ユダヤ人について

　１０月１２日付　Asahi.com　に、《イスラエル、ユダヤ人国家への忠誠義務化　　市民権取得時》　との、記事があった。　そして《イスラエルは人口の２割をアラブ系イスラエル人が占めており、「修正は排他的」との批判が出ている。　》　と続けている。


　話は、ここで途切れる訳ではないが、国内に目を向ければ、外国人の日本国内での参政権付与について、民主党と自民党の売国勢力は単に選挙に勝ちたいがため、あるいは、票と金を得ることを主たる目的に、それを進めているようである。　だが、日本の国情が急激に変わらないように、帰化に関しても、選挙権に関しても、最低限『日本国への忠誠義務』、『あるいは国土防衛の義務』等は、イスラエルに倣わなくても課すべきであろう。　だがそれは、現段階では時期尚早の一言に尽きる。


　
　話をユダヤ人に戻せば、ユダヤ人とは元々アラブ系の有色人種（モンゴロイド）であったと云うことは本当のようである。
旧約聖書によれば、シュメール人の都市国家ウル（今のイラク南部）にて、アブラハム（セム語族）が誕生、妻サラとの間にイサクが誕生、イサクの子ヤコブを共通の祖先として１２部族が派生したことになっている。
その後、ノアの洪水とか戦禍とかの理由により、アブラハムに引き連れられて死海のほとりに住むようになったのだろう。
そのことから察すれば、Asahi.comで言うところのアラブ系の２割のイスラエル人こそが、ホンマもんのイスラエル人と言えるのかもしれない。

　では、後の８割のイスラエル人はどういうことになっているのか。
実はユダヤ人と云うのは、定義が実にいい加減でウィキペディアを覗いて見れば、《　ユダヤ教を信仰する集団（宗教集団）、あるいはユダヤ人を親に持つもの（民族集団）と云う２つの捉え方がある。　中世以前は前者の捉え方がなされていたが、19世紀の国民国家出現以降は差別する側からもされる側からも後者の捉え方が出現した。　明治時代に作られた日本語である「ユダヤ人」という呼称が現在はほぼ一貫して使用されている。　それ以前や戦中頃までは「セム人」と称されることが多かった。　ユダヤ人は「中東イスラエルに住む、ユダヤ教を信仰する民族」として認識されている。　》と書かれている。

　８割方の白人のユダヤ人は、カザール王国の人々がユダヤ教に改宗したと言う事が本当らしいが、彼らは、別にアシュケナージユダヤ人と呼ばれることがあるようです。


　しかし、筆者が興味を持っているのは、ユダヤ人の始祖アブラハムは、シュメール人の都市国家の中で誕生したと言う、旧約聖書の記述である。
シュメール言語と言うのは楔形文字や絵文字で、人類最古の言語の一つであろうと考えられている。

　実は、その道の専門家にとっては普通に認識されていることであるが、知らない人にとっては、それは驚きのことである・・・・　。
山口県の巌流島を見下ろす、彦島杉田丘陵の岩からシュメール語、バビロニア文字、エニセイ文字系を含む、ペトログラフが発見されていることである。
なにやら、３０００～５０００年前ほどの時代には交流があったと言うことを示唆している。

しかしながら、シュメール人の末裔とか文明跡とか言うものは、歴史から紀元前の時代に消滅して、現代に継続されているものは、何も無い。
日本人の未来を暗示するものでなければ、良いが・・・　・


　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・　　つづく