シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

ココエコ「コケ観察と里山スィーツ作り」レポート

2013年10月29日 | ココエコミュニティー
10月27日、三島市の山田川自然の里で
ココエコ「コケ観察と里山スィーツ作り」開催しました!
「前日は雨→当日晴れ」という絶好のコケ観察日和!


上は講師の辻野さんが見本に持ってきて下さったコケ達。
スタッフがマクロモードで撮る撮る!

さてさて、参加者の皆さんも来られコケ観察に出発!

まずはナミガタタチゴケ。
「コケってみんな同じじゃないの?」という疑問に答え
辻野さんが「よく見ると、半透明で波打ってるように見えるんですよ。
だから『ナミガタ』なんですね。」
とわかりやすく教えてくれます。

普通ならスタスタと通り過ぎる階段にもコケがあったり。


コケの根っこは、「仮根」と言います。
他の植物の様に根から養分を摂るのではなく、地面にくっつくための根なので
抜いても、また戻してあげれば大丈夫。

観察する時はちょっとだけ抜かせてもらい、手に取って見ることができます。


これはコツボゴケ。
ルーペで見ると、みんなそれぞれ形が違って、キレイなものやカワイイものや
特徴があるので楽しいのですよ!!


地面を見たり。

岩を見たりしながら里山をぐるりと一周。

午後は里山の素材を使っておやつ作り!

ホットケーキの生地に細かくしたヨモギを混ぜ込んで焼き、
さらに飾りにペタっとすると、こんなに可愛くなるのです!!

更に、里山で育てたサツマイモと紫芋でつくったクリームを乗せていただきます♪
お茶も、ヨモギやシソなど、里山のものを使っています。


スタッフが「ここにもこけが」という本を読んでいます。
子供向けの本ですが、わかりやすくて写真が多くてコケ入門にはオススメなのです。


お茶会の後も辻野さんとコケトーク。

コケは、お家の庭や近くの道端など、どこにでもあるので
興味を持ち始めると、いつでも見るコトができて
日常の自然観察には最適です。

さぁ、アナタもルーペを持って、ちょっとそこまで出かけてみませんか!?
な~んてね。

参加して下さった皆さん、ノリが良くってスタッフもとても楽しかったです。
ありがとうございました!
また山田川自然の里に遊びに来て下さいね!