シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

個人店って面白い

2015年04月02日 | 地元のコト
三島市内の商店振興会のお店紹介を書いています。
取材に行って、お店の中を見たり商品を見たり
話を聞いたり、写真を撮ったりして、
それを元に文章とイラストにまとめる超アナログ(PCが苦手)なチラシです。

多くは個人経営で小さなお店なのですが取材に行くたび、
「あ~、そういう気持ちでやってるのかぁ」とか
「こだわりの商品をたくさん置いてるんだなぁ」と、そのお店を好きになる。
これはホントにお世辞ではなく「良いお店いっぱいあるなぁ」と常に感じる。

例えばオススメ商品を聞きますね。
取材なので普通に買い物する時よりもしつこく
詳しいコトやどういう風にオススメなのかを聞いたり
多少はつっこんでいくワケですが。

ひとつひとつのモノについて、一般の人は見た目と値段くらいでしか評価できない。
だけどお店の人に聞くと素材についてとか、使い勝手についてとか
メーカーや職人さんについてとか色々教えてくれる。
チェーン店のバイトの様に「そこまでは、ちょっとわかりません」とはならない。
聞けば聞くほど教えてくれる。

自分のお店で提供するモノやサービスについての「思い入れ」が強いよねぇ。

そんな思い入れやうんちくを聞けるトコロが楽しい。
それはその人の「ひととなり」が見えるからかなー。

同じモノを買うでも、ただ値段が安いからで選ぶ場合と
そのモノの物語やこだわりを教えてもらって買うのでは
手に入れた時の嬉しさが違うよーな気がする。

なんだかんだで「人」なんだよなー、結局は。

お店に行って、いつもの人がいないと
何も買わずに帰っちゃったりするコト、ありません?

このヒトから買いたい、とか
このヒトとなんやかんや話しているうちにコレ買っちゃったー、とか
なんやかんや話しただけでゴメンねー今日は買わないけどまた来るねー、とか
そんなのが個人店の面白さなんだよねー。

通販や大型店は便利だけど、
それには無いものが個人店にはありますぜ。