先日、三島市で環境ボランティア活動をしているヒト達で視察研修旅行に行って来ました。
まず、静岡ガスの本社ビル。
静岡市に昨年の4月に建てられた新しい建物。
1階はリフォームを提案するショールームとなっていて、
環境にやさしく便利な暮らしが見られます。
ガス会社のショールームなので
ガステーブルなどの最新式のモノが見られるのですが
便利すぎてビックリです。
魚焼きグリルなんて、魚を入れれば丸ごとか、切り身か、干物か
勝手に判断し、勝手に良い具合に焼いてくれたり
揚げ物なんかも火加減の調整も自動でやってくれたりと
至れり尽くせりが、やり過ぎなくらいなのでした。
ま、その辺は環境うんぬんとはあまりカンケーないのですが。
その後はビル全体を見せていただいたのですが
とにかく建物全体が環境にやさしいあらゆる工夫が施されていて
太陽熱、太陽光、コージェネレーションシステムはもちろん、
地中熱やら、デシカント空調やら、・・・。
ガス会社のビルだと、とにかくガスを使った省エネ法ばかりを取り入れてるんじゃないかと
思ってしまいそうだが、ぜーんぜん!!
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↑東西南北の4面から自然光を取り入れ、照明を節約。
写真では逆光なので暗いのですが実際はとても明るく、
オフィスも電気がところどころしか点いていませんでした。
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↑屋上庭園で夏も涼しく。
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↑静岡県産の木材のルーバーで西日を軽減。
他にも色々ありましたが、ワタシには理解できない難しいシステムのため、割愛・・・。
んで、次は富士宮の浅間神社前にある「お宮横丁」へ。
ココは富士山の地下水を利用した熱交換システムで節電をしています。
「地中熱ヒートポンプエアコン」で冷暖房をするのですが、室内機は普通のエアコンと同じ。
室外機が
これ。
もちろん、普段はフタしてあります。
お宮横丁の中に、富士山の地下水が湧いている場所があるのですが
この水が一年中15℃くらいを保っています。
その温度を使って、お部屋を暖めたり、冷やしたりするのだそーです。
例えば、気温が0℃の時に室温を20℃にしたいと思ったら
普通のエアコンだと20℃上げなければならないけど
15℃の水の熱を使えば、あと5℃上げれば良いだけ。
そーゆーコトらしいです。
電気代は半分になるのだとか。
まだ普及していないのでエアコンの値段が高いけど、
もっと需要が増えてたくさん生産されるようになれば
通常のエアコンの値段と同じくらいになるのではないかとの事でした。
ちなみにメーカーはコロナです。
ここは湧水を使っているけど、
水が湧いてなくても、地下水の熱だけを使うので
フツーの家でも思ったより気軽に出来そうなシステムでした。
そして最後は長泉町の一般廃棄物最終処分場。
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埋立地が埋まるスピードは当初の計画より遅いのだそうです。
(あぁ、三島と逆・・・)
例えばこんな工夫があります。
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焼却炉で出た残渣(灰)を埋立地にひろげると、それが風に舞って散らばらないように
上に土をかける必要があるのですが、
土の代わりに写真のヤシの繊維でできたシートを敷くと
土の厚さより薄くすみ、時間がたてば分解して無くなるため
その分、カサを減らせるのです。
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これは木製の家具などを粉砕したモノ。
このように細かくしてから燃やせば燃料の節約に。
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こちらは色が見にくくなってますが燃えないゴミ。
燃やすことはできないのでそのまま埋め立てに。
陶器とか壊れた水槽とかビニールとか色々混じってます。
どれも、どこの家にもあるようなモノ。
「最終処分場」でこのように形のあるゴミを見るのは
何とも反省させられるような気分になる。
私たちはどれだけ無駄なモノを持ち、地球に負担をかけているのだろー、と。
ゴミの分別が細かくない三島はラクで良いのだけれど
ゴミに対する意識は低いのかもしれない。
実際に、焼却炉は痛みが激しく近い将来、
高いお金を使って修繕か作り直すかしなくてはならない。
まぁ問題は「高いお金」ではないのだけど。
破壊されてしまった環境はお金では買えないもんね。
「持続可能な社会」を目指して活動したいといつも思っているけれど
個人では具体的に何をしたら良いのだろうと
もや~~~~っとした気分になってしまいました。
今日はもう寝よう。
まず、静岡ガスの本社ビル。
静岡市に昨年の4月に建てられた新しい建物。
1階はリフォームを提案するショールームとなっていて、
環境にやさしく便利な暮らしが見られます。
ガス会社のショールームなので
ガステーブルなどの最新式のモノが見られるのですが
便利すぎてビックリです。
魚焼きグリルなんて、魚を入れれば丸ごとか、切り身か、干物か
勝手に判断し、勝手に良い具合に焼いてくれたり
揚げ物なんかも火加減の調整も自動でやってくれたりと
至れり尽くせりが、やり過ぎなくらいなのでした。
ま、その辺は環境うんぬんとはあまりカンケーないのですが。
その後はビル全体を見せていただいたのですが
とにかく建物全体が環境にやさしいあらゆる工夫が施されていて
太陽熱、太陽光、コージェネレーションシステムはもちろん、
地中熱やら、デシカント空調やら、・・・。
ガス会社のビルだと、とにかくガスを使った省エネ法ばかりを取り入れてるんじゃないかと
思ってしまいそうだが、ぜーんぜん!!
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↑東西南北の4面から自然光を取り入れ、照明を節約。
写真では逆光なので暗いのですが実際はとても明るく、
オフィスも電気がところどころしか点いていませんでした。
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↑屋上庭園で夏も涼しく。
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↑静岡県産の木材のルーバーで西日を軽減。
他にも色々ありましたが、ワタシには理解できない難しいシステムのため、割愛・・・。
んで、次は富士宮の浅間神社前にある「お宮横丁」へ。
ココは富士山の地下水を利用した熱交換システムで節電をしています。
「地中熱ヒートポンプエアコン」で冷暖房をするのですが、室内機は普通のエアコンと同じ。
室外機が
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もちろん、普段はフタしてあります。
お宮横丁の中に、富士山の地下水が湧いている場所があるのですが
この水が一年中15℃くらいを保っています。
その温度を使って、お部屋を暖めたり、冷やしたりするのだそーです。
例えば、気温が0℃の時に室温を20℃にしたいと思ったら
普通のエアコンだと20℃上げなければならないけど
15℃の水の熱を使えば、あと5℃上げれば良いだけ。
そーゆーコトらしいです。
電気代は半分になるのだとか。
まだ普及していないのでエアコンの値段が高いけど、
もっと需要が増えてたくさん生産されるようになれば
通常のエアコンの値段と同じくらいになるのではないかとの事でした。
ちなみにメーカーはコロナです。
ここは湧水を使っているけど、
水が湧いてなくても、地下水の熱だけを使うので
フツーの家でも思ったより気軽に出来そうなシステムでした。
そして最後は長泉町の一般廃棄物最終処分場。
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埋立地が埋まるスピードは当初の計画より遅いのだそうです。
(あぁ、三島と逆・・・)
例えばこんな工夫があります。
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焼却炉で出た残渣(灰)を埋立地にひろげると、それが風に舞って散らばらないように
上に土をかける必要があるのですが、
土の代わりに写真のヤシの繊維でできたシートを敷くと
土の厚さより薄くすみ、時間がたてば分解して無くなるため
その分、カサを減らせるのです。
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これは木製の家具などを粉砕したモノ。
このように細かくしてから燃やせば燃料の節約に。
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こちらは色が見にくくなってますが燃えないゴミ。
燃やすことはできないのでそのまま埋め立てに。
陶器とか壊れた水槽とかビニールとか色々混じってます。
どれも、どこの家にもあるようなモノ。
「最終処分場」でこのように形のあるゴミを見るのは
何とも反省させられるような気分になる。
私たちはどれだけ無駄なモノを持ち、地球に負担をかけているのだろー、と。
ゴミの分別が細かくない三島はラクで良いのだけれど
ゴミに対する意識は低いのかもしれない。
実際に、焼却炉は痛みが激しく近い将来、
高いお金を使って修繕か作り直すかしなくてはならない。
まぁ問題は「高いお金」ではないのだけど。
破壊されてしまった環境はお金では買えないもんね。
「持続可能な社会」を目指して活動したいといつも思っているけれど
個人では具体的に何をしたら良いのだろうと
もや~~~~っとした気分になってしまいました。
今日はもう寝よう。