シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

オニシバリで縛るモノ

2010年04月11日 | Weblog
写真は「オニシバリ」という植物です。

「箱根接待茶屋の森づくり協議会」
とゆー、箱根の山の森の環境を保護するための団体での活動で
先日植生調査などしておりましたトコロ、
発見したオニシバリ。

この接待茶屋の森では、オニシバリは珍しいワケではないのですが
花が咲いているのを見るのは初めてでした。

葉や茎と同じ色の花が咲くんですねぇ。
皆に「地味~~~~!!」と言われていた、カワイソウなオニシバリ。

「鬼でも縛れる」と言われる程強い植物だというのに。
しかし「鬼」などという、架空のモノを縛れるなどと言うから悪いのである。

きっと、今時の若者などには
「鬼なんて縛れるワケねーだろ、どーせいないんだから」
と言われてしまうのがオチである。
例えるならもっと現実味のあるモノをおすすめしたい。

「古新聞縛り」なんて素晴らしいと思うが。
ゴミ収集で古紙を集める際、ビニール紐ではなく
紙製の紐を使う様にと指定している自治体があるが
地球にやさしい素材という点ではオニシバリも合格であろう。
再生可能な素材で、しかも植物なのだから
カーボンオフセットだね~みたいなコトにならないか?

う~~む、しかしリサイクルするのだから
やっぱ草が混じるのは芳しくないか・・・。

じゃあホラ、古い新聞を結わえるのと似たような感じでさぁ
学生が教科書とかノートとかをカバンに入れる代わりにして持ってたじゃない。

そうそう!ブックバンド!!
え~と、だから「本縛り」かな。
ん?今そんなの使ってる学生いないか・・・。
っつ~か私の時代もほとんどいなかったか。
アレっていつ頃流行ったのかしらねぇ。

やっぱ時代に合っていないとおかしいよねぇ。
「本縛り」もダメかぁ・・・。

では、「犬縛り」はどうだろうか?
お散歩のリードとして犬に繋ぐのです。
犬はぐいぐい引っ張りますからねぇ。
それを縛っていられるという謳い文句はなかなか良いと思いますよ!!

え?
「イヌバシリ」と似ていてややこしい?
あぁ、建物の外側のコンクリの部分ね・・・・。
随分とコアな名称をご存じですこと・・・。

も~~~っ!!
じゃあ何を縛ればいいのよ!!

あれもダメ、これもダメって。
もっと自由にさせて欲しいわ!!

・・・はっ!!
そ、そうか・・・・。
縛られているのは、私の心だったのね・・・・。