国民一人当たり・７００万円の借金

　鳩山さんのように、一ヶ月に１５００万円のお小遣いを自覚無しにもらえる人と、年収１００万円たかだかで全てを賄わなければならない人が、同じ感覚であろう筈もないことは理解できるが、それにしても国の借金が積み上がったものだ。
　
　国の借金約９００兆円、ＧＤＰの約２倍、感覚的には各々の年収の２倍が借金と考えたら解り易いだろうか。
　　＊＊＊　　以下、産経ニュースより転載　＊＊＊

　国民１人あたりの借金は約７００万円　・・・・・・。
財務省は１０日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高（借金）が２０１０年３月末時点で８８２兆９２３５億円となり、過去最大を更新したと発表した。　この１０年あまりで倍増した。　国民１人あたりでも過去最悪の約６９３万円となり、７００万円の大台に迫った。

　総額は１年前の０９年３月末に比べ３６兆４２６５億円増加。　昨年１２月末と比べても１１兆４１３０億円増えた。

　このうち、国債全体の残高は７２０兆４８９０億円となり、１年前より４０兆円以上増えた。　不況に伴う税収減や大規模な景気対策のために国債発行が膨らんだことが原因。　特に財源の穴埋めのために発行する普通国債は１年前に比べ４８兆３６０億円増の５９３兆９７１７億円となった。

　国債以外では、借入金が１兆１５９８億円減の５６兆４０６３億円、政府短期証券は２兆４５４５億円減の１０６兆２８１億円となった。
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　　＊＊＊　　以上　　引用　　終　＊＊＊


　上記の記事を真に受ければ、個人ならば自己破産申請以外助かる道が無いように見える。
借金を借金で返済するようになったら、個人では　『アウト』・・・
国の場合でもたいした違いは無いと思うのだが・・・　。

　ところで、約９００兆円の国債が有るのなら、当然それには『イスラムの教え』が適用されるわけではないので、約一％の利子が付く訳である。
上の事によって一年当たり、約９兆円程度の不労所得を得ている人が居るわけであるが、これが消費に回らず再び国債購入に回り、　とどのつまりは『格差拡大』を助長させることになっているのではないか・・・・　。
銀行員なんかも、給与削減は別世界のことと、覚めた目で見ているようだし・・・　。