蔓延する、原発放射能被曝の状況を、彼はどのような責任の覚悟を決めているのだろうか・・・。 腹を切る覚悟なのか、それとも、御用学者に有りがちな『音無しの構え』で逃げ切ろうと云う作戦なのか? 徐々に、周辺の国民に被曝の影響が出始めてくるのを、相変わらず『風評被害』と言い続けるつもりなのか・・。
山形県で採取された、『コシアブラ』の放射線値が規定値を超えていることを発見したのは、《 利府町役場(宮城県)での簡易検査で、1キロあたり330ベクレルの放射性セシウムが検出された。 毎日JP.5/17付 》と云う記事であった。
山形県村山市で採取された『ワラビ』の放射線地が規定値を超えている事実を、最初に発表したのも宮城県仙台市の調査によってであった。
《 仙台市の農産物直売所で売られていた村山市産のワラビから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える120ベクレルの放射性セシウムが27日に検出された。
仙台市生活衛生課と県食品安全衛生課によると、ワラビは村山市の男性が24日、地元の卸売市場に持ち込んだ。 仲買人を通して、計14キロが、仙台市内の農産物直売所に売られた。 仙台市が定期的に行っているサンプリング検査で放射性セシウムを検出した。 毎日JP。5/30付 》
司法判断の原則は『疑わしきは、罰せず』と云うことだそうであるが、生身の人間の食物の場合に『ハイリスク』が疑われる場合、それは『リスク』が潜んでいるものとして、避けるのが『ベスト』と云う事に落ち着くのは、どなたも賛同なされるのではないだろうか。
それにしても、昨年と一昨年に食べた、『コシアブラとワラビ』、県の関係者は立場上「安全であった」と言うのでしょうねェ・・・。 もちろん、その筋の係りの人たちは、自分の子供には『これっぽっちも』食べさせていない事でしょう・・・。
そして、また今年の村山市の『ワラビ』についても安全宣言をしている、いったい公務員と云う職業人、自分たち(家族、親せき)さえ食べなければ、『OK』と云う事なのでしょう。
より過酷な環境に置かれている福島県内の子供たち、平均罹患率より高いパーセンテージで、『甲状腺がん』という記事を以下に引用します。
*** 以下引用 下記URLより ***
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013060401002544.html
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が5日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した人は前回2月から9人増え12人に、「がんの疑い」は15人になったとの結果が報告された。
甲状腺検査は、震災当時18歳以下の約36万人が対象。これまで1次検査の結果が確定した約17万4千人の内訳を、調査主体の福島県立医大が説明した。
前回2月の検討委では、がん確定は3人、疑いは7人だった。
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*** 以上引用 終 ***
― 参考の放射線セシウム値 ―
引用元:http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-date-201306.html