住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

公務員共済年金と厚生年金、一元化・・・

2015年09月30日 | 日記

  ’15年9月30日(水)朝のニュース。 ヘッドラインは3件とも殺人事件に関わるもの、幸いにして3件とも犯人が確保されている様なので、取り敢えずは≪まったり≫とした気持ちで居られるが、こういう世の中に益々深入りすることになるのだろう・・・なぜか、殺人社会!。


  字面らだけ眺めると、公務員と民間会社員の年金格差解消を目指していると読めるのだが、思慮深くずる賢い行政マン達は、見えない所に3階部分を設け、そこで『スキヤキ』を食べる積りではないかいな、と云う思いが、抜け切らないと云うのは、どうした訳だろう。

  ***  以下引用 産経ニュース 9/24付 ***

 10月から、サラリーマンが加入する厚生年金と、公務員が加入する共済年金が一元化されます。

 公的年金には、サラリーマンの妻の専業主婦や自営業者らが加入する国民年金と厚生年金、共済年金の3つがあります。

 国民年金加入者は65歳から老齢基礎年金をもらい、厚生年金加入者は老齢基礎年金に老齢厚生年金が上乗せされた2階建ての年金をもらっています。 共済年金加入者は、老齢基礎年金と老齢共済年金の上に職域加算が付く3階建ての年金をもらっています。


 一元化されるのは、厚生年金と共済年金。 なぜ一元化されるのかといえば、表向きは官民格差の是正ですが、実は公務員の数が年々減っている一方で共済年金受給権者の数が増え、将来、財源が苦しくなるため。 国家公務員共済と地方公務員共済を合わせると、平成27年には組合員386万人に対して年金受給権者は416万人ですが、10年後の37年には、組合員367万人に対して年金受給権者は449万人になると推測されます。

 一元化と聞くと、公務員もサラリーマン同様に2階建ての年金になるのかと思いますが、公務員だけには一元化された年金の上に「年金払い退職給付」という新しい年金ができるので、実質的には3階建てになります。

 「年金払い退職給付」は「民間企業の企業年金にあたるもの」と説明されていますが、企業年金は全ての民間企業にあるわけではないので、一元化後も公務員の年金の優位さは変わらないということになります。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上 引用 終 ***




  筆者の知人、公務員を定年まで勤め上げた男の人ですが、一か月『30万円』以上の共済年金をもらっています。 奥様の年金額は解りませんが、この人も公務員を勤め上げたので、お二人で毎月『50万円以上』の年金を、獲得して居るものと思われます。
  職場結婚で、お二人とも電力会社あがりのご夫婦も、知人に居りますがこれも似たような金額を、年金で毎月貰っているようです。 ご夫婦で、公務員或は準公務員アガリと云う方は少ないのかも知れませんが、それにしても馬鹿げた≪お金社会≫です。 このような場合、税金に由来する『年金部分』はカットしても然るべきと思いますが、彼らが握っている法律と云う『手綱』容易に離すとも思われません。

  子育て年齢の方が、子供の面倒も見ずに二人で民間会社で働いた場合、お二人で手取り『30万円』に満たないのでは無いでしょうか・・・ここ山形では。 御殿のような大手デベロッパー住宅から、ピカピカの車で朝出かけるのは、決まって公務員、或は準公務員・・・現代の支配者層、刀は持たなくても真綿の様な『法律』で庶民を、ジワジワと締め上げ≪税金≫として人権までをも、お召し上げようという作戦なのかもしれません。

  いずれにしても額に汗して実業社会で働く労働者たちより、虚業で働く者ばかりに金が偏るこの社会。 もし見えざる手があるものとせば、早々に改善される筈であるのだが、国際寡頭金融勢力を前にしては、神も打つ手が無いと、思えるような現代社会。




  年金の一元化については、前々から改定する事に成っていたのが、何故急に実施に至ったかと云う事を考えれば、やはり、共済年金の財布の先々の見通しが、危うくなったからと思わざるを得ません。
言うなれば、やはり、結論は我が身可愛さと云う事。  そんな風に考えれば余りにも情けなくなりますが、厚生年金と云っても、グリンピアだの働く仕事館だのと、虫食いだらけ。 右を向いても左を向いても、一部であろうと信じたいが≪シロアリ≫に蝕まれている。

  何れも、万遍なく日が当たるようなシステムにしておけば、そうそうシロアリが繁殖するとも思えないのだが、シロアリは、庶民よりも法律を熟知し見えない所で、再び活動を始める。  ある意味、人間に悪魔が入り込む隙が、誰にでもあると用心せねばならないのだが・・・。
要は、シロアリに義理人情とか古来からの、『恥』と云う事を理解させればよいのだが、言葉面だけで実行までには至らない人が多い公務員諸氏。  3階建ての2万円退職金年金加算・・・?  もっと、多いかな?
自治労(全日本自治団体労働組合):日本社会党系、民主党や社会民主党の支持母体
日教組(日本教職員組合)    :日本社会党系。民主党や社会民主党の支持母体


  掲示板などでは、この件に対する意見もさることながら、議員年金も廃止しようと云う声が大きい。 自らが、自らの身を処して、国の姿をまともにしよう等と云う気は起こさないのが、わが身を護る事なのだろう、国会議員諸氏。 あるいは議員年金、名前と形は変わったんだっけかな・・・?  これも藪の中で手を打ったのかな?


  従来からの、収入格差指摘だけでなく、この動き全体を見て、平準化への第一歩として、歓迎すべきなのかもしれません。 それにしても、自分たちの金に纏わることと云えば、余りに≪まったり≫した対応だと云わざるを得ません。  そして、制度を解り難く『藪の中の出来事』として置けば、公務員批判を逆に批判できると云うように、町衆にはその内実が全く掴みにくいように、制度を無意味に複雑化しているように見えて、成りません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿