シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

自分の身を守る

2016年09月06日 | 色々な生き物
いやー楽しかった、おととい開催した「森の楽校」!!
主催者側ですが自画自賛(笑)
当日の様子はこちらに詳しく。前篇 中編 後編

実は7月と8月に下見に行った時はあまり虫がいなくて
どうしよう!!やばい!!いっそのコト雨降って屋内プログラムになってくれい!!
などと密かに思っていたのですが
なぜか本番では下見では見かけなかったアサギマダラが3頭もいたり、
コオロギやカマドウマも結構いて、クワコを見つける男の子もいて
更に仕掛けた罠も大漁で、スタッフにとっては予想外の嬉しい展開。

しかし、あまり会いたくない生き物にも何度も遭遇しました。
ハチが何度も近くに来たし、マムシもいました。

毎回、事前にそれらに逢った時の対処法を伝えてはいるのですが
マムシを見に近よろうとしたり、棒でつっつこうとしたり
ハチが飛んでくると走って逃げようとする子がいます。

で、そこで「離れて!」とか「動かないで!!」と言われて
その子も、周りの子も、実際に危険な場面でどうすれば良いか身を持ってわかるワケなのです。

な~~んて、偉そうに書いても
私自身、まだそれほど危機にあっていないので
参加者の皆さんと一緒に経験を積んでいくのでありました。

山になんて行かなければ、危険な目にも合わないだろうと思いきや
近所や自宅にハチの巣が!!なんてコトはしばしばある。
公園内の水辺にだって蛇がいるコトもあるだろう。

生き物じゃなくても、重なっている落ち葉が濡れると滑りやすい、とか
経験してこそわかる事がたくさんある。

野外学習の講習を受けたりすると
その目的のひとつに、子供が「生きる力」を身につける、というのがある。

別にサバイバルで生き残れるようにするってワケじゃないけど
色んな事を見たり聞いたり経験しておくって必要だなぁと思う。
自分の身は自分で守れるにこした事はない。
余裕があれば、周りの人も助けられるともっと良いよね。