シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

かわいすぎる

2018年11月17日 | 色々な生き物
先日、「森の楽校」でアニマルトラッキングをやりました。
そのせいで、しばらくの間、その辺で見つかりそうな動物のことで頭がいっぱい。
そんな私を知ってか知らずか、畑の近くでタタタッと走る何かが!!!
追いかけ回して捕まえたのがコイツ。

一回、落としてしまい、グッタリしちゃった・・・。
ゴメンよ、ゴメンよ!!!!!
なんというネズミだろう?
毛が短いので、子どもみたい。
色からするとハタネズミ、カヤネズミ、アカネズミ・・・みたいな気がするけど
ハツカネズミとか、他のネズミかもしれない。

少ししたら手の上でちょっと回復。
「もーっ!落とさないでよ!!!」と訴えています(?)

写真を撮ったあとは、そっと草地に置きました。
無事に育っているだろうか・・・。
ネズミのような小動物は、ただでさえ他の動物に食べられてしまうことが多いというのに
弱って、狙われやすくなったかも。申し訳ない・・・。

アニマルトラッキングに向けて色々な資料をみている時、ネズミやウサギが
キツネとか猛禽類に捕まっている写真を多く目にし、かわいそうに、と思いはするが
これが生態系なんだから、まぁしょーがない。

動物は、自分が幸せかどうかなんて考えながら生きてはいないだろうけど
1匹1匹ではなく、その種にとって幸せなことは、食べ物を手に入れて、子孫を残すことなのかなー。

そのためには、そういう事ができる環境を残してやることが、
人間の役割だよなぁと思うのです。

私たちは、便利とか経済が豊かになるために、とかで、いとも簡単に自然を破壊してしまう。
もちろん、私だってそうやって出来たもののお陰でとても快適な生活をしているのだけど。

だけど、よく思うのよね。
いつまで道路を作り続けるんだろう?
新しい家やマンションが日々たくさん建てられているのに、空き屋もたくさんあるんだよね。
空港って、本当に必要なところばかりじゃないでしょ?
リニアモーターカーって、出来たらみんな利用するだろうけど、
今無いからって困っている人がいるワケじゃ無い。

そんなことを、否定したいワケではないのだけれど
ひたすら発展しつづけようとしたら、その先は大丈夫なの?と心配になる。

動物のことだけじゃなく、私たち人間にとっても。

もっと便利に。
もっと快適に。
もっと豊かに。

そういう願い自体は、どれも悪いことでは無いんだよね。
だからこそ「もうこの辺で良いじゃない、もうやめようよ」
って言いづらい。

100年後の人達が今の生活をかえりみた時
どう思うのだろうか。

昔の人のおかげで、便利で快適!と思うか
なんで、未来の事を考えてくれなかったのか!と思うか。

まぁ、答えはどちらかひとつ、という事ではないだろうけど。