シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

そばがきとファストフード

2015年01月10日 | エコな食べ物
今日は箱根接待茶屋の森づくり協議会の新年初活動日。
山の神様に感謝する神事をしたあと、丸太の皮むきや笹刈りをしました。
そして協議会の登録団体である三島フォレストクラブの
「里山プロジェクト」から畑でとれた野菜を使った豚汁と蕎麦掻(そばがき)のおふるまい!

そばがきはこんなカンジ。

そば粉を練って丸めたモノです。
今ある麺の「蕎麦」よりもずっと古くからあったもの。
一昔前までは、わりと食べられていたようですが
ワタシは食べるのも作るのも初めてでした。

里山プロジェクトの人達が手間暇をかけて無農薬で栽培し
製粉してくれた貴重なそば粉で作り、
仲間たちと山仕事の合間に食べる蕎麦掻は
すっごく美味しい!!!!
・・・・とは、いかないまでも(笑)そこそこ美味しく、
そして、とても尊い味がしました。

翻って、マクドナルドの異物混入。

「どの工程で入ったのかわからない」という状況をニュースで見て
本来、食べ物は台所か厨房で作られるのであって
工場で作られるのは、どっかおかしいのかもしれない、と感じた。

もちろん、大量生産されて安価で便利な食品は
ワタシもしょっちゅうお世話になってはいるけれど
よく考えたら誰がどんな所でどんな風に作っているか
見る事も、知る事もないモノを口に入れているんだなぁ。
みんな1円でも安いものを求めるけれど
安いモノはどうしてそんなに安くできるのか、やっぱり理由がある。

もし、今日食べた蕎麦掻になにか入っていたとしても
いつどこで入ったのか推測できるし
取り除けば良いや、くらいで特別コワイ事はない。

ハンバーガーは注文してすぐに食べられるファストフードの代表だ。
ちなみに蕎麦や鮨もせっかちな江戸っ子が好んだファストフードなのですが
圧倒的な違いはフードマイレージでしょうか。

材料の産地も、加工している工場も遠すぎる!!
(つっても今は鮨のネタも遠くから来てるモノが少なくないんだろうけど・・・)

最近、スーパーで売ってる野菜でも
「私が作りました」って産地と生産者の顔写真と名前が載っている
シールが貼ってあったりするじゃない。
あーいう「顔の見える商売」みたいのが安心だわなー。

マクドナルドがケシカラン!!と怒るのはもっともかもしれないけど
買うにしても、作るにしても、何を選ぶべきなのか
自分の食生活を見直す良い機会だと思ってみるのはいかがでしょうか?

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