ニュースに拠れば、今日メジャーベースボールのオールスターゲームが有った。
勝負は別にどうでも良いが、サングラスを掛け、スーツ姿で現れたヤンキース・ジーター選手、その姿は『ゴルゴ13』を彷彿とさせるものであった。 今年が最後で、引退するという事なので猶の事、その一挙手一投足には光り輝くものが有った。
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しかし、来年の事は来年の事・・・ 特に大リーグでは、引退した選手がグランドに帰って来るのは、よく有ることである。
サッカーのワールドカップに於いても、その靴のカラフルさには驚かされたが、よく見て見れば『ベースボール選手』の足元も、『サッカー』に負けず劣らずカラフルであった。
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近いうちに、街中(なか)を走る車も、こうなるのであろうか・・・ ?
黄色い車に、黄色のゴムタイヤ、 真っ赤なポルシェに、真っ赤なタイヤ・・
我が家の様な、色の判然としない車には、色のスッパゲタ『中古タイヤ』・・・
未だ、黒いタイヤしか見受けられないのは、技術的な問題か・・・経済的な問題か・・それとも自動車メーカーが、時期尚早と手ぐすねを引いて待っているものなのか・・・。
いずれにしても、赤や青やオレンジ色、金色や、シルバーのタイヤなんか見て走っていたら、原色を使わず中間色を多用する日本人の色に対する感覚、或は古来からの『わび、さび』の世界も無くなってしまうのだろう・・・ 。
原色ぎらぎらのカラータイヤを取り付けて、悦に入っている人々を見るのも遠くない事と思えば、言葉だけキラキラと輝いている政治家が想起され、何やら、また気がめいる。
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