書き込みましたが「悪意のコメント」と削除されたようです。
御自分の意にそぐわないものは悪意や嫌がらせと取られるようですね。
ビコさんの断薬布教を拒否してストーキングまがいの事をされていた女性がいました。
この女性は適応障害になり極少量のお薬で様子を見ていただけなのに粘着されました。
ご自分の病気(脳腫瘍)と戦いながらフルタイムで働き、末期癌のお母様の
介護をなさっている方に「精神薬は廃人になる!」と脅しのように断薬を勧めたり、
その方のブログに「死にたい」とだけ書き逃げしたり、ビコさんの行為は酷いものでした。
これはその方に向けられた短歌です。(この女性は東大卒、母一人子一人で働かざるを得ない)
★東大を出ても阿呆は阿呆にて人の心もわからぬ阿呆
★学歴があるため返つて阿呆にぞなる人もゐて憐れむべけれ
★人よりも己が優れてゐるなどと思ふ阿呆は人より劣る
★精神薬服用するも覚醒剤射ちて狂ふもあなたの勝手
★学歴をつけても教養なき人は学歴なきより始末が悪い
短歌繋がりの御友人でいらっしゃるとの事、この歌をどう御思いですか?
友人と仰るのなら、どうかビコさんの言動を諫めていただけませんでしょうか。
彼女の断薬活動で心を痛めている方は沢山いるのです。
いつも心熱くなるコメントを頂きありがとうございます。
おっしゃるように「幼子の ひとみ溢れる涙をも・・・」の短歌は、解説にも
記させて頂きましたが、fumiel-shimaさんのコメントに触発され詠ませて頂きました。
その意味ではfumiel-shimaさんの、コメントからの「本歌取り」でもあります。
改めて心に響くコメントを頂き、御礼を申し上げる次第です。
短歌は、このように価値観を共有し響き合う中で、その想いのコラボからも
生まれると考えています。私も拙い短歌ながら「小さい声」の表明として
改めて詠って参りたいと思っています。
コメント「明日に向かって」に、目を止めて頂きありがとうございます。
少しきつい表現になったら申し訳なかったのですが、この「サロン」に集う
ブログ友との「楽しい広場」を守りたい、さらに、ブログ友を傷つける
いかなるコメントも許さない、との想いで記させて頂きました。
これからも宜しくお願い致します。
共通する思いを早速詠っていただいた「幼子の ひとみ溢れる涙をも・・・」に思わず胸が熱くなり瞼の奥もじ~んと来て・・・
この前の記事「咲き初める 河津桜」の最後のコメント「明日に向かって」には大きな感銘を受け本当に感動しました。
ポエットMさんの潔い、そして揺るがぬ矜持を感じました。
これこそが「矜持」なのだと・・・
私は敬服するばかりです。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがするとうございます。
国連憲章、さらに国際法に違反するロシアのウクライナ侵略ですが、私たちも
あらゆる場を通じて、このロシアの蛮行を糾弾していくことが大切と思っています。
その意味で、緊迫する情勢を背景として詠まれた「社会詠」に、学んで参りたいと思います。
特に人命は言うに及ばず、キエフ等世界的文化遺産に匹敵する「雅な都」を灰燼にする侵略は
いかに繕おうと許されない蛮行と考えます。
三首の「社会詠」をじっくりと、味わって参りたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します。
浅間山明鏡止水です。
上記の短歌以下の3首に訂正します。
3首になるとウクライナばかりになって奇異な感じがしました。よろしくお願いします。
「突然の 戦車で侵略 ロシアから 罪なき大衆の 命はかなさも」
「ウクライナの 空に響くは プーチンに 国民の怒りと 怨嗟の声が」
「ミサイルの 連射攻撃 爆弾は 雅な都 焦土と化すも」
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。
「詞書」2月24日ロシアがウクライナに侵略しました。マスコミは侵攻の文字も使っていますがはっきりとした侵略です。プーチンの狙いは旧共産圏諸国の再構築です。ですから私はプーチンを絶対に許すことは出来ません。ウクライナは民主主義の主権を持った国家です。宣戦布告なしに侵略しました。戦争の悲惨さや恐ろしさ、幼児まで含めた一般大衆多数死亡のニュースに毎日胸を痛めています。「社会詠」として今日は3首提出します。
「突然の ウクライナ侵略 ロシアから 罪なき大衆の 命はかなさも」
「ウクライナの 空に響くは プーチンに 国民の怒りと 怨嗟の声が」
「ロシア軍の ミサイル連射で ウクライナ 雅な都 焦土と化すも」
よろしくお願いします。