筆者が若いころ、日本国内では『水』と『安全』は『タダ』と、しきりに叫んでいた物書きが居ったが、頭が軟化しかかっている様な筆者には、それが誰だったか今は思い出せない。 当然、それを地で行ったような体験は、筆者にも何回かある。
ある大都会の、裏町の通りを深夜、『へべれけ』で帰ったのだろうが、朝、寝床から起きたらスーツのままだったりしても、いつも内ポケットには財布は、キチンと入っていたし、財布を落としたのも一度や二度ではない。 何回も落としたわけであるが、考えれば、財布が手元に帰ってこないのは記憶だけで言えば、たったの一度だけである。 金額だって、自分から言わせれば5万円程度ではあるが、そう小銭という範囲では無かった。 子供を病院に連れて行った時であったのだろう、三浦半島から免許証とお金と診察券その他、大切なものが『送り主』の名前もなく、山形まで戻ってきたこともある。 もちろん言葉には表せないような、強い感謝の気持ちを持ったのだが、お礼もせずに・・・申し訳ないと思う。
しかし、そういう事実が普通に有ったと云うのが、古(いにしえ)の日本であった。
今、住宅の設備工事に携わっている関係から、その人間の飲用する水というものの大切さが、言葉では言い尽くせないほど、いや、生けとし生きるもの全てにとって、『水』という物質は最大、最高に大切なものの一つ、という実感を強く持つこととなったのだろう。
『TPP』と云う、国際間の約束によってそれは、自由化という美名のもとの民営化されれば、『薬』や『主食』の重要性とともに、世に云うところの金融寡頭勢力により、『お金』をかき集める道具とされかねない。 昨日今日(きのうきょう)の話をすれば、エイズの治療薬売価を50倍に上げるなどという、無茶苦茶な資本家たちの思惑もニュースの中には見え隠れしている。
それほど、人間という種の『メンタリティー』は、グローバリズムと云う考え方の湿潤と共に、筆者に言わせれば『堕ちた』という事になる。
本来、人間という種がここまで多様化したということは、地域性を体の中で温めて進化し、地球の上で皆仲良く暮らせという、自然の啓示であろうと思うのだが・・・・。
あまり長々と書けば、主旨がどこかに行ってしまうので、この辺で次の話題に行きます。
日本人のメンタリティー・・・・昔は良かったと言えば、筆者も年寄りという証明となるようですが・・・・サーチナから、引用文を2つ、下に転載します。
*** 以下引用 サーチナブログ URLは下記 ***
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(米国人ブログ) 日本には「平和ぼけ」という言い方もあり、最近その意味が分かったという。 ある込み合ったカフェで、女性が席をとるためにテーブルに財布を置いていたことにとても驚いたと筆者は語り、これが平和ぼけだと確信したと伝えた。
筆者は、大都市で財布を置き去りにしたら、盗まれてしまうのが普通だと述べ、日本人が海外旅行で財布を失う話をよく耳にするが理解できると指摘。 さらに、計算を間違え顧客に1万円多く支払ったとき、客はすぐに多い分の金額を返してくれたエピソードを紹介した。
日本では、東京六本木のバーにサングラスを忘れても戻ってくるし、車をロックし忘れても盗難にあう確率は低いと紹介。 また、小さな子が1人で電車に乗っているのを見ることは珍しくないと述べ、その様子を見て不思議に思った筆者は友人に尋ねると、「子どもは1人ではない。電車には多数の人が乗っている」と語ったと、自分の体験を記した。
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東京のような巨大都市で、これほど安全な場所が諸外国に存在しないと語り、いつも人々が互いに信頼しあっている日本は、本当に素晴らしいと締めくくった。
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*** 以下引用 サーチナブログ URLは下記 ***
(台湾人のブログ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地下鉄の車内には、お年寄りや妊婦の優先席が設けられているが、「日本人は自分が優先席ではない一般の座席に座っている場合は、お年寄りに座席を譲らない」ことに驚いた様子。 さらに、「国が違うとはいえ、こういうことは台湾では起きてほしくない」と綴った。
2012年8月26日付の朝日新聞によれば、鉄道会社や東京都が列車でのベビーカー利用に理解を求めるポスターを掲出したところ、車内で通路をふさぐなどと苦情や批判が寄せられた。
同問題は広く議論を呼んだが、台湾人の筆者も議論の存在を知っていたようで、「自分としては理解できないし、台湾人なら想像もできないだろう」と苦言を呈した。 さらに、子どもを育てる女性は、励まし、助けてあげるべき対象であり、乗車を拒否するなんてもってのほかと自らの意見を述べた。
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*** 以上サーチナブログより 引用終 ***
ー 上記、引用元 URL ―
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1012&f=national_1012_081.shtml
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1109&f=national_1109_011.shtml
日々のニュースに、毎日のように殺人事件が取り上げられており、天から与えられた寿命を全うできない方が増えている今日この頃ですが、ブログで申し上げたように、現在の日本人は同じような『自然崇拝主義思想』というか、それが、ほとんど金銭崇拝主義に移行しつつある現在、90%の貧困層の中で殺しあったり、憎しみ合ったりしていることは、悲しむべきことです。 本当は、貧困者ほど助け合わなければいけないのですが・・・。
10%の国内の拝金主義者には、いささかでも期待を持つべきではないが、90%の貧困層に落とし込まれた日本人で、他国に対して ≪ GOD BRESS ○○ ≫ と、心から他国に声援を送れるほどに、心に余裕のある日本人は、今現在、居るのだろうか・・・? たまには、台湾人のメンタリティーに、考えを至らしめても罰は当たらない。
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