シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

愛しさと美味しさと心強さと

2011年05月27日 | エコな食べ物

写真のテーマは「イチゴとおっさん」
・・・そのまんまだな。

おっさんはイチゴを栽培した本人。
無農薬、無肥料を貫く自然農法で野菜を作っております。

ワタシもよく手伝いに行かされ・・いや、喜んで行っていますが(笑)
種や苗を植えて育てた野菜はやはり、とてもカワイイものですな。
ちょっとずつ大きくなって、花が咲いたり実がなったり、
かと思えば鳥や獣に食べられたりして一喜一憂。

そーゆーカワイイ野菜たちの中でも、
群を抜いて愛おしいのがイチゴです。

事実、畑では「イチゴちゃん」と呼んでいます。
「イチゴちゃん世話してくるわ~~」など。

自然農法のため、雑草がかなり生えている畑なのですが
野菜のタネや苗を植える時は、一旦耕しますので
その周りは雑草はなくなります。
(すぐ生えてくるけど)

しかしイチゴちゃんは多年草なので、実を収穫した後はもちろん、
年間を通して株が残っています。
ですから耕して雑草をキレイさっぱり失くすコトが出来ません。
ま、それはココの畑だからだろーけど。

冬の間なんかは雑草の枯草が
寒さから守ってくれていそうな気がするんですが実際はどうなんだろうなぁ。
まぁそもそも自然に近い形でやりたいとか、
畑の主には色々思うところあって雑草ボーボーなので良いのですが
春になると雑草の勢いがすさまじく、
イチゴちゃんが雑草に埋もれてしまうので
あまりにも邪魔な雑草は抜いてやります。
そして抜いた雑草を、実が付き始めると、その下に敷いてあげるのです。

まだ青いイチゴちゃんが土についたままだと、
赤くなった時にアリなどに食べられやすいのです。
で、抜いた草をクッションにしてやるとそーゆー被害を防げる。

収穫したイチゴちゃんは売っているのと比べたら
大きさは不ぞろいだし不格好だけど、味はなかなか!!

もちろん無農薬なのだから安心して食べられる!!
愛おしく、美味しく、心強いのである。
篠原涼子的なイチゴなのである。

ちなみに、普通にお店で売っているのは「イチゴ」
手をかけて作ったのは「イチゴちゃん」
1個何百円とかの超高級なのは「イチゴ様」

わかるかな~~わっかんねぇだろ~~な~~。

と、松鶴屋千とせ的な終わり方。


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