住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

クアハウス碁点温泉とカラオケ

2011年03月07日 | 日記
 私の個人的趣味で申し訳ないが、天然温泉を開放している所謂『銭湯』は、山形の文化として長く続いて欲しいものの一つである。


 余りテレビに囚われることはないのだが、月曜日の『家族に乾杯』ツルベーの人柄によるものかも知らんが、たびたび目を惹かれる場面がある。
人と人の触れ合い、ほんのりと温かいものを感じさせてくれる。

人と人の関係を数値化して、金銭に置き換えることの得意な、ユダヤ人あるいはアメリカのウォール街の住民達。  その数値化というのは、或る意味人間関係を契約で制御する方法で、その内実は信頼とか尊敬とかのファジーな部分を入り込ませない部分があり、極めて遊牧民的である。
土着民同士としては、やはりファジーで抽象的な人間関係も無くしたくないものの一つである。

 ツルベーの番組も、碁点のカリスマ経営者は見る暇もないのであろう。 彼が村山の『みちのえき』とともに第三セクターの経営を任せられてから、営業成績は大きく伸びたと聞いたことがある。
このたび、経営をどなたかにバトンタッチすると聞いているが、尚新しい経営感覚で売り上げを伸ばして欲しいものである。

 夕方の7時頃碁点温泉に行くと、皆さんご飯時か7時のニュースをご覧なのか、お客様は比較的少なく、私のようなシャイな人種にとっては、答えられない居心地の良さを感ぜざるを得ない。
しかし、その様な状態が四六時中では、早々に第三セクターと言えども潰れてしまう怖さがある。
なので、素人ながら心配するわけである。


 前川清『家族に乾杯』の取材中、上記のような公衆浴場の湯舟に入っていた。
その、浴場の広場(ホール)ではおりしも、カラオケ大会の真っ最中であった。
ここで、前川清が感謝の気持ちを込めて一曲歌っていた。 客席の目が輝いていた。
こんなことが日常にあれば、所謂『ボケ』る事を防げるのではないか。
そのカラオケ大会は、何処の主催とか、賞品は何とかの詳細はテレビでは、窺い知ることができなかった。
しかし、ここに地域に生きる公共の場としての『ヒント』 があるのではないかと思った。
                  
                 お肌スベスベ『湯舟沢温泉』の浴室



 要するに、地域文化の扇のカナメ、情報の発信源としての役割を果たすことが出来れば、其処に地域の人々が抵抗無く集まることが出来るのではないかという感じがするのだが・・・ 。

 碁点温泉のスタッフが、老人文化(と言えば抵抗があるかもしれないが)のサークルを引導して行けないものだろうか。
  例えば、  カラオケ大会
  例えば   太極拳大会
  例えば   写真発表会
  例えば   歴史を探る会   等々・・・
カリスマ経営者でも、他人から出されたアイデアでは、面白くないだろうが山形県のように、天然温泉の過当競争では、値段が12回の回数券が 2500円だけではどん詰まりになりそう・・・ 。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿