第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その144)ネット歌会
短歌の返歌を歓迎します!!
☆☆☆ 緊急連絡!! 旧盆につきサロンの掲載日を変更させて頂きます。
☆☆☆ 8月14日(水)は旧盆につきお休みと致します。
☆☆☆ 8月21日(水)通常通りの掲載と致します。
☆☆☆ 本件関係各位と相談させて頂きました。ご協力頂ければ幸いです。
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 返歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
☆☆☆ 「ネット歌会」について
「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響く
ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
コメント欄に記入して頂ければ幸いです。
「咲き盛る ノウゼンカズラ」
☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
注) ☆:元歌 ★:返歌
☆妹の号泣響く柔道場 兄はまっすぐまえを見据えて
みっちっちさん
★阿部一二三 泣くな妹よ 兄さんが取ったメダルは二人の宝
夕庵さん
★卓球の張本兄妹も 最後まで 金メダルへと悔ひなく挑め
みっちっちさん
★苦しみを乗り越えてきた兄妹に 金と輝く今日のこの日は
夕庵さん
★母掲ぐ父の遺影に誓ひしは 柔道の金 我も掴むと
みっちっちさん
☆まどろみの覚めて雨音 ふるさとの 瀬音に濡るる合歓の木の夢
みっちっちさん
★絶え間なき瀬音聞きます石仏は 峠の茶屋の片隅に笑む
夕庵さん
★布引の滝音聞くや 石仏は 手製の赤き帽子かぶりて
みっちっちさん
★蓼科の乙女の瀧までトレッキング 胸に満たしぬマイナスイオン
夕庵さん
★鳥声を聞きつ美空へ手を広げ 深呼吸する山ホテルの朝
みっちっちさん
★哀しきは美空ひばりの歌声に 合わせて歌う「塩谷の岬」
夕庵さん
★はるかなるひばりの歌よ 紺碧の太平洋に想ひ深むる
みっちっちさん
★大いなる太平洋へ挑戦の 白き帆船のひとりぼっち
夕庵さん
★大ひなる太平洋に飛び込みて 四泳法を泳ぎたき夢
みっちっちさん
★井の中の蛙になるな若者よ 夢を見るべし冒険の旅
夕庵さん
★柔道の誤審や疑惑ルーレット 皆頑張れり 胸張りて帰れ
みっちっちさん
★誤審にも勝者を讃える村尾三四郎(三四郎)これぞ武士道 静かな闘志
夕庵さん
★左手に負傷あれども 早田ひな 銅メダルへと闘志燃やせり
みっちっちさん
★銅メダルへすさまじ執念 早田ひな 柔和な監督にもメダルを
夕庵さん
「宗旦むくげ」
☆黒揚羽 木下に闇を残しつつ 舞い立つ先にカンナは燃えて
ポエット・M
★カンナ咲きし故郷の庭も今様に 夏の野菜の収穫という
夕庵さん
★大暑過ぎ 炎暑に負けぬカンナ燃え 焦げる草原風も熱風
ポエット・M
★地面より熱風立てば日陰でも 散歩の犬は抱っこをせがむ
夕庵さん
★熱風を巻き上げ悍馬は去りゆける 見惚れるばかり そのたてがみよ
ポエット・M
★郷愁を誘う白馬のスキー場 道具はいまも倉庫に眠る
夕庵さん
【詞書】白馬大雪渓の氷が解け、多数のクレバスが発生しています。
このため頂上へのルートが2024年8月31日まで通行止めとなって
います。温暖化の波はここにも…。
★白馬なる大雪渓も解けゆくと 温暖化の波 及ぶやここに
ポエット・M
★文明がもたらす結果の温暖化 便利と自然にやじろべえ泣く
夕庵さん
★今ここで温暖化をも食い止める 世界の英知試さるる時
ポエット・M
★氷河溶けツバルの島は海中に 沈んでしまうこの現実は
夕庵さん
☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆
「咲き初める ブーゲンビリア」
【運営にあたって】
(1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
☆蝉しぐれ 祭りばやしに 童うた 今もまぶたに ふる里の夏 ポエット・Mさん
★浴衣着て下駄をならして夏祭り 金魚すくいのポイの憎らし 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です。
☆シャンプーの香りを残す童女にも 女 確かに息づきてをり 夕庵さん
★蝉しぐれ 祭りばやしに童うた 今もまぶたに ふる里の夏 ポエット・M
よろしくお願いいたします。
☆千の風吹けばそこにぞ たましひの 優しき声がほら耳元に みっちっちさん
★真実の優しさを知るときもあり 言葉の裏にこそ隠されて 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️魂はいずこを浮遊しているや 問えば悩みて励ましくるる
夕庵さん
★千の風吹けばそこにぞ たましひの 優しき声がほら耳元に
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆冥土への道は果てなく 紺碧の 空のいづこへ父母おはす みっちっちさん
★魂はいずこを浮遊しているや 問えば悩みて励ましくるる 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️大文字 妙法 船形 鳥居型 炎は照らす冥土への道
夕庵さん
★冥土への道は果てなく 紺碧の 空のいづこへ父母おはす
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆舞姫の忘れしベールの残り香に 疼く想いを 月に呟く ポエット・Mさん
★シャンプーの香りを残す童女にも 女 確かに息づきてをり 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です。
☆舞姫は白きベールをひるがえし 甘き香零す 月は冴え冴え 夕庵さん
★舞姫の忘れしベールの残り香に 疼く想いを 月に呟く ポエット・M
よろしくお願いいたします。
☆大の火を四条の橋に見し夜よ 君の肩へと熱き頬寄せ みっちっちさん
★大文字 妙法 船形 鳥居形 炎は照らす冥土への道 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️精霊を送る五山の送り火を 心のなかにしかと灯しぬ
夕庵さん
★大の火を四条の橋に見し夜よ 君の肩へと熱き頬寄せ
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆甘き香に包まれながら夢に見る 君はほほ笑み 月影に舞う ポエットMさん
★舞姫は白きベールをひるがえし 甘き香零す 月は冴え冴え 夕庵
よろしくお願いします。
☆送り火の煙は高く 天空の いづこへ父と母連れ昇る みっちっちさん
★精霊を送る五山の送り火を 心のなかにしかと灯しぬ 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です。
☆ふたたびの逢いを夢見る月下美人 心足らいて眠りの深し 夕庵さん
★甘き香に包まれながら夢に見る 君はほほ笑み 月影に舞う ポエット・M
よろしくお願いいたします。
⭐️送り火の炎は高く揺らめきて 名残惜しむや灰と残れり
夕庵さん
★送り火の煙は高く 天空の いづこへ父と母連れ昇る
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆酔いしれて夢に遊ぶや花の精 月下美人は 香のみを残し ポエット・Mさん
★ふたたびの逢いを夢見る月下美人 心足らいて眠りの深し 夕庵
よろしくお願いします。
☆送り火を揺らしつ帰る父母よ あの輝ける星におはすや みっちっちさん
★送り火の炎は高く揺らめきて 名残惜しむや灰と残れり 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です。
☆酔いしれて夢か現(うつつ)の月下美人 残り香あわれ 明けの三日月 夕庵さん
★酔いしれて夢に遊ぶや花の精 月下美人は 香のみを残し ポエット・M
よろしくお願いいたします。
⭐️亡き人も今宵帰らむ送り火に いづこの星や道案内(あない)せよ
夕庵さん
★送り火を揺らしつ帰る父母よ あの輝ける星におはすや
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆あの星に 父母おはす 万緑を渡る風にもしみじみ嬉し みっちっちさん
★亡き人も今宵帰らむ送り火に いづくの星や道案内(あない)せよ 夕庵
よろしくお願いします。
☆あの星に 父母おはす 万緑を渡る風にもしみじみ嬉し みっちっちさん
★早朝の忍びの風にひと心地 極楽風はマンション10階 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️信じよう あなたは光 星になり 大空を舞う千の風とう
夕庵さん
★あの星に 父母おはす 万緑を渡る風にもしみじみ嬉し
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆父母のおかげぞ この身 健やかにあるは感謝の先祖の供養 みっちっちさん
★信じよう あなたは光 星になり 大空を舞う千の風とう 夕庵
⭐️山河と過ぎこし日々を懐かしむ いま穏やかに愛しこの身は
夕庵さん
★父母のおかげぞ この身 健やかに あるは感謝の先祖の供養
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆白衣(しらぎぬ)に香る余韻も秘めいるや 月下美人の花ふさ揺れて ポエット・Mさん
★酔いしれて夢か現(うつつ)の月下美人 残り香あわれ 明けの三日月 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です。
☆有明の月は幻 白衣(しらぎぬ)を しずかにたたむ月下美人は 夕庵さん
★白衣(しらぎぬ)に 香る余韻も秘めいるや 月下美人の花ふさ揺れて ポエット・M
よろしくお願いいたします。
☆のんびりと生きたきやうに生くるのみ 楽観者とぞ呼ばるる我よ みっちっちさん
★山河と過ぎこし日々を懐かしむ いま穏やかに愛しこの身は 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️生きるのも強運なのか不穏な世 いよよ難しや高齢者には
夕庵さん
★のんびりと生きたきやうに生くるのみ 楽観者とぞ呼ばるる我よ
みっちっち
☆後朝(きぬぎぬ)の香り哀しや月下美人 一夜の夢も霧にまぎるる ポエット・Mさん
★有明の月は幻 白衣(しらぎぬ)を しずかにたたむ月下美人は 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です。
「物語 その2」を紡いでみました。
☆豊潤な匂いに満ちて月下美人 たゆたう刻のはや朝ぼらけ 夕庵さん
★後朝(きぬぎぬ)の香り哀しや月下美人 一夜の夢も霧にまぎるる ポエット・M
よろしくお願いいたします。
☆故郷の山なだやかに眺めども 人の命のはかなきものを みっちっちさん
★生きるのも強運なのか不穏な世 いよよ難しや高齢者には 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌、書き誤りました
誤、なだやか
正、なだらか
★故郷の山なだらかに眺めども 人の命のはかなきものを
よろしくお願いいたします
夕庵さんへの返歌です
⭐️故郷の山に分け入り母の死を受け止めむとす茂吉の「赤光」
夕庵さん
★故郷の山なだやかに眺めども 人の命のはかなきものを
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆逢える日を指折り数え待つ宵に 匂い切なや月下美人の香 ポエット・Mさん
★豊潤な匂いに満ちて月下美人 たゆたう刻のはや朝ぼらけ 夕庵
よろしくお願いします。
夕庵さんへの返歌です。
【詞書】花言葉は「たった一度だけ逢いたい」だそうです。
☆人目をも忍びて逢えるよろこびに 月の出るのを身をよじり待つ 夕庵さん
★逢える日を指折り数え待つ宵に 匂い切なや月下美人の香 ポエット・M
よろしくお願いいたします。
☆舵のなき船のごときの苦悩とふ 赤き日没 ムンク叫びぬ みっちっちさん
★故郷の山に分け入り母の死を受け止めむとす茂吉の「赤光」 夕庵
参考歌
◎死に近き母に添い寝のしんしんと遠田のかはづ天にきこゆる 斎藤茂吉
よろしくお願いします。
☆政府より注意予報が出されるも トラフト圏外 神奈川揺れる 西BOOさん
★もう一度防災グッズを点検す 「ペットがいます」の札も忘れず 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️会う友はいかな苦悩を持ちいるや 尖りし顎の寒き横顔
夕庵さん
★舵のなき船のごときの苦悩とふ 赤き日没 ムンク叫びぬ
みっちっち
よろしくお願いいたします
返歌を詠ませて頂きたいと思います。
☆襲いきしまたも大地震(おおない)日向灘 南海トラフト予想の不安 夕庵さん
★政府より注意予報が出されるも トラフ圏外 神奈川揺れる 西BOO
よろしくお願い致します。
☆闇を裂く最終列車のベルの音 涙の横顔 今もまなこに みっちっちさん
★会う友はいかな苦悩を持ちいるや 尖りし顎の寒き横顔 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️漆黒の夜空は咲きし遠花火胸に残りし 闇裂く音は
夕庵さん
★闇を裂く最終列車のベルの音 涙の横顔 今もまなこに
みっちっち
よろしくお願いいたします
★人目をも忍びて逢えるよろこびに 月の出るのを身をよじり待つ 夕庵
花言葉は「たった一度だけ逢いたい」だそうです。
よろしくお願いします。
夕庵さん への返歌です。
☆今宵こそたった一夜の逢瀬とて 月下美人の開く満月 夕庵さん
【詞書】月下美人に寄せて、月光の下での物語を紡いでみました。
★望月の一夜逢瀬の哀しさよ 月下美人の花のみ知るや ポエット・M
よろしくお願いいたします。
☆怖ろしい異常気象の今夏なり 来年もはや予想不可能 西BOOさん
★襲いきしまたも大地震(おおない)日向灘 南海トラフト予想の不安 夕庵
よろしくお願いします。
☆坂の家(や)に見る遠花火 ぱっと散り 刹那の闇に遅れくる音 みっちっちさん
★漆黒の夜空に咲きし遠花火 胸に残りし 闇裂く音は 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️夕闇にほんのり開く夕顔は花の白さに想いを残し
夕庵さん
★夕闇に色をあざやぐ合歓の花 雨の雫に甘き香ほのと
みっちっち
よろしくお願いいたします
⭐️ウォーキング坂道多き我が町は付加価値なりと息も弾みて
夕庵さん
★坂の家(や)に見る遠花火 ぱつと散り 刹那の闇に遅れくる音
みっちっち
よろしくお願いいたします
☆快適な車より一歩踏み出せば 街はのたうち熱風襲う 夕庵さん
★怖ろしい異常気象の今夏なり 来年もはや予測不可能 西BOO
よろしくお願い致します。
☆月影をまといて咲くや月下美人 星と月とに添いとげるかに ポエット・Mさん
★今宵こそたった一夜の逢瀬とて 月下美人の開く満月 夕庵
よろしくお願いします。
☆靴ひもをきりりと締めてランニング 万緑に息弾ませて みっちっちさん
★ウオーキング坂道多き我が町は付加価値なりと息も弾みて 夕庵
☆ヴェールめく夕闇に肩触れたるは 昔どこぞで逢いし人かや みっちっちさん
★夕闇にほんのり開く夕顔は 花の白さに想いを残し 夕庵
よろしくお願いします。
⭐️朝一番の風はそよりと身に触れて今日の始まりシューズも軽し
夕庵さん
★靴ひもをきりりと締めて ランニング 万緑に息弾ませながら
みっちっち
コロナ禍でジムが休みになった頃、2.3か月、毎日ランニングしてました。楽しかったなと懐かしく思い出します。
よろしくお願いいたします
★宿命の月下美人の一途さに 時間(とき)を惜しみて花に寄り添う 夕庵さん
★月影をまといて咲くや月下美人 星と月とに添いとげるがに ポエット・M
よろしくお願いいたします。
⭐️サングラス取らねば解ってもらえぬか 薄いヴェールで覆われし街
夕庵さん
★ヴェールめく夕闇に肩 触れたるは 昔どこぞで逢ひし人かや
みっちっち
よろしくお願いいたします
みっちっちさんへの返歌に訂正お願いします。
☆薔薇色の口紅しかと・・・・
よろしくお願いします。
☆薔薇色の口紅しかと サングラス 無敵の気分で街を闊歩す みっちっちさん
★サングラス取らねば解ってもらえぬか 薄いヴェールで覆われし街 夕庵
よろしくお願いします。
☆車乗り熱気でエアコン付けるとも熱風を浴び悲鳴をあげる 西BOOさん
★快適な車より一歩踏み出せば 街はのたうち熱風襲う 夕庵
よろしくお願いします。
☆咲きてなお哀しみ秘める月下美人 一夜のいのち悟りゆえか ポエット・Mさん
★宿命の月下美人の一途さに 時間(とき)を惜しみて花に寄り添う 夕庵
よろしくお願いします。