「ウィキペディア」には、次のように書いてあった。
*国民福祉の向上と国民経済の発展に必要な公共施設、学校、病院、
道路、港湾、工業用地、公営住宅、橋梁、鉄道路線、バス路線、
上水道、下水道、電気、ガス、電話などを指し、社会的経済基盤と
社会的生産基盤とを形成するものの総称
*通常は道路、河川、橋梁、鉄道からガス、電話など社会生活基盤と
社会経済産業基盤とを形成するものの総称
*社会生活基盤と社会経済産業基盤とを形成するものの総称
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近頃、新築工事の受注も儘ならず、自然と住宅のメンテナンス工事の方に、スタンスを移さざるを得ない様な、状況になりつつあることは、弱小企業に限らず町場の工務店さんでも、変わりが無いのではないかと、危惧の念が毎日頭の隅から離れる事の無い今日この頃、お金回りの良い先生方は、いかがお過ごしの事でしょうか・・・。
毎日『疑心暗鬼』、あわよくば『金銭』のみに有らず『権力』までも、或は、孫末代まで既得権益を手に入れようと『虎視眈々』と、策を弄して居られる事でしょうか・・・。
おかげさまで、シャワーのサーモスタットが壊れたり、インターホンをテレビ録画付のものに替えたり、エアコンが効かないとか、トイレを洋式に替えたり、ボイラーから水が漏れているとか、ひげ根とか毛根さえ世間に張り巡らせて置けば、自分が喰うだけの仕事を確保することは、造作も無い事である。
だが、女房に不満を云われない程度、息子に納得の行く教育を受けさせたりする程度までには、幾分とお金が足りない事は言うまでもない。
おかげさまで、女房からは三下り半を突きつけられるし、息子には入学金300万、学費100万/年も工面できない事に、申し訳は立たない。
ブログ内で何回も書いたので、今更言うまでもないが、2歳から難病と診断され不健康体なので『薬剤師にでも』と思った事はある。 1人だけの息子でも、このざまである。 3人も4人も子供のいる生活など、恐ろしくて想像すらできない。
そんな仕事柄、早く終わったり予定より余計時間が掛かったりするのは、常の事である。
エアコン取り付け時、コンクリートに穴を開けてアース工事を行う事を、後回しにしたある一人暮らしの『おばさん』、何時も漬物を戴くので、世間話に花が咲いた。
その人の息子さんは、町場に住宅を建て『お孫さん』も居られるので、何も心配ないが村の中では、年配の方の一人暮らしは多く、 その子供さんたちも結婚もしてない人が多く居るという話。 空き家も、毎年毎年増えていくようであるし、何やら、200戸くらいの村落全部で『新一年生』は、たった一人との事。 勿論、小学校は前々から複式学級とのことであった。
我が村では、約50戸に『新入一年生』一人くらいの割合いだから、私たちの村が少しは限界集落から遠い位置に有り、『勝った!』と云う、お目出度く無い気分にさせられる。
我が村は、山形県の中位に属する自治体では有るが、我々の小学生時代の約十分の一の現在の小学生数である。
『インフラ』と云うものに、『新国立競技場』や『NHK新社屋』が含まれるのかどうか知らないが、我々日本国民にとって、名目や形は違っても、『お金』を強制的に巻き上げられる方にとって、それらは大きな違いが有ると云うことではない。
基本的には、国民共通の『富』は均一な国土の発展に向けて、使用されるべきで有るのだろうが、国民の基本的な生存権を脅かしてまで、『インフラ』を整備する必要が有るのだろうか・・・。
国民の生存権と、インフラ整備に掛かる税金の招集量は、なにやら反比例し、インフラが整備されればされるほど、国民は貧困に陥り、その生存、子孫繁栄は危ぶまれてならない。
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田舎に通っている高速道路には『蔦』や『ヘビ』が走っている所も多く、人通りの無い山間部のアスファルト道路には掛けて有った、『側溝の鉄蓋』なども『ムダ』だと思う輩に持ち去られたようなところもある。
はたして、政府高官が言う様な『インフラ整備』が、完了した暁には、純粋に『大和魂』をかたくなに、守り続けた日本人は居なくなってしまうのではないか。
名前を挙げれば失礼なので挙げないが、旧有名大臣で郵政民営化に走り続けた、あのコンビやサラ金の集金係から、名を成した200%無いの、あの有名人なんかは、『日本人的思想』からは、かけ離れていて、筆者から云わせれば『守銭奴』としか言いようがない。
あの有名な、『モアイ像』胸から下も砂の中に有るそうだが、現在話題に上がっているインフラの他に、『磁気浮上型新幹線』なども果たして、完成した暁には日本人は半分も居なくなっているのではないか・・・。
モアイ像の製造理由や歴史的背景に特に興味が有る訳ではないが、またぐらには『男のシンボル』が、果たして付いているか興味は無い事は無い。 その『モアイ像』だって、当時は立派な『インフラ』だったのだろう。