シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

雪の箱根接待茶屋の森

2012年02月07日 | 箱根接待茶屋の森づくり協議会
こないだの日曜日、2月5日は「箱根接待茶屋の森づくり協議会」の活動。
3月末に予定している植樹祭イベントの準備。
ヒノキばっかりで日当たりの悪いところを間伐して広葉樹を植える場所を作ります。

数日前に降った雪が残ってましたが、日当たりが良くなったら
雪もすぐ解けるようになったりして?

先日のブログの間伐のやり方、説明に画像が無いな~~と気付いたので
ちょこっと写真撮ってきました。

まず、これが木を伐る時に最初に作る「受け口」ね。


で、反対側に作った切れ込みが「追い口」。
ココにフェリングレバー(オレンジ色のやつね)を差して・・・・

え~~い、と押してやる。
ご覧の通りとても細い木なんで、
上で枝が引っかからなければ、すんなり倒れます。


倒れたよ~。
ギザギザ残ってるのが「ツル」ね。
ツルを残すのがコツ。

こんなに細い木ですが、50年くらいは経っているのです。
今まで全然、間伐をせずに日当たりの悪い密集した森で
ヒョロヒョロ育つと、こんななんですね。

さて、お昼休みの後「おしっこしてきます」と告げると
「雪崩を起こすなよ」との返答。
ワタシの尿はどんな量なんだ。
間伐のメンバーはほとんどが男性なので
離れた場所まで歩いていると雪の上に小さな足跡が。

リスかな~~と思ったけどどうだろ?
ウサギは長細い足跡なんですよね。
テンかハクビシンとかそーいうヤツか・・?
作業や調査で森に入る時は
動物に出会うコトはほとんどありませんが
こんな風に痕跡を見つけられます。

間伐をして、もっと環境の良い森にしたら動物達に感謝されるかしら。