住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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中庸の徳

2010年05月05日 | 日記
原文(論語)
 仲尼曰、君子中庸、小人反中庸、君子之中庸也、君子而時中、小人之反中庸也、
 小人而無忌憚也。
 子曰、中庸其至矣乎、民鮮能久矣。
 子曰、道之不行也、我知之矣、知者過之、愚者不及也、不明也道之、我知之矣、
 賢者過之、不肖者不及也、人莫不飲食也、鮮能知味也。
 子曰、道其不行矣夫。


  *** 以下引用 下記URLより ***(要約)
  http://rongo.jp/kaisetsu/rongo.php?149,1
 中庸の徳には二つのポイントがある。 
一つは「不偏・不倚(ふい)・過不及無し」つまり、偏らず・倚(よ)りかからず・過ぎる事なく・及ばぬ事もなく、中立を得ること。 極端を避けること。
今一つは、相対立するものを混成し、統一止揚して、より高い次元に持って行くこと。 大調和をはかりながら、無限に進化して行くこと。

 2500年前にこの 『徳』は廃れてしまった、と、孔子は云っておりますが、以後ず~っと廃れっ放しなのかと云うと、どうもそうではないようでありまして、中国では宋代に朱子が出、明代に王陽明が出て中庸ルネッサンスをやっている。

 ドイツでも、近代にカントが出、ヘーゲルが出て中庸ルネッサンスをやっている。
日本では江戸時代に伊藤仁斎が出、昭和に安岡正篤が出て中庸ルネッサンスをやっている。
学問の目的は、一に真理を探求し、二に不明な所を解明し、三に実践を通じて世の中の役に立てること 。 ・・・・ 。
  ***  以上  引用  終  ***



  *** 以下引用 下記URLより ***
  http://csk.web.infoseek.co.jp/syuukan-20080413.html
  - 現代語訳 -
 仲尼(孔子)は言われた。 「君子は中庸の徳を守るが、つまらない小人は中庸(の価値がわからないでそれ)にそむくものである。 君子が中庸を守るというのは、いかにも君子らしいりっぱなふるまいでいて、そのうえどんな時でもその場に応じて中でおれるからだが、小人が中庸にそむくというのは、いかにも小人らしいつまらない行動をとって、しかも(慎しみを知らない過激さで)何でもあたりかまわずやってのけるからだ」

 先生(孔子)はいわれた、「中庸こそは最高の徳だなあ。だが、民衆のあいだでうまく行える者がとぼしくなってから、もう久しいことだ」
先生はいわれた、「人としての正しい道(は本来やさしいはずなのに、それ)がなかなか世間で実行されないのは、私にはその理由がわかっている。 聡明な人間は(知恵にまかせて)出過ぎたことをし、愚かな者は(よくわからないで)そこまで実行が及ばないからだ。人としての正しい道が世間ではっきり認識されないのは、私にはその理由がわかっている。すぐれた人は(才能にまかせて)出過ぎた理解をし、劣った者はそこまで理解が及ばないからだ。

 人はだれでも飲食しないものはない。だが、本当に味のわかるものはとぼしい。(日常、いつも離れることのない道というものも、これと同じことだ。)」
先生は(嘆いて)いわれた、「人としての正しい道はなんとまあ世間で実行されないことよ」
  ***  以上 引用  終  ***


 参議院選挙に向けて、『政治屋』たちはうごめき出した。
新党乱立に、眼くらまし状態の町衆はどう動くのか・・・ ?
その国の政治は、国民の民度以上の政治が行われることは無いそうである。

官房機密費について、’93年の武村正義官房長が語っている。
  http://www.youtube.com/watch?v=8WIbv566qKw&feature=youtu.be

コメント (1)
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